初めてオーバーグラスタイプの偏光グラスを手にしたのは、今から約6年ほど前。
ロッドやリール,ルアーなど必要な釣具もだいぶ揃ってきて、偏光グラスにも興味を持ち始めた頃だった。
最初に入手した偏光グラスは、3千円くらいのコールマンのクリップオンタイプ。
しかしコレ、買ったはいいが、もう最悪。ほぼ使いものにならないくらいだった。
レンズ周囲から光が入って裏写りして見づらく、レンズ周囲を手のひらで覆って遮光しないと機能しないほどだった。
さらにクリップでメガネのレンズに傷が付くしで・・・とてもじゃないが、偏光グラスとしてはほとんど使い物にならなかった。
特に裏写りは目が疲れるので、フレーム外を遮光できるオーバーグラスタイプが必要と実感。
そんな経緯から、4年ほど前に購入したのが、このAXEのオーバーグラス。
当時Amazonで1万円しないくらいで購入。
最初の頃は裏写りせず、それなりに水の中も見えて快適に使用していたのだが・・・
2年を過ぎたあたりからだろうか?
フレームが歪み始め、最近はレンズまで外れ、このようにレンズ周囲のコーティングまで剥がれてしまった・・・(;´Д`A
さらにテンプルのホールドが弱く、掛けたまま下を向くとすぐ落ちてしまう。
動くたびにひどくズレるので、大きなストレスを感じていた。
さらにレンズの歪みもあったのか、掛けていることで目の疲れがひどくなり、目の奥に痛みを感じるくらい不快に。
そんなことで、AXEのオーバーグラスはけっきょく3年も持たなかったわけだ。
正直、かなりぞんざいな扱いをしていたのはある。夏場でも常に車の中に入れっぱなしだったしね。
自分の落ち度は認めつつも、満足のいく偏光グラスとなると・・・やはりあれしかないかな?(・∀・)
やっぱりタレックスのオーバーグラス!「和真メガネ 藤沢店」へ
そしてとうとう、やってきました!
和真メガネの藤沢店!
お目当ては・・・
「本当のサングラスを掛けたことがありますか?」
・・・なかったです!
とうとうこの不肖ゆたりな、最高の偏光グラスを購入することを決意。
今回購入を決意したのは、タレックスのオーバーグラス。
タレックスというとこれまでは高価で手が届かないイメージがあったが、改めてタレックスのホームページで確認すると、2万円未満で手に入ることが判明。
・・・それって、意外と安いじゃん!
タレックスのオンラインショップからも購入できるが、実際に掛けてみないことには分からないし、レンズの種類も自分で納得したものを選びたい。
そこで、タレックス製品を扱っているプロショップである和真メガネの藤沢店へ。
プロショップの中でも、釣りに関してのアドバイスもできるのが、和真メガネの藤沢店。
全国に数ある和真メガネの中でも、タレックスを扱っている店舗はそうは無く、特にココ藤沢店は2階をサングラス専門にしているほど種類や知識が豊富。
だからちょっと遠いけど、藤沢まで足を運んだというわけ。
レンズカラーは「トゥルービュー」を選択
お店で偏光グラス専門のスタッフを呼んでいただき、まずはレンズの種類選びへ。
タレックスの様々なタイプのレンズを、実際に手に取って確認できる。
自分が偏光グラスをメインで使用する場面は、サーフ。
最近は朝マズメでの釣りはしなくなったが、オープンなサーフでは陽がのぼってからのまぶしさは相当なもの。
サーフフィッシングを始めた当初、早朝の暗いうちから釣りを始めて明るくなったらすぐに撤収にしていたのは、強烈な太陽光のまぶしさが耐えられなかったというのも、じつは大きな要因。
そんな耐えがたい直射日光や海面からのギラつきを抑え、ストレスを感じることなく快適に釣りがしたいというのが第一の目的。
また、たまにエギングもするので、海底の状態や藻の状態なども目視で確認したい。
ドライブでの使用も必須。ドライブで使用するなら、自分だけでなく嫁とかも使えるならなお良い。
レンズも目的に応じて様々なカラーがあるので、本当に迷ってしまう・・・(;´д`)
レンズが幾つかある中、自分なりに絞ってみたのは以下の3つ。
まずはタレックスレンズの中でも、最もナチュラルに見えてオールマイティに使える、トゥルービュー。
※出典:タレックスHP
ただ、レンズだけをみると色が薄いので、まぶしい光を通しやすいんじゃないかなとは思っていた。
そして2つ目は、マズメ時や曇天などのローライトでも、水の中のボトムの形状も明確に出るというイーズグリーン。
※出典:タレックスHP
こちらはグリーンということで、日中の強い日差しも遮光できそうだし、目に優しそうな印象。
さらにもう一つは、イーズグリーンと同様、水の中がシャープに出るというアクションコパー。
※出典:タレックスHP
これまで使っていたAXEの偏光グラスは、このアクションコパーに近い色だった。
この3つを実際に通してみると、後者の2つは色が強く、自分にとっては違和感を感じるほどだった。
トゥルービューの外観は薄い色の印象だったが、実際に日差しの強い外に出て掛けてみると、色合いが自然で、強い光は確実にシャットアウト。違和感をまったく感じなかった。
このトゥルービュー、実はタレックス独自のレンズカラーで、色の三原色を忠実に再現。特許も押さえているとのこと。
もう一つ、アングラーに人気のトゥルービュースポーツ。
トゥルービュースポーツはトゥルービューにブラウン系の色を若干加え、よりコントラスト性能を重視したレンズカラー。
実際に自分の目で見ると、イーズグリーンやアクションコパーほどではないものの、やはり色味がどうしても気になる。
そう考えると、トゥルービューが最も無難でオールマイティに使えるので、初めに選ぶならコレかなと。
2つ目以降は、利用用途に応じて他のレンズカラーを選ぶというのが良いだろうけどね。
ということで、この不肖ゆたりなも、今回はトゥルービューを選択。
フレームカラーはマットブラックを選択
オーバーグラスのフレーム色も、プロショップに行けば選ぶことができる。
いろいろある中でも、まずは初めてということで色調が落ち着いたマットブラックを選択。
さぁこれで決まった。
あとは入手するだけだが、セッティングには数時間掛かるとのことだったので、周辺でぶらぶらと暇つぶしをした後、再度引き取りに。
とうとう入手!タレックスのオーバーグラス!
そして、入手。
キタ!
“POLARIZED LENS BY TALEX”!
ウ〜ン・・・レンズ越しの色は、とても自然。すばらしい!
タレックスオーバーグラスの適合メガネサイズ
タレックスオーバーグラスに適合するメガネサイズは、横幅は133mm, 高さは40mmまで。
メガネの形状によってはおさまらない場合もあるので、自分のメガネが適合サイズ内であっても、やはりお店で試着すべきだろう。
自分のメガネは、充分適合範囲内。
メガネをオーバーグラスに合わせると・・・
こんな感じ。
まさにピッタリ!
購入後、ドライブで実際に掛けてみた
帰りに早速、入手したオーバーグラスを掛けて運転してみた。
この日は晴天。日差しもかなり強い。
オーバーグラスを試すには絶好の日和。
実際に掛けてみると、オーバーグラスだからといって重量感はそんなに感じない。
メガネを2つ掛けているという感覚すらないくらい。
ホールド感も良好。
頭を振ってもズレることはないし、長時間着用しても耳の裏が痛くなることもない。
偏光レンズ越しに見ても、色の変化がほとんど無く、まったく違和感を感じない。
フレームの横からの光の侵入を完璧にシャットアウトできているので、裏写りなんて皆無。
さらにトゥルービューレンズの自然な色合いも加わり、レンズ越しの景色が鮮明に見えて、ほんとうに気持ちがいい。
長時間掛けていると装着しているのを忘れてしまうほど、ナチュラル感が心地よい。
逆に長時間掛けた後に偏光グラスを外すと、強烈な眩しさを感じ、白けた景色となる。
それくらい、薄い色のトゥルービューでも、確実に余計な雑光をカットできている。
ストレスフリーで、もう快適感がまるで違う。
やっぱり、思い切って買ってよかった!(≧∇≦)
釣りに、ドライブに。メガネユーザーはタレックスのオーバーグラスを
とはいえ、買ったばかりなので、良いのは当たり前。
問題は、長期使用でどれくらい快適性を維持できるか?
これからはサーフでの釣りやエギング,直近で予定している富山のホタルイカパターンの朝マズメのローライト時の釣りでも試し、改めてインプレッションを追加する予定。
ちなみに、タレックスのオーバーグラスはタレックスのオンラインショップからでも注文が可能。
タレックスのオンラインショップから購入すると、オーバーグラスはTALEXオリジナルケース付属なので、それなりのお得感。
しかし、きちんと試して買った方が良いから、お店での購入が絶対におすすめ。
お店で購入すれば、店舗によってはなんだかんだで割引がきいたり、ハードケースがもらえたりといったサービスも受けることができるしね。
せっかくタレックスを購入するのであれば、ぜひ納得した形で購入するようにしましょう。
・・・
そして、和真メガネで出来上がったタレックスを受け取る際、お店のスタッフに言われた一言。
「大切に使ってください」
・・・大切に使わせていただきます!
【タレックスのオーバーグラス使用 その後】
【1年後、2本目の偏光グラスを購入】
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