オレ的ルアーシリーズ、続いては本ブログでは既にお馴染み、オレの中ではショアスローのド定番、ダイワのヒラメタル。
ショアスロー記事として既に過去に何度も掲載しているので、下記の過去ログもご参照あれ。
こう見ると、試行錯誤の過程がよく分かるな・・・ ↓
2014.07.30 ショアスロー1: ジグについて
2014.07.31 ショアスロー2: アクション
2014.08.09 ショアスロー3:フックセッティング等
2014.08.23 ショアスロー4:ジグのパフォーマンス
2015.07.21 朝練:ショアスローアレンジ
2015.07.26 ショアスロー用アシストフック自作:変更点
2015.10.06 ショアスロー:根掛かり回避考察
2015.10.23 ヒラメタル : オレ的攻略法(前編)
2015.10.24 ヒラメタル : オレ的攻略法(後編)
2015.11.08 ショアスロー根掛かり対策結論 (他、オーバル入手ネタ)
2015.12.16 ショアスロー:現時点での結論(^^)
最初は、アンリパのスローブラットキャストが発表されたのをきっかけにショアスローを試してみたいと思っていたのだが、なかなかスローブラットキャストが発売されなかったので、ショアスローに使えそうなジグを捜していたところ、形状がスローブラットキャストと同じ、左右非対称デザインのヒラメタルに目を付けたのがきっかけ。
しかしこのヒラメタル、実際に使ってみると、他のショアスロー用ジグと比べても、ダントツの性能の高さを実感。それ以降は、ヒラメタルをメインに、フォローでスローブラットキャスト(スリム)をショアスローに用いている。
スローブラットキャスト(スリム)は、ゼブラカラーを好んで使っているだけで、ヒラメタルに関しては、オレの中で最も評価が高い。
ヒラメタルが傑出している理由
ヒラメタルの場合、左右非対称で裏面のみホロシート,表面は多面形状のため、フラッシング効果が半端ない。
ヒラメタルはリアウエイトなので、飛距離もピカイチ、泳ぎもユラユラ、落としてもキラキラ・・・ヒラメタルはトータルバランスの良い、非常に完成度の高いジグだと思う。ネットを徘徊していると、ヒラメ用と謳っているジグでヒラメタルの評価はあまり見かけないが、オレ的にはもっと評価されるべきルアーであると思う。
そんなヒラメタル、フックが標準装備されていないので、ショアスローを始めた頃からいろんなフックセッティングを試してきたが、現在はこの形で落ち着いてはきている。ご近所サーフは根掛かりが半端ないので、フロントのアシストフックは無し。リアのシングルフックのみ。
現在のフックセッティングはタコベイトを付けているので、「炎月と同じじゃん!」と思うかもしれないが、そーではない(つもり)。
皆がやっている流行りの「炎月カスタム」みたいに、タイラバモドキにやたらとチラシのフックやタコベイト,ラバースカートをいっぱい付けることはしない。あれ見たとき、「なんかえげつないな・・・。」と思っていたのは、オレだけかね?
あれだと、確かにアピールは効果的かもしれないが、バイトが甘く、バラシが多いのではないだろうか?違うか?
バラシが多いから、チラシのフックを複数付けてバレを防ごうとしてるのではないか?図星かね? Σ(・ω・ノ)ノ!
チラシフックやラバースカート等いっぱいつけているから、キャスト時に空気抵抗が大きいため、飛距離が出ないのではないだろうか?どうかね?
更にそんなゴタゴタ付けているから、何気にコスト高になっているのではないかね?そこの君! Σ(゚Д゚)
ちなみに、ヒラメタルでのオレのフックセッティングの場合、考えるポイントは3つ。最大限の飛距離とアピール,コストパフォーマンス。
最初の頃は、フロント2つ,リア1つのフックセッティングで、とにかくヒラメの体のどこでも掛かれば良いと思っていたが、やはり最もバレにくい掛かり方は、しっかりと口の中へのフッキング。
ジグの場合、バイトがフロントかリアかという議論になるが、ショアスローの場合、フォール中のバイトがほとんどであることと、過去の(とっても少ない)釣果データではリア側のフッキングが大半であるという事実から、フッキング頻度の低いフロント側の2本はコストの割には貢献度が極めて低いと判断。
更に根掛かり要因と飛距離に影響を与える要素を極力排除するため、フロント2本は削除。完全にフロントのバイトは捨てた。
しかし、過去のデータでは貢献度は低かったとはいえ、フロントへのフッキングした実績も少なからずあるのは事実。そこで更にリアへのバイトを集中させるため、バイトマーカーとしてタコベイトをリアフック1本へ取り付けたわけである。
タコベイトも何でもいいかというとそうではなく、やはり飛距離を犠牲にすることがないよう、空気抵抗が少ない適度な大きさのタコベイトを厳選。それがゼスタのシラスベイト。
これはオフショアからのスローピッチジャーク用ではあるが、大きさ的にもショアスローにちょうどいいし、オレの好きなゼブラカラーがあるので、敢えてこれを好んで使っている。値段も手ごろだし。
このセッティングであれば、ヒラメタルだけでなく、センターバランスであるスローブラットキャスト(スリム)でも飛行姿勢を乱さずに、キレイに飛んでいくことができる。
ちなみに、リアバランスのヒラメタルならば、これにラバースカートを付けても飛行姿勢はまだ安定しているが、センターバランスのスローブラットキャスト(スリム)の場合、けっこう飛行姿勢が乱れ、クルクル回って失速することが多い。多少のアピールUPも必要であるが、飛距離に悪影響を与えない程度のアピールに留めておくのが、サーフでの釣りでは重要と考えている。
また、オレの場合、ジグのウレタンコーティングや熱収縮チューブによる表面コーティングは一切しない。理由は、「めんどくさい」,「着底感が鈍くなる」,「飛距離が落ちる」,「フラッシング効果が落ちる」の4点。
スローブラットキャストもそうだが、ヒラメタルは結構しっかりとした塗装なので、そうそう剥がれることはない。まぁ、ヒラメタルはハゲハゲになっても普通に釣れるので、気にしないがね。
更にヒラメタルによるこのセッティング、フォールの釣りにとどまらず、リトリーブの釣りでも効果を発揮する。
このセッティングでヒラメタルをスローリトリーブするだけで、ジョイントミノーのようにゆらゆらと艶めかしい動きをするのだよ!前にあるヒラメタルからの水流を受けて、タコベイトもゆらゆらと泳ぐことでアピールがUP。
ヒラメタルの使い方
このヒラメタル、通常の条件では、遠投→着底後、ショアスローの要領でリフト&フォール。
風が強く、フォールの釣りが思うようにできない条件では、ヒラメタルを着底させてからスローリトリーブするだけでも良し。結構スローでもゆらゆら泳ぐ。特にスローリトリーブのみで使用するならば、ヒラメタルの40gが良い。30gだと、浮き上がりが早いので。
リフト&フォールがしずらい岸際のブレイクを攻めるときは、スローリトリーブで誘うも良し。
青物のナブラが見えた時は、着底させずに表層を攻めるも良し。
ヒラメタルをはじめとしたショアスローで、過去にヒラメ,マゴチをはじめ、サバ,ホウボウ,カサゴ,カマス・・・珍しいものでシロギス,ワニゴチ・・・タコもけっこう掛かるが、底にへばりつかれ・・・エソに関しては5連発・・・ラインブレイクで逃しはしたが、ブリ(おそらく)も掛けたことがある。
このヒラメタルだと他にも、青物,ハタ類,サゴシなんかも釣れるでしょうね。今後狙ってみたいが。
シーバスも狙ってみたいのだが・・・まぁこれもいずれ釣れるでしょう。
もうそろそろ、良いタイミングで釣りをしたいのだが・・・やはりしばらくはデイゲーム中心になりそうだな。
まぁ、それでも釣る気満々ですがね。
ヒラメタル、是非とも使ってみてはいかがかな?
コメント
こんにちわ~
大変勉強になります!!
もう少ししたら、ショアジギでヒラメタル
投げ散らかしたいです!!
kinchan.719さん、こん〇〇は!
この2年程、いろいろ試した結果ですので、これを機にkinchan.719さんなりの攻め方を確立していただければ幸いです。
オフショアのスローピッチのように、いろんな魚が釣れると思いますよ!
ヒラメタルこれもグッドなメタルジグですね。
ただ私にとっては、お値段がお高い!!
ロストしたときの精神的ダメージが大きいです。
いくつ殉職させてしまっただろう?
したがって私も試行錯誤をして
最大限の釣果を引き出せるフック設定を確立したい
とおもっています。
先に言っておきますが万が一ゆたりなさんと
同じ設定でブログに載せていたとしても
それは・・・偶然ですから!!
パクッたとか言わないで(笑)。
ブースカさん、どーもです!
ウチの方ではヒラメタル、既に600円で売っているところがあるので、まとめ買いしちゃいました!
あと、フォールごとに着底させていないので、根掛かりは少なくなりましたね。
とはいえ、油断すると根掛かりしますが。
ブースカさんが載せたとしても、パクったとは思いませんよ!
別に私のオリジナルと思っておらず、考え方の過程を示したかっただけですからね!