タレックスのオーバーグラスを購入して半年ほど経過。
選択したフレームはマットブラック、レンズはトゥルービュー。
最初は釣りが目的で購入したタレックスのオーバーグラスであったが、ドライブ時でのあまりの快適さに、ドライブ時には手放せなくなってしまった。それほど快適なのよね。
» タレックスのオーバーグラス!釣りやドライブに本物の偏光グラスを!
もちろん、ご近所サーフでの釣りの時も欠かせないのだが、それ以上にドライブでの使用が思った以上に快適であることに気づかされた。
そこで今回は、ドライブでの使用を中心に、タレックスのオーバーグラスを半年間使用して実感したことや気付いたことをオーバーグラスフレームとレンズとに分けて解説。
さらにお手入れや取り扱いの注意事項などについても解説。
タレックスレンズを検討している人や、オーバーグラスタイプの偏光グラスを検討している人への参考になれば良いかなと。
オーバーグラスの使用感
使用しているのがマットブラックのオーバーグラス。その使用感を率直に述べてみたい。
着用したときの違和感を感じない
オーバーグラスとなると眼鏡を二重に掛けることになるが、タレックスのオーバーグラスは着用したときの違和感はほとんど感じない。
ホールド感が強いフレームだと、しばらく着用していると耳の裏あたりが痛くなるのだが、そういったことは全くない。
だからといってホールド感が弱いかというと、決してそんなことはない。眼鏡の上から二重に掛けていても重さも気にならず、頭を大きく振ってもズレることもない。適度なホールド感で掛け心地は非常に良い。
長時間のドライブでも全く違和感を感じないので、ドライブ中に気になって目元を触ることが無いほど。
もう掛けていることを忘れてしまうと言っても過言ではない。
車をバックする時も考えると、クリアフレームのオーバーグラスが良いかも
ただし、そんな快適なオーバーグラスであっても、使用していると気付く点が。
今回のオーバーグラスのフレームは、マットタイプのものを選択。
マットタイプのフレームは通常の運転時は全く問題ないのだが、車をバックする際に後ろを見るときは横の視界が制限される。駐車場などでバックする際は、オーバーグラスを外して後ろを確認した方が良い。
バックする時のことまで考えるのであれば、マットタイプではなく、クリアタイプのフレームを選択した方が良いかも。
まぁ、バックモニター付きの車であればマットタイプのフレームであっても全く問題ないだろうが、バックモニターに頼らずに目視で後ろを確認する人はクリアタイプのフレームを選択した方が良いと思うよ。
『トゥルービュー』レンズの使用感
使用しているレンズは、汎用性が高く、タレックスでは定番のトゥルービューを使用。
色合いが自然
今回のレンズはオールマイティに使えるトゥルービューを選択したが、色合いが自然なので、掛けていてもストレスや違和感を全く感じない。
妙な暗さを感じることも無いので、夜間でも街灯の多いところを走行しても外し忘れていることも。
実は曇天の時ってけっこう光が多いのだが、トゥルービューを掛けるとまぶしさをカットしつつ、曇りのローライト時でも視界に違和感を感じることが無い。
比較的オールマイティに使えて、掛けた時の違和感を感じないのが、トゥルービューの大きな特徴だね。
晴れた日の青空と緑が鮮明に見えるので気分が良い
カラッと晴れた、気持ちの良い晴天の日。
そんな日は裸眼だと全体的に白みがかった景色に見えるのだが、トゥルービューを通すとコントラストがはっきりするので、青空や緑がとても鮮明に見えて、とても気持ちがいい。
晴れた日のドライブや散歩がこんなにも気持ちがいいことを改めて認識できたのは、トゥルービューのおかげと言っても過言ではない。
特に緑の多い山間部でのドライブであれば、周りの緑と同調する『イースグリーン』のレンズが良いかも。緑をさらに鮮明にするので、さらに気持ちの良い快適なドライブができると思うよ。
トンネルの中に入っても全く違和感なし
偏光グラスをかけてのドライブで気になるのが、トンネルの中。
トンネルの中に入ると急に暗くなるので、トンネル内では偏光グラスを外すという方も多いと思う。
トゥルービューならば急にトンネルに入ってもほとんど違和感を感じない。急に視界が暗くなるような印象もなく、適度に見えているので、掛けたままでも何も問題ない。
トンネル内どころか、ドライブ中に夕方から暗くなってしまったときでも外すのを忘れてしまうほど。それほど暗い中でも違和感をほとんど感じない。
逆に対向車のハイビームのライトや、最近ではLEDライトが多くなったが、こうした強い光でも眩しさを感じないで済む。実は夜でもトゥルービューなら意外とイケちゃう。
もちろん、光量の少ない夜間のドライブにも対応できるタイプのレンズ『モアイグレー』もある。モアイグレーのレンズを夜間ドライブ専用に持っていれば尚よいと思う。
朝日や西日が強い時は『トゥルービューフォーカス』が良いかも
そんなオールマイティのトゥルービューのレンズだが、さすがに朝日や西日が強烈なときはトゥルービューでもちょっと厳しい。
直射日光はひさしで遮りさえすればトゥルービューのレンズでも問題ないが、視界が遮られるのでひさしをするのが嫌な方にとってはトゥルービューでは足りないかもしれない。
朝日の強い時に車で通勤する人や、西日が強い時に帰宅するような人には、トゥルービューより色合いの強い『トゥルービューフォーカス』が良いかもしれない。
タレックス使用の思わぬ効果
そして、ドライブ時にタレックスの偏光グラスを使用して思わぬ効果も体感。
対向車にいる運転手の状態が鮮明に見える
タレックスを掛けていると、フロントガラスの反射を抑えることができるので、対向車にいる運転手の表情を鮮明にとらえることができる。そこで危険を素早く察知して事故を防ぐことができたのを何度か経験した。
けっこうよそ見をしていたり、スマホを見ながら運転しているなんてドライバーも多く、もらい事故なんてのも起こりかねない。
そんな時にドライバーの表情や状態を確認できるというのも、大きな効果であると実感した。
曇天時も快適
正直言って、曇天時にまで偏光グラスって必要ないかなと思っていたが、タレックスを使用することで曇天時もかなり雑光が多いということに気付かされた。
特に偏光グラスを曇天時に掛けた時と外した時を比べるとよくわかる。偏光グラスを外すと意外と曇天でも眩しいことに気付くはずだ。
だから、気持ちに余裕を持ってドライブができる
そのため、タレックスを使用してドライブすることで、落ち着いて気持ちに余裕をもってドライブできる。
快適度が高く、情報量が多いことで、ドライブ時の安全性が高まるんだろうね。
気持ちに余裕ができるからこその安全運転。そんな気がする。
タレックスのお手入れ
タレックスのオーバーグラスが常に高いパフォーマンスを発揮するためには、日頃のお手入れや保管がとても大事。せっかく良いものを手に入れたんだから、大事に扱いたい。
下記は、眼鏡店に勤務しているというフォロワーさんからお手入れの方法や取り扱いについて教えてもらった内容。教えてもらってからは、タレックスに限らず、通常の眼鏡もこのように扱うようになった。
- 汚れても乾拭きせず、水洗いを心がける
- 眼鏡店にある超音波洗浄機に絶対かけない
- 車内常置しない
タレックスのレンズはフィルムの層になっているので、超音波洗浄機に掛けると層に隙間ができるため、劣化が早まる。
摩擦や熱も劣化を早めるので、乾拭きは極力せず、夏場は社内に置きっぱなしにはしない。
そして、水洗いする際には、フィルムへの負荷が掛からぬよう、必ず中性タイプの食器用洗剤で洗っている。
せっかく良いものを買ったのだから、上記の取り扱いを守って、今後も大事に使っていきたい。
まとめ
タレックス以外にも良い偏光グラスはあるのだろうが、いろんな偏光グラスを試して満足したことが無いという人は、まずはタレックスのトゥルービューから試してみることをお勧めしたい。
そして、オーバーグラスであっても、できればタレックスのプロショップで試着することをオススメしたい。タレックスのホームページから全国にあるプロショップを探すことができるので、お近くのプロショップへぜひ行ってみよう。
どうしても近所にプロショップが無いという人は通販で購入するのもアリだが、フィッティングも含め、専門のスタッフからの説明を聞くことで納得感が全く違うはず。
また、タレックスに限らず幅広いフレームデザインを求めるのであれば、Zequeブランドから探すなんてのもアリ。オンラインストアからでも試着による返品,交換が可能(初回のみ送料無料)なので、試着できるようなプロショップが近くにない方でも利用しやすいよね。
もともとは釣りのために購入したタレックスのオーバーグラスであったが、今はドライブ時は欠かせない。それほどの必須アイテムとなっている。
タレックスのオーバーグラスならば価格も20,000円程度。これくらいの価格であれば安い買い物だと思う。
この満足感は実際に体験しないと理解できないかもしれないが、少しでも興味があるのなら絶対に買った方が良いと思う。
後悔しない逸品だと思うよ!
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