例年では2月中旬ごろから始まるのが、シマノのスピニングリールオーバーホールキャンペーン。
このキャンペーン中にリールをオーバーホールに出したことはないが、シマノのオーバーホールキャンペーンでは工賃が半額になるだけでなく、先着順でちょっとしたシマノオリジナル製品のプレゼントが付くので、お得感は充分。
そして2020年である今年。
2月末時点で、オーバーホールキャンペーンが始まる気配が見られない。
コロナウイルスの影響で海外からの部品調達がままならないのか?営業活動を控えているのか?
シマノの本意は定かではないが、3月11日現在も始まる気配は無い。
オーバーホールキャンペーンを待ちきれずツインパワーXDを出してきた
不肖ゆたりなが所有しているツインパワーXD4000XG。
一昨年秋ごろにオーバーホールに出して以降使い続けてきたが、1年経過した辺りからだろうか。
不具合というほどでは無いのだが、ゴリ感までいかない「コリコリ感」とでも言うのだろうか?そんな症状が出てきた。
そんなに気になるほどでは無いのだが、末長く大切に使っていきたいので、初めてのオーバーホールキャンペーンを利用しようかと思っていた。
しかし、2月末まで待ってもなかなか始まってくれないので、待ちきれずオーバーホールへ。
前回同様、標準的なBコース(上限10,000円)を選択。
この程度なら、もしかしたらギアのグリスが落ちているのか、ベアリングの回転不良による交換くらいで済むのかとも思っていたのだが・・・
【ツインパワーXD】オーバーホールの結果
そんなツインパワXD 4000XGのオーバーホールの結果は・・・
いつも思うのだが、リールの不具合で表現する「ゴリ感」や「ゴロツキ」というのは、具体的にどういった状態のことをいうのだろう?
いつもオーバーホールに出すたび、どう表現していいか考えてしまうのだが。
ピニオンギアとドライブギアの交換
あのコリコリ感を「ゴロツキ」というらしいが、あの程度でもピニオンギアとドライブギアの交換になってしまうようだ。
ベアリングの方は問題なかったらしい。
見たところ、どこにキズがあるのか分からない・・・
摩耗と言われても、現品見てもよく分からない・・・
なかなか難しいとは思うが、摩耗やキズの具合が分かるような写真なんてあるといいんだが。通常部品との比較写真なんてあれば納得感があるのだが。
いつも交換された部品を見て感じるのだが、「別にゼンゼン使えそうじゃね?」的な。
前回同様、ラインローラーセットは無償交換
そして、前回のオーバーホール同様、ラインローラーの異音のため無償交換。
無償交換で交換されたパーツは手元には戻ってこない。
今のベアリングとの一体型のラインローラーになってから、シマノのオーバーホールに出せばこのラインローラーのパーツは必ず交換してくれるのかもしれないね。
ラインローラーの箇所って不具合が出やすい箇所だからさ。どうなんでしょ?
オーバーホール後は・・・信じられないくらいしっとり滑らか!
オーバーホール後のツインパワーXDを回してみると・・・
おぉ、しっとり滑らか! (゚∀゚ )スバラシイ!
新品同様の巻き心地になって戻ってきた!素晴らしいっ!
この巻き心地なら文句なし。
ギア部分にグリスをべったり塗りたぐればこのしっとり感は出るというブログもよく見かけるが、どうなんでしょうね?
もし将来、自分でオーバーホールできるようになったら確かめたいところだが・・・当分はないでしょうね。
自分でオーバーホールできる人へ
自分でオーバーホールできるなら、カスタムパーツ販売でおなじみのヘッジホッグスタジオを利用すると良いかも。
ダイワ,シマノの純正パーツの取り寄せが可能になったので、カスタムパーツやメンテナンスツールと一緒に購入すれば、5,000円以上で送料無料。
10,000円以上でさらに代引き手数料も無料となるので、その分お得にリールをグレードアップできるね。
» ヘッジホッグスタジオ
今はラインローラーのメンテナンスくらいしかできないけど、近い将来、自分でオーバーホールできるまでにはなりたいね。
少しでもストレスを感じたらすぐにオーバーホール!
頑丈さを売りにしているツインパワーXDが1年ちょっとでゴロツキが出るのは早すぎるか相応なのかの議論は置いといて、リールで少しでもストレスを感じたらすぐにオーバーホールに出した方が良いね。
ちょっとのストレスを長く感じながら釣りするのと、一気にストレスから開放されて釣りするのとでは、モチベーションも違うと思う。
オーバーホールでこんなしっとり感を得られるのなら、もう一つのレアニウムもオーバーホールに出しちゃおうかな!
それはそうと・・・ホントに今年のオーバーホールキャンペーンは・・・ないのかな?
コメント
ゆたりなさん、こんにちは。
XDをオーバーホールに出したんですね!?
私が何年か前に15ツインパをメーカーに出した時も、
使用3か月にも関わらずラインローラーは無償取替でしたので、
シマノに出すと、無償で付いてくるサービスなのかもしれません。
シマノにオーバーホールしてもらうのは、かなりお得感がありますね。
そう考えると、自分でオーバーホールするのは、
『グリス・オイル・ベアリングなど、この製品が使いたい!』とか、
『自分好みの巻きにしたい!』など、趣味の領域に留めておいた方が良いと
身に染みて理解しました!
ドライブギヤとピニオンギヤの交換だったとのこと。
私の14ステラは自分でオーバーホールしたことにより、素晴らしい巻き感に
なりましたが、少しざらつき感が残っています。
このざらつき感はドライブギヤの使用によるアタリが原因だと考えています。
このアタリは当初、触っても摩耗等によるへこみは感じませんでしたので、
『この位なら許容範囲だろう』と考えていました。
ですが、どんな良いグリスを使っても消えず、リールの繊細さ・人の感性の鋭敏さに
驚いています。
確かにグリスをたっぷり塗れば軽減されますが、軽快さは失われてしまいます。
新品の巻き心地に戻すなら、ドライブギヤとピニオンギヤの交換は必須という事が
分かりました。
ゆたりなさんの『1年ちょっとで・・・』というお気持ちはわかりますが、
使用頻度によりますが、私のリールを見た感じ、
『あの程度のアタリで巻き感に影響するのか!?』という感じで、
ギヤという機械部品としては過酷な条件だと思いますよ!
ですので、ギヤとしては問題ないレベルのアタリです。
巻き感を気にして交換するか?は、ユーザーの選択になるかと思います。
長文で失礼しました。
またよろしくお願いいたします!
トモさん、コメントありがとうございます!
ほぅ・・・そうなんですね。私自身が内部をいじった経験が無いため、このような体験談を教えていただけると、とてもためになります。
確かにギアの嚙み合わせ部分にかかる負荷は、かなりのものだと思います。そしてハンドルを通して最も敏感な指先で感じるわけですから、「リールは繊細な精密機械」と捉えたほうが良いんでしょうね。
今回のツインパワーXDであまりに気持ち良い滑らかさに戻ったため、もうひとつのレアニウムも続けてオーバーホールに出しました。
レアニウムの方は直近のオーバーホールから4年ほど経過しており、ちょっとガタつくかな程度で目立った不具合は無いのですが、どのくらいの巻き心地になって帰ってくるのか楽しみです。
一昨日のオフショアでツインパワーSW6000が急にゴロゴロ感が出てきました(-_-;)
購入したのは昨年なのですが、あまり出番が無く10回も使用していません。
なのに、なんで?
との思いで昨日SHIMANOさんへ電話しましたが、なんとも歯切れの悪い対応でした。
とりあえずオーバーホールしかないかなとは思っているのですが、キャンペーンなんてあるのですね♪
またSHIMANOさんへ電話してみます。
イイ情報ありがとうございます(__)
チンパパさん、ツインパワーSWですか!
10回も使用していないのに不具合が出たんですから、そりゃぁシマノも歯切れ悪いでしょうねぇ・・・(´Д`)ハァ…
オーバーホールキャンペーンは毎年2月ごろにあるのですが、今年は結局2月にはありませんでしたね。コロナウイルスの影響でしょうか。
今年はキャンペーンが無いと諦め、もう一台オーバーホールに出しちゃいましたよ・・・先日オーバーホールから帰ってきたツインパワーXDの巻き心地があまりに良かったもんだから!
今、SHIMANOさんへ聞きましたら、今年のオーバーホールキャンペーンはないそうです。
チンパパさん、さっそく有用な情報をご提供いただき、ありがとうございます!
やっぱりですね・・・あくまでもキャンペーンなんで、毎年やるとシマノは言ってないわけですからね。コロナウイルスの件もあるため、当然でしょう。
是非ともこの情報を本ブログでそのことを皆さんにお伝えしたいと思っていますが、よろしいでしょうかね?
もちろん構いません。
いつも情報ありがとうございます(__)