偏光サングラスとファッションサングラスの違いとは?機能の違いから見分け方まで解説


相変わらずハマってます、タレックスレンズ!


▼参考記事

ちょっと前までは偏光グラスなんて自分には縁のないものだと思っていたのに、こんなにもハマるとは。

まぁ「持っても安物で充分」と最初の頃は思っていたのが、今や腐ってもタレックスユーザー。

しかも通常用とローライト用で2つも。

最初は釣り目的で購入したが、もう見えるものすべてが鮮明で気持ちがいい。

特にドライブや外出時の使い心地の良さは、予想以上。外出時は完全に手放せなくなった。

そんな感動もののタレックス偏光グラスだが、興味のない人にとっては「サングラスなんて、どれも同じ」と思っているだろう。

それこそ、「レンズに色がついてりゃぁサングラス!」なんて、簡単に思っている人もいるだろう。




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サングラス,偏光グラスが持つ機能

まずサングラスと偏光グラスの違いを語る前に、これらに備わっている機能の基礎知識について。

メガネ店のHPなどにも詳しいことが書かれているが、専門的すぎて分かりづらいことも多い。

消費者庁HPからもサングラスの定義がなされているが、専門用語まで入ると分かりづらい。

そこでまずは、専門的な細かい説明は置いといて、多少は大ざっぱな説明だが分かりやすいよう解説したい。

紫外線とレンズ色の濃さは関係ない

まずは紫外線カットレンズカラーの濃さについて。

紫外線カットはレンズカラーの濃さとは関係がない。
そもそも、まぶしさを感じる光(可視光線)と紫外線とは、まったくの別物

濃い色のサングラスなら紫外線もカットできると勘違いしている人も多いが、それは誤り。

特に数千円程度のなんの表記もない、いわゆる「ファッションサングラス」と呼ばれるものには、単純にレンズに色が付いているだけのものも多い。

それでも「まぶしさがなくなれば、安いものでも充分!」と思う方も多いだろうが、その考えはとても危険。

目には分かりづらいが、紫外線は皮膚や眼球にダメージを与える攻撃性の強い光。

そのため、色が濃いだけで紫外線カットできないサングラスは、光が少なくなることでより瞳孔が開き、より多くの光を取り込もうとする。

そんな開いた瞳孔に大量の紫外線が入ってしまうとどうなるか?

長時間紫外線を浴び続けることで瞳が大きなダメージを受け、最悪の場合は白内障になりかねない。

「安物買いの銭失い」どころか、目の健康を害することにもなるので、そこは注意しよう。

そして、レンズへの紫外線の透過具合を示す数値が、「紫外線透過率」

紫外線透過率が低いものほど、紫外線除去性能が高いレンズとなる。

色の濃さでまぶしさを抑える

レンズの色を濃くすることで、レンズから入る光の量を抑えることができる。

先程の紫外線の説明であったように、まぶしさを抑えるだけであればレンズカラーを濃くすれば良い。

ただしそれではレンズを通した全体の光量を抑えるだけで、ガラスや水面からの反射光などの不快に感じる「雑光」を選択的に除去するわけではない。

確かに、レンズカラーを濃くすれば全体の光量は抑えられるが、そのぶん、トンネルなどの暗い場所に入ると暗すぎて見えにくい。

そんな光を通す度合いを示すのが、「可視光線透過率」

可視光線は目に見える光のことで、可視光線透過率はレンズが光を通すのを割合で示す。

例えば、可視光線が0%であれば、レンズのカラーが濃く光をまったく通さない。逆に可視光線が100%であれば、レンズカラーは透明で裸眼と変わらない見え方となる。

雑光の除去は偏光膜

先程の説明にも出ていたが、「雑光」とは、ガラスや水面,雪などから反射した光。

つまり、物を見る上で必要以上の光のことを指す。


いろんな角度からの雑光が加わると、逆に物が見づらくなったりまぶしさを感じる事になる。

そんな様々な角度からくる余分な雑光をカットし、物を見るために必要な一定方向の光のみを通すのが偏光膜というもの。

偏光膜は、窓に取り付ける日除けのブラインドとまったく同じしくみ。
ブラインドと同じ効果を、分子レベルで可能にしたのが偏光膜と思っていただければ間違いないだろう。

偏光グラスはこの偏光膜を採用しており、ブラインドと同様に横方向に格子を設定することで光の反射をカットするようになっている。

ここで「なぜ横方向に格子を設定するのか?」ということに疑問を持つ人もいるだろう。

横方向に格子を設定している理由、それはものを見る上で支障となるのは、上下方向からの光だから。


例えば、日差しの強い太陽からの光は上から


そして、ギラギラの水面からの反射は下から

雨の時の道路からのギラギラも下から。

横からの光も無くはないが、ものを見る上で支障となる光は極めて少ない。

この説明で分かりづらいのなら、試しにご自宅にあるブラインドを90度回転させて縦方向に設置してみるとよい。
上下方向の光がどれだけ影響しているかがよく分かるはずだ。

このように偏光グラスは、偏光膜によって上下方向の雑光をカット、水面や車のフロントガラス表面などからの乱反射をおさえ、レンズ越しに見える景色の輪郭をシャープにする効果がある。

この偏光膜の性能を数値であらわしているのが、「偏光度」

偏光度の数値が高いほど、雑光をカットする効果が高いことを示す。




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偏光グラスとサングラスの違い

サングラスと偏光グラスを混同している人が多いが、これまでの説明でも明らかなように、この2つは別物。

ただ、単純にレンズに色が付いているものを総称して「サングラス」と呼ぶこともあるし、逆に偏光グラスを「偏光サングラス」と表現をしていることもあって、混同している人も多い。

偏光グラスとサングラスの違いは、通常は下記のように認識しておけば大丈夫だろう。

・サングラス : まぶしさを抑える(偏光膜なし)
・偏光グラス : まぶしさを抑え、より見えやすくする(偏光膜あり)

ちなみにここでは、偏光機能のないサングラスを「サングラス」、偏光機能を持ったサングラスを「偏光グラス」と分けて呼ぶこととする。

▼参考記事


分かりやすい例として、ドライブ中のトンネルの中で解説しよう。

通常のサングラスはレンズカラーの濃さで光の量を抑えるので、ものを見るために必要な光も雑光も、すべての光量を抑えてしまう。

そのため、トンネルなどの暗い場所に入ると、視界全体が暗くなって見えにくい。

一方の偏光グラスは、偏光膜によって見るための必要な光を選別し、不要な光である雑光を取り除く。
そのため、トンネルなどの暗い場所に入っても、通常のサングラスほど見えにくくなるといったことはない。

つまり、通常のサングラスは全体の光量を抑えてしまうのに対し、偏光グラスは不要な雑光のみをカットして光量のメリハリをつけている。まぁ、そんな感じかな。

このように、構造的には偏光膜を入れてるか入れてないかの違いだけだが、偏光膜が入るだけで機能性,快適性が大幅にアップするわけ。

偏光グラスとサングラスの簡単な見分け方

ここで厄介なのが、偏光グラスかどうかの表記が分かりづらいということ。

タレックスやゼクー,コダックなどの偏光グラス専門メーカーのものであれば間違いないが、レイバンやその他ファッション系ブランドのサングラスは明確な表記がなかったり、分かりにくいものも。

分からなければお店の人に聞けば良いが、理解できていない店員も多い。


そこで、誰でも簡単に偏光グラスを見分けることができる方法をご紹介しよう。

偏光グラスとサングラスの簡単な見え方は、主に以下の2つ。

いずれの方法も、2つの偏光膜の格子が交差することで、光が透過しにくくなるという原理は同じ。

もちろん、偏光度によって濃淡の差はあるが、この方法ですぐに見分けることができる。

偏光グラスどうしを重ねる

2つの偏光グラスどうしを直角に合わせることで確認できる。


偏光グラスどうしを水平で合わせると普通に見えるのが・・・


直角に合わせると、このように暗く見える。

ただしこれで見分けるには、もう一本は確実に偏光グラスであることが条件。

そのため、両方とも偏光グラスかどうかが不明な場合は2本以上必要となるので、注意が必要。

液晶画面で確認

他にも、スマホやパソコンの液晶画面でも確認することもできる。

液晶画面には偏光膜が備わっているため、偏光グラス一本ですぐに確認が可能。


こちらは、偏光グラスの通常時(横)の見え方↑

ここから偏光グラスを直角に回転させ、縦にしてみると・・・


このように、極端に暗く見える↑

ただし、液晶画面ならどれでも良いかというと、そうでもない。
最近では安全性への配慮から、特にスマホやカーナビの液晶画面に特殊な偏光フィルターを挟んでいるものもあり、直角に角度を変えて見ても暗くならずに虹色に見えるものも。

そういった差はあるが、とりあえずは水平と直角とで見え方が変わると知っておけば良いだろう。

ちなみに、液晶画面と偏光グラスの間にメガネを通して見ると・・・

このように、メガネレンズの歪み具合も確認できたりもする。

自分のメガネ、実はこんなに歪んでたんだ・・・逆にタレックス偏光グラスの方が歪みがないじゃん!




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高い快適性を求めるなら、偏光グラスが一番

以上、サングラスと偏光グラスの違いが明確にお分かりいただけたと思う。

まずは紫外線透過率可視光線透過率, 偏光度、まずはこの3つの数値を確認して選べば良い。

サングラスというと「カッコつけている」イメージが強いが、こと偏光グラスは使ってみると快適さがよく分かる。

サングラスか偏光グラスかで迷っているなら、ここはもう偏光グラス一択でいくべき
それだけ偏光グラスの雑光カットの効果は高い。

サングラスを使って後々ストレスを感じるくらいなら、早くから機能性,快適性の高い偏光グラスを選択した方が余計な出費をしなくて済む。

偏光レンズの中でも高級といわれるタレックスであっても、度無しレンズ,フレーム込みで2万円程度。
ロッドやリールのハイスペック品で5万円以上するのに比べれば、実はかなりのコスパ高ということがお分かりでしょう。

さらに偏光グラスは釣りだけでなく、ドライブやアウトドア,外出時にも幅広く使えることからも明らか。

目の疲れやストレスで悩んだことのある人なら、ぜひ偏光グラスを使ってみてほしい。

快適度がまるで違うよ!




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