【ハードハタゲーム初挑戦】ゴロタ場の恐怖を体験!

6月14日。とうとう遠征、やって来ました!ハタゲーム遠征!


遡ること、4年前。ライトタックルで偶然釣ったオオモンハタ。


こんなところで、ハタなんて釣れるんだ・・・

浅場のガレ場に小型のオオモンハタが良く釣れる場所を見つけてからは、タチウオやショアジギングが終わった後で、ライトタックルに切り替えて良く釣った。

しかも真夏,真昼間にでも釣れるということが分かり、根掛かりに対するノウハウも、この機会がきっかけで、理解がさらに深まった。

【過去記事】
>> 【沼津でライトハタゲーム】マイクロワインドでの釣果
>> 【マッキンリグをハタゲームに】根掛かりパーフェクト回避を目指して
>> 浅場にモンスターオオモンがヒット!無念のラインブレイク!

本遠征の主目的は、ハタゲームに対するMJリグの有効性を確認すること。

これまではライトタックルで浅場を狙っていたが、今回はMJリグで遠距離,深場を積極的に狙い、大型のハタを積極的に狙っていこうという目論み。

シーズン的にはまだちょっと早いかなとは思いつつ、まずは初場所であるゴロタ場にて、朝5時エントリー。

ここは本格的なゴロタ場。

所々で水底の特徴は異なるが、全体的に岸際10メートル程は浅いが、その先はドーンと深い。潮通しもバッチリ。

根掛かりは必須で、MJリグを試すのには絶好の場所。

ただでさえ歩きにくいゴロタ場。さて、釣れるかな?

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始めてすぐ!こりゃぁ楽勝か?

まずはちょっとワンド状になっているところから攻めてみる。初めてのところなので、最初は慎重にボトムを探ってみる。

シンカーは、着底感度の良いタングステンを使用。

MJリグ用のタングステンシンカーは売ってないが、バスフィッシング用のを流用して自作すればOK。タングステンシンカーを使ってしまうと、他の鉛製のものは使いたくなくなる。それほど飛距離,根掛かり回避能力はピカイチ。

MJリグに組み合わせるワームは、定番のパワーシャッド4インチ。

カラーも115カラーのみ。他のカラーは持ってない。ツートンカラーだから、下から見て、腹の部分の白を下向きセッティング。

背の部分の黒を下向きセッティング。ほら、これでカラーは2種類と同じ!(^▽^)

大きめのゴロタ石の場所。根掛かり必須であるが、水深やボトム状態を知るために、3回巻きシャクリ→ボトムタッチの繰り返しで手返し良く攻める。

すると、開始早々の5時20分ごろ、ボトムからのリフト時にアタリ、Hit!

ドラグ調整はあらかじめきつめにしてあるので、即座に根から剥がすイメージで、ロッドを立てて巻き上げる!

いったん浮いてしまえばあとは楽勝。

とはいえ、さほどの大きさではないが、そこはハタ、引きは総じて強い。

そのまま岸へズリ上げると・・・


狙い通り!オオモンハタ25センチ!


カンヌキ部分にシングルフックがガッチリ!

よっしゃーっ、早いうちに釣果を出せたので、あとは大型を狙うか!(‘∀’)♪

変化に富んだゴロタ場 ボトムを攻めるのは至難の業

その後は、MJリグでゴロタ場をランガンしながら探っていたが、その後しばらくは反応は得られず。

この場所は、ゴロタ中心ではあるが、ランガンしているみると非常に変化に富んでおり、同じドン深といっても、なだらかに深くなる場所や、岸際10メートル先からドーンと深くなる場所,外からの潮の流れに影響されやすく、ちょっとの潮の流れの変化が見られると、着底さえも分かりづらくなる場所等、探ってみるといろいろ。


なだらかに深くなっている場所に関しては、岸際20メートル先までは浅いのだが、その先からがなだらかに深くなっている。

MJリグで底を攻めると、ロッドを立て気味に引いても、MJリグがボトムから浮かず、ズル引きに近い状態になる。さらにメインラインが20メートル先の角に擦れてしまうため、ライン表面がザラッザラ・・・アーマードF+プロだからよかったものの、これが通常のPEラインだったら・・・

ランガンするにも、これだけのゴロタ石。歩きづらいったらありゃしない。

慎重に歩かないと、足をくじきそうになる。足元をガッチリホールドできるシューズでないと、こりゃぁかなりしんどい。

さらに、MJリグであまりに根掛かりしないので、ショアスローで攻めてみたらすぐ、ガッチリと根掛かり・・・

こりゃぁ、かなりしんどい場所だな。よほどのタックル構成でいかないと、ボトムを狙うんじゃぁ釣りにならないな。(ノД`)・゜・。

雰囲気はムンムンだったのだが・・・

たださえ歩きづらいゴロタをひたすらランガンし、最初に打ち始めた場所に戻ると、ワンド内で潮が複雑に流れ、ベイトも明らかに寄っている。鳥も騒ぎ始めた!チャンス!

青物が回ってくることを期待して、ジグを投入するが、海面の状態とは裏腹、まったくジグには反応なし。

ベイトは確かに多くいるのだが、青物には追われてない様子。鳥には追われているが。

ここはひとつ、目先を変えてのメタルマル投入。

根掛かりが怖いので、着底はキャスト→着水後にボトムを1回とるのみ。あとはボトムをとらず、ボトムから巻きシャクリ。

メタルマルですら反応しない。明らかに青物は回っていない。どうしたものか・・・

完全に日は昇り、日が照って熱くなってきた7時半ごろ、巻きシャクリせずに着底からのタダ巻きで巻き上げていると、ガツンとHit!

よーっしゃ!青物か?サバか?引きは強い!ようやく青物回ってきたのか?

上げてみると・・・


あらっ、28センチのオオモンハタ!底から浮いていたのね!

攻め方はどうであれ、狙いの魚であることには変わりない。この調子で釣れ始めるか??

しかし、その後はまったくアタリすらない。

ベイトはこのワンドに溜まっている。しかし、フィッシュイーターは不在。

他にショアジギングをしていたカップルに聞いてみたところ、まったくアタリが無かった様子。こりゃぁ厳しいか?

10時ごろにゴロタ場から撤収後、移動して2か所ほど探ったが、そこでもまったくアタリ無し。南からの風も強くなってきたので、これ以上粘らず、早めの撤収。

【タックルデータ】
ロッド : フラットフィッシュプログラム ラフサーフ88 (ノリーズ)
リール : レアニウムCI4+ 3000HG (シマノ)
メインライン : アーマードF+Pro 1.0号(デュエル)
リーダー : シーガー リアルFX 4.0号 (クレハ)

まとめ

いやぁ~、まだ時期的に早かったか?朝マズメに釣れはしたが、ちょっと厳しい釣果でしたな。(;^_^A

ハタ類だと真昼間でも釣れると踏んでの釣行だったが、見当違いだったのか?

いずれにせよ、やはり朝マズメが有効であることは変わりはないだろう。次回からは、朝マズメをメインに、調子が良ければ真昼間も延長して狙うような計画の方が良いかもしれないな。

ハタゲームでのMJリグの有効性については次回の記事でまとめるとして、実は密かに狙っていたアカハタは釣れなかったのが残念。

今回釣れたオオモンハタは魚食性が強く、アカハタはカニ等の甲殻類を好む傾向にあるようだが、どちらもボトムを意識した釣りをすべきことには変わりは無いだろう。

まずは引き続き、機会を見てチャレンジをしていきたい。

今後に期待!(^^♪
 
 

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コメント

  1. クラゲ より:

    こんにちは。はじめまして。クラゲと申します。ラフサーフ88で検索して、きました。現在、柔らかめのエギングロッドでワームを使いマゴチ、ヒラメを狙っています。もっと遠投して、また専用ロッドを使ってみたいとの理由から購入を検討しています。ちなみに地域は富山県です。ゆたりなさんの他の記事を読み、富山を知っておられることから、ぜひご教示頂きたくお願いします。
    88と96ではオススメはどちらになるでしょうか?用途はフラットメインでエギングや冬のヤリイカジグ、あとできればシーバス。かなり欲張ってますが、ゆたりなさんが言われるような、マルチに使えればと思ってます。地元、ご存知のように遠浅サーフって感じじゃないですが、一度使ってみたいのでアドバイスよろしくお願いします。

    • ゆたりな より:

      クラゲさん、アホアホブログへようこそ!

      早速、ご質問に対しての回答を言ってしまうと、私だったら新ラフサーフ88を断然ススメます。

      富山でも、遠浅サーフだけでなく、滑川や魚津のような急深もあり、テトラやコンクリート岸壁のところも、多彩な釣り場がありますよね。立ち位置によっては、背中にテトラがあったり、コンクリート岸壁があって、バックスイングが充分取れないところが多くあると思います。

      そんなところでも、ラフサーフは適度な短さと充分な張りがあるので、短い垂らしでもヘビーウェイトのルアーを容易にキャストできると思います。軽いウェイトのルアーも然り。しかも、魚を掛けたら、ロッド全体が曲がって楽しい。新ラフサーフは、持った感覚は、ライトなエギングロッドと同じくらい軽いので、他社のヒラメロッドとは同列に考えない方が良いかもしれません。

      短いと言っても、キャストではそんなに飛距離が出ないと感じることは無いと思いますよ。大抵の9~10フィートロッドと大差ありません。あったとしても、それが釣果に影響するほどの差では無いと思います。

      シューティングサーフ96の方は、新旧両方扱ったことがあるのですが、私は旧バージョンの方が好みです。新の方は、ちょっと先調子すぎる感があったので。旧バージョンはいまだに持ってますが、グリップを改良して使っていこうかと。それほど旧バージョンの方は気に入っています。新ラフサーフは、「旧シューティングサーフの調子具合が劇的に軽くなった」、個人的にはそんな印象です。

      あくまでも私の個人的感覚ですので、ロッドを判断する際はあくまでも自己責任でお願いします。まぁ、持って振っていただければ、私の言いたいことは分かると思いますが。

      近いうちに記事にしようと思っていたことなのですが、けっこう答えてしまいました・・・富山でのクラゲさんの大爆釣、期待してます!(^▽^)/

  2. ケイテッカー より:

    こんばんわ。

    しっかりオオモンゲットしてますね~♪ オオモンやキジハタはハタ類の中でも遊泳力が強く、中層~ベイト次第ではトップまで反応することがあります。

    対してアカハタなどはなかなか底から離れないですね。 その辺りで釣り分けできると思います。 やはりゴロタ+ブレイク+沈み根かウィードかストラクチャーが欲しいところですね。

    • ゆたりな より:

      ケイテッカーさん、どーもです!

      確かに、オオモンハタはけっこう上の層でも反応するとはよく言われてますよね。ただ私の経験だと、確かにスイムでも釣れますが、特にベイトの種類がハゼの時は、確実に底べったりでいないと釣れない印象があります。まぁそこの検証もしていきたいと思います。アカハタは是非とも釣ってみたいですねー。憧れの魚です。

      また8月の富山遠征ではキジハタが釣れるし。今年は自分の中で「ハタゲーイヤー」としていきたいですね!

  3. クラゲ より:

    イメージ掴めてきました。正直、ラフサーフ88かなり欲しくなりました。本当、迷いまくってまして、ゆたりなさんのインプレ5〜6回は読んだかと。
    詳しい説明、早々の返信、ありがとうございます。今後も富山遠征の記事、楽しみにしてます。

    • ゆたりな より:

      クラゲさん、どーもです!

      ラフサーフ88と同列にあたるロッドが無いので、迷うのも分かります。少なくとも富山のサーフでは、さほど遠投する必要はないと思います。でも、時としてガッツリと遠投したい・・・そんな矛盾にも対応できるロッドだと思います。良い言葉が思いつきませんが・・・

      ヤリイカジギング、私もチャレンジしたいと思っていて、なかなかコンディションが合わずに実現できていません。それこそ、ラフサーフでやりたいなぁ!