ボトムワインドでナイスな西湘オオモン!ハタワールドと化した、ご近所デイゲーム

久々に・・・やってきました!

ご近所デイゲーム!

15時半、久々のご近所サーフエントリー。

予報ではバリバリ雨の時間帯のはずが、意外にもポツポツ程度、波打ち際は若干のササ濁り、風もまだ微風といったところか。

最近のうねりや波高,波打ち際の泡ゴミが、サーフへ行くのを躊躇させていたが、今日はうねりや波は若干あるものの、波打ち際に泡ゴミがないのがいい。

このコンディションならヒラメやマゴチ、あわよくばシーバスも回ってくる可能性もあるんじゃないかなと。

なーんて言ってはいるものの・・・

じつはご近所サーフへエントリーする前、前回鮎が釣れた川で鮎ルアーをやってたのだが、まったく反応なし。

あの初鮎が釣れてから、味を占めて何度かトライしたのだが、あの初ヒット以降は一向にアタリすら得られない。

あの初鮎釣果は、単なるマグレだったのか??

鮎って、解禁当初がいちばん釣れると思い込んでいたが、どうやら水温が上昇した7月ごろが友釣りの最盛期らしい。

川底の石に目をやると食み跡がたくさん見えるのも、この釣りをムキにさせる要因でもある。

簡単そうにバンバン釣っているyoutube動画を見かけるが、釣れないのって、この不肖ゆたりなだけなの???

新たな鮎ルアーもいくつか入手したので、今後も鮎ルアー、懲りずに続けていきますよ!

以前にあきらめた、サーフワインドからスタート

タックルは鮎ルアーからそのままで、さぁ久々のご近所サーフ!

そんな今回、久々の好コンディションのご近所サーフだからこそ、試してみたいことが。

それは、サーフでのボトムワインド

遡ること、今から10年ほど前。

ご近所サーフでのヒラメマゴチ釣りを始める前、やっすいエギングタックルによるアオリイカにてソルトルアーデビュー。

その後、エギングタックルをそのまま流用できるという、ワインド釣法に注目。

ワインドでは、富山でのサゴシや、静岡でのタチウオで成果を出した。

あのロッドをリズミカルにパンパンとシャクリ上げる操作感。さらにシャクリを繰り返している間の、あのガツンとくるアタリ。

「あの楽しさを、サーフでも!」と思い、ヒラメマゴチ狙いのサーフで試みたのはいいが・・・

当時はワインド釣法の先駆けでもあるオンスタックルデザイン製のジグヘッドリグを中心に使っていたのだが、ヘッドはボトムにゴツゴツ当たってボッコボコ、下にトレブルフックを装着しているので針先が鈍りやすく、さらに根掛かりもしやすい。

そこで、ワームタイプではないワインドルアーのこんなやつ(↓)も使い、小さいヒラメは釣れたものの、どうもイマイチ。

【サーフワインド参考記事】

数年前にやり込んだ伊豆のハタゲーでは、オンスタックルデザインのワインドリグでアカハタを釣り上げたが、サーフでやるには飛距離が物足りず、サーフワインド熱も徐々にフェードアウトしていった。

【ワインドでアカハタの参考記事】

そして今回。

ジグヘッドは、針先上向きシングルフックの、ダイワのシーバスジグヘッドを使用。

何年か前に購入したものの、ずっと使わず。ほぼタックルボックスの肥やしとなっていたもの。たしか21gだったはずだが。

円錐形の鉛ヘッドに、刺さりの良いサクサスフックを採用。

そしてワームは、スイミングにもワインドにも対応可能な、エコギアのカタクチミノー

頂点を下にした逆三角形のセッティングではスイミング仕様,頂点を上にした純三角形ではワインド仕様と、2パターンに対応。

今回はワインド仕様でのセッティング。

この手のストレートワームって、こういった上下逆での使い方をするけど、別にワインド仕様のセッティングでスイミングさせても、泳ぎはそんなに変わらないと思うんだけど・・・違うんかいな?

そんなことを考えつつ、フルキャストしてボトムまで沈め、あとは2〜3回シャクってボトムまで落とす・・・の繰り返し。そして、ブレイク付近まできたら、ゆっくりとタダ巻き。

サーフではワーム用リグはMJリグしか使ってこなかったので、この手のジグヘッドリグをサーフで10年以上ぶりに使ってみたが、意外にも飛行姿勢の良さには驚いた。

この手のジグヘッドリグをキャストすると、そのほとんどがクルクル回転してしまうが、このシーバスジグヘッドは結構飛行姿勢が安定している。

ボトムタッチの感覚も明確。

飛距離そのものはMJリグには到底及ばないし、うねりや波がガチャガチャしているときには使えないが、穏やかな日であればサーフでも充分戦力になりうる。

針先が上向きのシングルフックだし、円錐形のヘッドなので、根掛かり多発帯のご近所サーフでも比較的ストレスなくできるのもいい。

まぁ、ほぼ静ヘッドと同じ形状なんですがね。

あとこのシーバスジグヘッドに採用しているシングルフック、これは刺さりの良いサクサスフックを使用しているようだが、耐久性はどうだろう?

・・・

・・・

そんなことをあれこれ考えながらランガンしていると、着底してからシャクリ上げたところで、重みをがグッと!

ロッドが大きく曲がる!

根掛かり?・・・いや、違う!!!

重みを感じたところで即座にロッドを立て、巻き上げる!

リールの巻き上げと同調するように、ドラグも滑る!

あらっ・・・これってもしかして根掛かりか?それかタコでも掛けたか??

ドラグが滑らないよう、スプールを抑えてロッドを立てると、ロッドに伝わるガツガツした引きが・・・おぉ、明らかに魚だ!

とにかく重く、なかなか浮いてこない。

サイズの良い魚であることは確かだが、マゴチの引きではなさそう。

これってもしかして・・・座布団ヒラメ???

波打ち際まで寄せてはきたが、なかなかズリ上がってこない。

もうズリ上げのタイミングに入っているはずだが、ここから粘られ、なかなかズリ上がってくれない!

波も多少ガチャガチャしてきたので、強引かつ慎重にやり取りをする。

ようやく姿を見せたのは・・・おぉ、口がデカい!!!またキジハタか???

最後は無事にズリ上げ、ランディング成功。

安全な場所まで引きずっても、ダンダンダンダダン!と元気よく暴れる。

ダダンダンダダン・・・

ダダンダンダダン・・・

ダダンダンダダン・・・

シャキ〜ン!

ン〜・・・ラッキー!

グッドサイズか〜ら〜の〜・・・

オオモンハタ!

40センチ超えたかな〜くらいの良型。

これまでご近所サーフではチビオオモンしか釣れなかったが、ようやく来たグッドサイズのオオモン。

ハタも35センチを超えると、ロッドを立ててもなかなか浮いてこないからね。

体高があって、腹もパンパン。

後に捌いてわかったが、腹パンはたっぷりの白子であることが判明。

これはお持ち帰り確定!

ガッチリと針掛かりしているし、もう言うことなし!


このまま複数匹釣れそうな雰囲気ではあったのだが、徐々に横風とうねりが強くなり、ワインドでは厳しい状況へ。

ショアスローにて、ワインドでは届かない先も攻めてみたものの、さらに風が強くなり、ショアスローでもラインが風に持ってかれて厳しい状況に。

ミノーに切り替えてブレイク付近を攻めるも、波も高くなってきたので、ここでストップ・フィッシング。

16時半、早めの撤収。


【タックルデータ】
・ロッド: フラットフィッシュプログラム ’15ラフサーフ88(ノリーズ)
・リール: ’19セルテートLT3000XH(ダイワ)
・PEライン: Tx8(デュエル) 1.0号
・リーダー: シーガーFXR船(クレハ) 4号

まとめ

久々のご近所サーフではあったが、思いがけずグッドサイズのオオモンハタに、もう大満足。

それにしても・・・今年に入ってのご近所サーフでの釣果、すべてがハタ類。あっ・・・そういえば、小さいヒラメも釣れてたっけ。

おいおい、もしかしてヒラメやマゴチからハタに取って代わってしまうんかい!

漁師からの話では、確かに近年ハタは獲れるものの、数はまだまだとのこと。そうそうハタで埋め尽くされる状況にはならなそうだ。

それにしても、今年のハタはグッドサイズが多くなってきたのは、嬉しい限り。

夏に入り、暑い中でのハタによるデイゲームが成立するかもしれない。

ただ、ダラダラ汗をかいてサーフで釣りをするより、冷たい川に立ち込んでの鮎ルアーの方が魅力的になりつつあるがね。

まぁ、いずれにせよ、釣れればどちらでも良いんですがね。

あと、今回の釣果がボトムワインドだったのも、良い成果ではあったかなと。

ショアスローも攻め方によってはボトムワインドに近いとは思うが、ワインドはダートによる横の動きができるからね。フィッシュイーターのスイッチの入り方が違うのかもしれない。

今回使用したシーバスジグヘッドならば、飛距離はMJリグには到底及ばないものの、飛行中にクルクル回転しないので、そこは精神的ストレスが少なくて釣りに集中できて良いかなとは思ったね。

ターゲットだけでなく、攻め方も多彩になって、まだまだサーフの釣りは楽しめそうだね。

まだまだこれから、近場での釣りが楽しくなりそうですよ〜!

スポンサーリンク