【猪肉のしぐれ煮】濃い目の味付けと、たっぷりのゴボウがポイント。ぜひ試してみて!

LIFE

先日の記事にも挙げたが、小田原でも深刻となっているイノシシ問題。

この不肖ゆたりなの畑も例外ではなく、ボッコボコに荒らされまくり。

畑だけならまだいいが、農道に沿った法面までもボッコボコに崩していくので、雨の日は通行できないほど問題化している。

最近もニュースになったが、山林に接していない小田原の街中でもイノシシが現れて、近隣住民が噛まれて負傷。

もう農家だけの問題では済まないレベル。被害の急増度合いから見ても、早急に手を打たなければ取り返しがつかなくなる。

そこで、この不肖ゆたりな。

悪さし放題のイノシシへ鉄拳を加えようと、畑に罠を設置(以下、グロ注意!)


その1か月後・・・ようやく捕らえることができました!

猟友会の方々に捌いてもらい、お肉もゲット。

先日はロッテリアのジビエ鹿肉バーガーを食してみたが、丸のままの猪肉は初めて。

どう調理しようか考えつつ、まずは無難そうな「しぐれ煮」でもやってみましょうかと。

最近は本来の釣りブログから逸れ、イノシシブログになりつつあるが、そこはご愛嬌。

さぁ、どんな感じになるのでしょうかね!

スポンサーリンク

【猪肉のしぐれ煮】レシピ

材料

【材料】
・猪肉(脂身の少ない部位) 300g
・ショウガ        1個
・ゴボウ          1本
・しょうゆ      100ml
・酒         100ml
・みりん      100ml
・砂糖        30g

使用するお肉。これは脂が少ない部分。

確かヒレ肉だったと思うんだけど・・・猟友会の人から説明を受けたんだけど、もういろんな部位の肉がいっぱいで訳わかんなくなっちゃった。

ショウガやゴボウは、各人のお好みで良いかなと。

不肖ゆたりなの意見としては、しょうがよりもゴボウたっぷりの方が美味しいと思うがね。

お肉は下茹でしてからすじに沿って細かく手で割くので、筋肉質のヒレや足の肉が良いかな。

そして、使用する調味料は、基本のしょうゆ:酒:みりん=1:1:1。それに砂糖。
簡単だよね!

猪肉の下ゆで〜材料の準備

まずは猪肉の下ゆでから。

猪肉をざっくりテキトーな大きさに切って、鍋に肉が浸るくらいの水と、しょうがの切れ端,クズ野菜(手元にあった大根の葉っぱ)を入れて下茹で。

沸騰してしばらくするとアクが出るので、そのアクをていねいに取り除く。

肉の大きさにもよるが、いったんアクが出てしまえば後はそんなに出なくなるので、このくらいの肉量ならばだいたい30分くらい茹でれば充分。

茹で上がった肉は、このように熱いうちにすじに沿って細かく手で割いていく。


ショウガは細切り、ゴボウはささがきして、水にさらしておく。

材料を煮込む

材料の準備ができたら、いよいよ煮込んでいく。

しょうゆ、酒、みりん、砂糖の調味料すべてを鍋に入れ、一煮立ちしたら準備したら材料をぶっ込んでいく。

先の下茹ででじゅうぶんアク取りができているので、ここでの臭み消しとしてのショウガはそんなに入れなくてもOK。

だから、ショウガやゴボウの量比はお好みで大丈夫。

先も述べたが、不肖ゆたりなはゴボウ好きなので、ゴボウは多めに投入

牛肉のしぐれ煮でもそうだが、ちょっとクセのある肉にはゴボウがよく合う(ような気がする)。


そしてあとは、ひたすら水気がなくなるまでかき混ぜながら煮詰めていくだけ。


これじゃまだ汁気がある。まだまだ。


これくらいになったら汁気もなくなり、いい感じ。


器に盛り付けて、できあがり。

木の芽なんて添えたら、尚良かったかな?

作ってみた感想

さっそく、作ったしぐれ煮を食べてみた。

ウ〜ン・・・我ながら、なかなかの美味!

濃いめの味付けなので、ご飯に乗せて食べてもよし。お茶漬けにしてもよし。お酒のおつまみにも良し。

自分が食べた分には満足だったが、牛肉に比べて肉質はかたいので、お肉はもっと細かく割いたほうがさらに口当たりは良くなるかもしれない。

また今回は規定量の調味料で味付け、作り置きのおかずとして作ったから濃いめの味付けで作ったが、ここまで濃くしなくてもじゅうぶん楽しめるだろう。

そしてもう一つ、しぐれ煮に山椒をふりかけると風味が増して美味い!

個人的にはコレ、オススメ。

スポンサーリンク

まとめ

今回の猪肉のしぐれ煮、我ながらなかなかのできばえ。

作り置きのおかずに最適。とても美味しくいただきました。

他にも脂身の多いバラやロースはしょうゆベースのすき焼きや、味噌ベースの牡丹鍋でも食してみたが、これもなかなかの美味。

鍋の後は、締めのうどんや雑炊もおいしく楽しめました。

野生の猪肉は「臭い」イメージがあるが、今回の猪肉は締めた直後に血抜き等適切な処理をしたので、においはさほど気にならなかった。

お肉の臭み消しの方法として、塩水で数回洗ったり、酒に漬け込むなどあるが、そこまでせずとも適切に処理したお肉であればキッチンペーパーを巻いておけば充分

ただ、冷蔵庫で数日間お肉を熟成させるなら、キッチンペーパーは毎日交換すること。

冷蔵庫に1か月間寝かせる人もいるらしいが、そこまでせずとも1〜2週間程度でも充分美味しく食べることができる。

まだ猪肉を食べたことがない人は、地方のお取り寄せでも購入することができるし、これだけイノシシが増えたら今後は人からももらう機会が増えるかもしれない。

だからもし猪肉を入手する機会があれば、ぜひ今回のしぐれ煮を試していただければなと。

とにかく、増えることはあっても、なかなか減ることはなさそうなイノシシ。

難敵ではあるが・・・これからもイノシシ、バッチコーイ!

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました