先日釣り上げたオオモンハタ。
尺越えまではいかなかったが、まぁまぁのサイズだったので、今回はお持ち帰りして煮こごりを作ってみました。
なぜ煮こごりを作ろうと思ったのか?
それはTBSの「この差って何ですか?」を家族で見ていたときのこと。煮こごりができる魚とできない魚との差を特集、その際にできる魚のカレイで作る煮こごりレシピの解説をしていた。
先日のアカハタの煮つけがりなりなとゆたゆたに好評だったこともあり、その延長線上の煮こごりレシピを見たりなりなとゆたゆたが、「煮こごりたべたい!」と、妙に食いついてきた。
そこでこの不肖ゆたりな、すぐにレシピをメモり、来るべき時に備えていたのですよ。
番組で解説していたのはカレイであったが、オオモンハタでも同じようにイケるでしょ!
ということで、実際に作ってみました。
オオモンハタの煮こごり 材料
【材料】
・オオモンハタ(28cm) 1匹
・酒 300ml
・みりん 40ml
・しょうゆ 50ml
・砂糖 大さじ1杯
(番組ではザラメを使用していたが、今回は通常の砂糖で代用)
・しょうが 適当
(今回はチューブのおろししょうがを使用。番組ではショウガスライス5枚程度とのこと。)
下処理
エラや内臓,鱗を取り除いたオオモンハタの表面に軽く塩を振り、臭みを取るために、10分程度置いたら水で洗い流す。
オオモンハタの身をフライパン(鍋)に入れ、適当量の酢を入れて、5分程度下茹でする。今回、酢は身の半分が浸る程度まで入れ、両面合わせて5分より若干多めの時間(7分程度か?)で茹でてみた。
この酢で下茹ですることで、身がふっくらと仕上がる。
実際にこの後煮付けてみると、いつもより身崩れがしにくく、身をほぐした時にふわっとしているように感じた。やはり酢の効果はあるのかな?
煮付ける
酢を捨て、酒とみりんを加えてアルコールを飛ばす。
アルコールってすぐに揮発するので、沸騰直前くらいでアルコールの匂いが消えたと感じれば、それでいいんじゃないかな?(←テキトー(;’∀’))
アルコールが飛んだら、しょうゆ,砂糖,おろししょうが(テキトー)を加え、アルミホイルの落し蓋をして15分ほど弱火で煮る。
今回はオオモンハタで身が厚いので、両面ひっくり返して煮付けた。
上写真は15分ほど煮付けたもの。これだけでも美味しそう!(^▽^)
身をほぐし 容器に入れる
煮付けたオオモンハタの身をほぐしたものを容器に入れ、煮汁も入れる。
粗熱を取ったら、冷蔵庫に入れて固まれば完成。
ホントにこの程度で固まるのか?
作ってからふと不安に思ったことが。
オオモンハタは身が厚いため、カレイのように煮汁に全身が浸らない。そのぶん、カレイよりも煮汁に溶出するコラーゲンの量が少ないのではないか?
番組内では冷蔵庫に入れてから3時間程で固まると言っていたが、今回はちょっと長めの5時間程度で固まることを確認した。
しかし、やはり固まるまで長い時間を要したこともあり、ゼラチン質の溶出が少なかったようだ。
実際に食してみる
完成後、実際に食してみた。
そのまま食べるには味が濃いめなので、お茶漬けにして食べるのがベスト。
アツアツご飯に煮こごりを乗せ、さらにその上からアツアツのかつお出汁を注ぎ、きざみノリやゴマ等をのせてお茶漬けで食べると、ちょうど良いあんばいに美味しい。是非ともお茶漬けで食べることをおススメしたい。
かつお出汁でなくても、ほうじ茶や緑茶でも充分おいしい。
りなりなやゆたゆたも大満足!
まとめ
今回のオオモンハタの煮こごり、味は良かったが、ゼラチンの溶出が少なすぎたようだ。
しかし、固まるには固まったが、思ったよりも柔らかすぎて切り出すことができなかった。煮付けている間、マメに煮汁を身全体にまわしかけたり、もう少し長めに煮た方が、もっとコラーゲンが溶出してさらに固まったかもしれない。
魚の身の大きさによって、若干の調整が必要かもしれない。
また、下処理の酢で5分程度煮るというのは、確かに良いかもしれない。普通に煮付けでも試してみようかな。
料理は全然得意ではないが、いろいろと作ってみて、家族の反応を見るのも楽しい。趣味とまではいかないが、釣った魚をきっかけにしていろんな料理をトライするのも楽しいね。
次回作るときは、今回の反省点を活かして、さらなる高みを目指す!( ^ω^ )
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