今年4月に設置したスズメバチトラップ。
過去の記事でも述べたが、うちのみかん畑にオオスズメバチの女王蜂が巣を作り始めていた初期の段階で運良く見つけ、無事に駆除(厳密には取り逃したが)することができた。
【過去のスズメバチ駆除の記事】
これを見落としてオオスズメバチが巣を作り続けていたらと思うと・・・ちょっとゾッとする。
とはいえ、もうアライグマやらイノシシやらが大手を振ってはびこっているこの山で、スズメバチだって普通にいるわけだから、普通に自分とこの畑に巣があってもおかしくない。
なので、できるだけ早い段階で女王蜂を捉えることができれば、そのリスクは大きく回避できるはず。
そこで、女王蜂を捉えるためのスズメバチトラップを作製。
1ヶ月程度置いて、効果のほどを検証してみた。
結論から先に述べちゃうと・・・これが思った以上の収穫!
もちろん、設置した場所によって捕獲の差はあったものの、1つのトラップで最大8匹のスズメバチを捕獲することができた。
スズメバチトラップの作り方
今回のスズメバチトラップで用意するものは、こちら。
【装備品】
・ペットボトル(2リットル容器)
・麻ヒモ(ペットボトルを吊るすため)
【内容物】
・酒 : 300ml
・酢: 100ml
・砂糖: 100g
【今回参考にした外部記事】
今回は上記の配合でやってみたが、そんな厳密な配合比でやらずとも、テキトーで大丈夫でしょう。
自分なりに配合比を振り分けて、どれが量獲れるかをやってみてもよいだろう。
トラップの設置時期と場所
トラップの設置時期は、女王蜂が巣を作り始める4〜5月ごろ。
テキトーな場所にトラップを吊るしておくだけ。
今回は、自分とこにある各果樹園に設置。
高さはだいたい、自分の背の位置といったところ。
夏過ぎに仕掛けても働きバチは獲れるだろうが、働きバチが活発に活動をするとき仕掛けても抑制効果は低いし、なにより大量のスズメバチをおびき寄せることになるため、逆に危険。
なので、何度も言うが、トラップの設置時期は4〜5月の1ヶ月間に留めておくこと。
トラップ設置1ヶ月後の成果
そして、スズメバチトラップ設置1ヶ月後の成果。
それは、こちら・・・ドン!
同じハチのアシナガバチもいるし、ハチではないカナブンやらハエなどの他の虫も多く入っている。
もちろん、狙いのスズメバチも。
写真のトラップでは、8匹ほどのスズメバチが入っていた。
トラップの設置箇所によって捕獲量には多少のムラがあるが、そのようなときは設置場所を変えた方が良いかもしれない。
親指と比較すると、大きさが分かる。
こんなのがブンブン飛んできたらと思うと、末恐ろしい。
まとめ
今回は自作トラップを1ヶ月ほど設置した。
そのおかげか、今年は果樹園での作業中にスズメバチに遭遇することがほとんどなく、見渡す限りでは巣もできてなかったと思われる。
これは間違いなく効果あり!
自作でこれだけの効果があるのだから、これは今後もやるべき。
もちろん、巣を見つけちゃったら専門の駆除業者に頼むべきだが、予防ならこのように自分でもできる。
【参考記事】
スズメバチだけでなく、アシナガバチなどもトラップに入るので、毎年ハチに悩まされているという人はぜひやってみてほしい。
あまりの獲れ高に、クセになるかもよ!
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