ハタゲームは以前からライトタックルでは楽しんでいたが、今年はさらなる良型を求めて、ハードタックルでのハタゲームに取り組んでいる。
こちらの釣りではオオモンハタやアカハタが中心のハタゲームとなっているが、東北のロックフィッシュであるアイナメやソイをも含めて、今回はロックフィッシュの括りで述べていく。
そこで、まだまだ発展途上であるロックフィッシュゲームの最近の傾向から、この不肖ゆたりなの考えも入れて、今後のロックフィッシュゲームの進むべき方向性について勝手に述べてみたい。
最近のロックフィッシュゲームは確かに遠投志向
ここ最近のロックフィッシュ用タックル。
2017年から9~10フィートクラスのロングロッドが出始めていることからみても、確かに遠投志向にはなってきているようだ。
、ノリーズのロックフィッシュボトム「マックスリーチ」。
※参考記事:ノリーズのロックフィッシュボトム 9.4フィートのマックスリーチってどうよ?
最近のロックフィッシュ用ロッドのロングロッドで共通しているのが、ルアーウエイトMAXが60g近くの設定であること。
ヘビーウエイトリグの使用を想定していることが分かる。
確かに、重量のあるリグは飛距離が出せる。
しかし・・・しかしである。
リグを重くすれば飛距離は出せる。しかし・・・
確かに、リグを重くすれば、それなりの飛距離は期待できる。
しかし、リグを重くすればするほど、根掛かり率も高くなる。
重くすれば沈下も早くなるわけで、沈下が早くなれば根の隙間へも入りやすくなり、根掛かりリスクも高くなる。
根へのすり抜け効果が高いと言われるテキサスリグであろうが、直リグであろうが、シンカーを重くすれば根掛かりリスクは格段に上がる。
しかもこれらリグは、飛距離を期待できない。
したがって、重量を重くして強引に飛ばすくらいしか策はない。
つまり、「飛距離効率」が悪いわけだ。
「飛距離効率」の良いリグは?
ここで言う「飛距離効率」とは何か?
あくまでも不肖ゆたりなの造語ではあるが、「より軽いウェイトで、より遠くへ飛ばすことのできる」効率という意味。
この効率が良ければ、軽いリグで飛距離を出せる。
ということは、飛距離と根掛かり回避を両立できるということ。
その「飛距離効率」が最も高いのが、この不肖ゆたりながハタゲームでメインに使用しているMJリグ。
この不肖ゆたりなが実際に使用しているMJリグのメインの仕様は、以下の通り:
・ワーム : パワーシャッド4インチ
・フック : シングルフック
・シンカー : 25gタングステン or 6号ナツメ型シンカー(22.5g)
シンカーは22.5~25g、10フィートロッドにメインラインはアーマードF+プロ1.0号で、実際の飛距離が80m程度。
このウエイトでこれだけの飛距離は、少なくともワームリグではMJリグ以外には出せないだろう。
「飛距離効率」という点では、最高だと思う。
これだけの飛距離を出しているにもかかわらず、ウエイトは25g程度。このウエイトでも沈下は早い。
沈下は早いが、根掛かりはしにくい。
これほど手返し良く、遠方を攻めることのできるワームリグは、MJリグしかないと思っているのだが。
25g程度のシンカーなら軽快に操作できるだろうが、実際にショアからの釣りで40~60gとなると、個人的な印象としては、ちとキツイ。
「飛距離効率」の良いMJリグこそ、究極のロックフィッシュ向きなワームリグであると思う。
まとめ
MJリグはサーフでの使用より、ロックフィッシュの方が向いていると、個人的には思っている。
今のロックフィッシュゲームの傾向からも、MJリグが最適であることは明らかだと確信しているのだが・・・それこそ、今取り組んでいるハタゲームのみならず、東北のロックフィッシュゲームでも、MJリグの有効性を試してみたいのだが・・・行く機会がないのよね~!
将来、是非とも遠征してみたいな。
まだ発展途上であるロックフィッシュゲーム。
この不肖ゆたりなの考えがどうなるかは別として、また違った攻め方がメーカー側から提案されるのか?
エキスパートアングラーから提案されるのか?
単なる字面だけが先行した釣法でなく、アングラー側からも「おっ!」と思わせるような攻め方が出ると面白いんですがね!
今後のロックフィッシュゲームの発展に期待したい!
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