【ショアスロージグの可能性】状況別攻略法

今回は、オレがサーフで攻める武器の一つであるショアスロージグ。その可能性について。

ショアスローを導入してから今日までの試行錯誤から、自分なりの見解を述べてみたい。
 
53㎝ヒラメ1
 
このショアスロー、「スロージギングをショアから」というコンセプトのもと、狭いレンジをスローなフォールで誘うことが一般的な定義とされている。
 
一番熱心にショアスローを提唱している、沼田氏(アングラーズリパブリック)からも、動画等で詳しく述べられている。
 
しかし、ショアスローという「手法」よりも、オレ的にはショアスローに用いられる「ジグ独自のパフォーマンス」に焦点を当てて、攻め方を考えている。

スローフォールを中心とした攻め

 
これは、一般的なショアスローのオーソドックスな攻め方。スローフォールを多用した攻め。
 
リフト時に軽くジャークしながらリールを1/2~3回転巻き上げ、その後はフォール。
 
フォールはラインテンションを掛けながらのテンションフォールや、ロッドディップを軽く送り込む程度のフォール。

さらにはロッドティップを早めに送り込んで、完全にラインテンションを抜いてのフリーフォール。だいたいこんなもんかな。
  
狙うターゲットの泳層に合わせ、ターゲットが目で追いやすい程度の速さで、リフト&フォールを繰り返して誘っていく。
 

ショアスロージグのタダ巻き

 
ショアスロージグで意外と釣れるのが、実はテロテロしたタダ巻き。
 
ショアスロージグは、フォール時に極力ゆっくりと落ちるよう設計されているため、水の抵抗を受けやすい平たい構造のものが多い。
 
そのため、タダ巻きでも通常の細長いジグよりもけっこう大きく、ゆらゆらと泳ぐ。しかも、かなりゆっくり巻いても泳ぐ。
 
さすがに速く巻くとジグ自体が回転してしまうが、だからといって釣れないかというと、そんなことは無い。ただ、糸ヨレが多くなってしまうがね。
 
「ジグは遠浅サーフには向かない」とか、「近距離戦には不向き」とか考えているアングラーも中に入るが・・・まったくそんなことは無い。

特にショアスロー用ジグのタダ巻きは、ゆーっくりでも近距離でも、充分に攻めることが可能。
 

フィールド,コンディション別攻略法

 
巻いても落としても良しのショアスロー用ジグ。

ショアスロー用ジグだけであらゆるフィールド,コンディションで攻略が可能なのか?
 
答えは、もちろん・・・可能ですよ!
 
今回はショアスローが多用されるヒラメ,マゴチ,ハタ類の底物ターゲットに絞って、フィールド,コンディション別の攻略法を挙げてみよう。
 
【水深のあるサーフ】
 
まずは遠投→着底後、セオリー通りのリフト&フォール。

手前のブレイク近くまで来たら、ゆっくりとタダ巻き。

これだけでオッケー。
 
特にヒラメを意識する場合、多少底から離しても食ってくる。マゴチはあまり底から離さず、ヒラメ狙いよりは底を意識すべき。
 
ヒラメ,マゴチどちらも狙いたいという場合、キャスト→着底後、リールハンドルを半回転~1回転にて、スロージャークする要領で底スレスレを攻めると良い。

感覚的には指揮者の2拍子をやっているような・・・分かるかな?
 
ただし、横風が強い時やうねりが大きい時などは、リフト&フォールではラインテンションが掛けにくい。

そんなときは、着底後、ラインテンションが維持できる程度の速さでタダ巻き。これだけで良い。
 
【遠浅サーフ】
 
確かに遠浅サーフだと、ジグをフォールするレンジが取りにくいので、リフト&フォールは厳しい。

したがって、フルキャスト→着底後、ひたすらゆっくりとタダ巻き。

浮き上がりが早いので、比較的ゆっくり巻いても、意外と底を引きずることは無いと思う。

底を引きずるようならば、ロッドを立て気味にしてリトリーブすると良い。
 
【根のキツいゴロタ,磯、等】
 
こういうところは、とにかく根掛かりに注意して、極力着底せずにリフト&フォールで攻めていく。
 
これを実現するためには、根のある場所の把握や、着底までのフォール時間をあらかじめ把握しておく必要がある。

ちょっと神経を遣うが、慣れれば意外と大丈夫。
 
それでも根掛かりが怖いというのであれば、ホント、ゆっくりただ巻きでオッケー。
 
先に述べた【水深のあるサーフ】でのヒラメ,マゴチ同時狙いのやり方で、根のきついサーフを攻めてから、根掛かりは激減した。

ただ、根掛かりを高確率で防ぐには、ジグ自体も工夫が必要。
 
自分の場合、フロントフックは外し、リアのシングルフックのみでタコベイト装着にして、根掛かり防止策を施している。

タコベイトをシングルフックに装着することで、フックポイント部分を遅れてフォールさせることができ、根がかりを軽減させる効果がある。

フォールも極力テンションフォールとし、ボトムにコンタクトしたらすぐにリフトできるよう、ロッドを立て気味に操作している。
 
細かいところではもっと述べたいところはあるのだが、まぁザックリとはこんなところ。
 
次回は、ショアスロージグで攻める上でのタックルについて、こちらも自分なりの見解を述べてみたい。
 
(つづく)
 

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コメント

  1. 今シーズンからショアスローを初めまして、ショアガンエボルブ992を購入した自分にとっては、非常に勉強になります。

    イイとおっしゃていたジグパラのショアスローも買いました(笑)

    更新を愉しみにしております(__)

    • ゆたりな より:

      チンパパさん、本気ですね!

      ショアスローは、いろんな魚が釣れて面白いですね。そこがハマった理由の一つではあります。

      ジグパラスローも、安価なだけでなく、基本性能は充分整っており、欠点が見当たらないので、アタクシ的には買いだと思います。

      タックル編も、アタクシなりのコメントを入れていきますので、今しばらくお待ちください!