【ロックフィッシュボトム(ノリーズ)】9.4フィートのマックスリーチってどうよ?

ノリーズのロックフィッシュ用ロッドであるロックフィッシュボトムから、ようやく9.4フィートクラスの遠投志向のロングロッド「マックスリーチ」が発売となったようだね。


出典:ノリーズHP

まぁ、ハッキリ言って、「今さらかい!」とは思ったが・・・

エコギアのロックフィッシュ製品への戦略が、ボートからと岸からとでほぼ同じになっていることは、以前の記事でも述べたことではあるが。

そんなもん、最初から遠投志向になることは目に見えていたでしょ!

すでにアピアでもロックフィッシュ用のロングロッドを出しているようだし。

さらに、ロックフィッシュで「ロングスピン釣法」とか言って、新たな釣法みたいなことが言われているようだけど・・・

そんなもん、単に「遠くへぶっ飛ばして竿抜けポイントを狙う」だけのことでしょ?

それ言うんだったら、村越氏が提唱している「キャスティズム」と変わらないでしょ!

釣種が違えば、新たな名称が出るもんなのかね? ( ゚Д゚)ハァ?

まぁ、そんなロックフィッシュボトムのロングロッドである「マックスリーチ」について、今年はハタゲームに精を出したこの不肖ゆたりなが、独自の視点で注目した点を述べてみたい。

スポンサーリンク

ルアーウェイトは14~56g

ルアーウェイトMAX56グラムまで背負える。

実際に50グラム前後までの重いリグを扱うと、飛距離を出せるかもしれないが、同時に根にスタックもしやすくなる。

実際の現場で50グラム前後のリグを使うことには疑問があるが、40グラム程度までを軽快に扱うためのキャパシティとしてのMAXウェイト設定であれば、それはそれでアリかなと。

ルアーウェイト表示よりも最も重要と考えているのが、遠方で根掛かりした時の外す能力。

遠方で根掛かりした時、ある程度張りが強ければ、ロッドティップをシェイクした時、先にあるリグまで衝撃を伝達するためのブランクスになっていることが重要と考える。

そのために持たせた張りの強さが、結果として50グラム前後までのルアーウェイトも背負えるようになったというのなら、話は分かるが。

ガイドセッティングはラフサーフ88と同じコンセプト

マックスリーチは、ティップ先端からの第1ガイドと第2ガイドとのインターバルが異常に短い。


出典:ノリーズHP

これは、フラットフィッシュプログラムのラフサーフ88で取り入れられているガイドセッティングを、マックスリーチへも応用したもの。

ロングロッドでこのガイドセッティングを採用した意味は、非常に大きい。

ロングロッドでティップ絡みがあると、解くのが非常に厄介。

ましてや足場の悪い場所でティップ絡みを解く行為は、ロッドティップ自体やリールの破損にも繋がりかねない。

ロングロッド特有の先重りを軽減するバランサーウェイト

このマックスリーチで最も注目している点が、このバランサーウエイトの採用。


出典:ノリーズHP

ロングロッド故にありがちな先重りを、グリップエンドへバランサーウェイトを乗せることで、先重り感を軽減するというもの。

ウェイトを乗せるわけだから実際の重量は増すわけだが、リールを含めた手元の重量感をさほど感じず、細かなロッドアクションがしやすくなるようだ。


出典:シマノHP

バランサーウェイトを搭載したロッドを使ったことが無いので何とも言えないが、これってシマノのスピニングリールで採用されているG FREE BODYと考え方は同じだね。

軽さを追求するあまり、自重を削ってしまうと耐久性が損なわれる。だから、自重を削るには限界がある。

そこで、バランサーウェイトを加えることで持ち重り感が軽減され、操作感も向上するのであれば、これほど良いことはないよね。

カラーリングは・・・もう少し何とかならないものかね?

注目している性能はこんなもんだけど・・・それにしてもこのカラーリング、なんとかなんないかね? (´Д`)ハァ…


出典:ノリーズHP

ノリーズのロッドって、全体的に地味~なカラーリングが多いよね。

ロックフィッシュボトムも、抹茶色というのか、なんというのか・・・とにかく地味だよね。

オレも緑色って個人的には好きだけど、抹茶色ってねぇ・・・(´Д`)ハァ…

せっかく高価で良いロッドなんだから、もうちょっとこう所有感を満たすような配色ってあるでしょうよ・・・そこを改善するだけでも、売上もうちょっと上がると思うんだけど。

スポンサーリンク

まとめ

現在取り組んでいる遠投重視のハタゲームでは、所有しているワイルドコンタクト1000とラフサーフ88で充分機能しているので、このマックスリーチを購入する気はまったくないが、ちょっと使ってみたいと思えるロッドだね。

予想するに、ワイルドコンタクト1000に近いブランクスであるような気もするが・・・もっとガッチガチなのかな?

ワイルドコンタクト1000よりも先重りを感じないのかな?

最近のヘビーウェイト化,遠投志向になりつつあるサーフのヒラメゲームにも使えるかも。でも、掛けた時の釣り味はちょっと物足りないかもしれない。

ヒラメってあまり引かないからね。

そういえば、全体的にノリーズのロッドってロングロッドが無いよね。

ボート用はあっても、キャスティング用のシーバスロッドのラインナップも無いし。

あまりそちらの分野へ突っ込むことはしないのかな?

そんな中でのこのロックフィッシュボトムのマックスリーチ、ロックフィッシュでは注目すべきロッドだと思うが、どうよ? ( ゚Д゚)ハァ?

スポンサーリンク