先日のドン深サーフショアジギングで釣り上げたマルソーダ。
大サバやヒラソーダを期待したが、マルソーダだって美味しいよ!宗田節にするくらいなんだから。
血合が多いが、その血合こそがうまみ成分たっぷり。うまく利用すれば美味しく食べられる。
まずは自分の家で食べきれる分だけ持ち帰り、昨年同様、塩ウズワを作ってみた。
>> 塩ウズワってなあに?ウズワとシブワの見分け方や実際のお味は?
今年も塩ウズワを作ってみた
まずは釣れたマルソーダの処理から。
釣ったマルソーダはすぐに首をへし折り、バケツに入れた海水に入れて血抜きをする。
血抜き後は内臓やエラをむしり取り、氷と海水を入れてキンキンに冷やしたクーラーボックスの中にぶち込む。
帰宅したらすぐに捌いて、捌いた身を多めの粗塩で覆いつくし、冷蔵保存。
塩漬け1日経過後の写真。これだけの水分がマルソーダの身から出る。
この時点でももう大丈夫。
塩ウズワ お茶漬けがクセになる!
塩ウズワの食べ方で一般的なのは、焼いた身をほぐして、ご飯の上に乗せてのお茶漬け。
塩ウズワを水に浸けて塩抜きする。
塩抜き時間の長さはお好みで良いが、オレの場合は表面の塩分を洗い流す程度。せっかくのマルソーダの旨味を逃したくないので。
弱火でじっくりと焼き上げる。
焼き上げたら身をほぐして、ご飯の上に乗せ、アツアツのお茶をかける。
しば漬けやゴマ等を付け合わせても良い。
きざみのりを振りかけて、できあがり!
さて、お味は?
相変わらず、しょっぱ旨い!クセになる味!
暑くて食欲のない時は、冷たい水を掛けて食べてもおいしい。
塩ウズワ 保存方法は?
大量の塩に漬け込んでいるので、そのままでも長期保存がきく。そもそも、この塩ウズワは保存食なので。
または、アンチョビと同じように、容器に塩ウズワとオリーブオイルに漬け込んでおいても良い。
まとめ
今回はそこそこの数のマルソーダをお持ち帰りしたので、しばらくは塩ウズワを楽しめそう。
マルソーダというと、足が早く、血生臭いというイメージだが、塩ウズワにすれば血合部分も美味しく食べられる。
お茶漬けが一番手軽で美味しいのだが、他にもいろいろとありそうだ。
マルソーダの別の食べ方をネットで検索していると、伊東の方ではどうも「うずわめし」というのがあるらしい。
たしかこれ、以前にテレビ番組でもやっていた覚えがある。これは是非ともレポートせねば!
高知でもマルソーダを「めじか」と呼び、地元では大人気のようだ。高知では宗田節を作るために、マルソーダ専門の漁師すらいるそーだ(シャレじゃないよ!)。
宗田節には、タウリンや数種類のアミノ酸等が、通常のかつお節よりも多く含まれているので、疲労回復にも優れた食材なのだ。
調べてみると、なかなか奥が深そうなマルソーダ。
せっかく釣れるんだから、釣り味を楽しんだら、味も楽しみたい。捨てるのなんてもったいない。
そんなマルソーダを使った食べ方、今後も探していきますよ!
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