今年も早いもので、もう8月末。9月に突入しようとしている。
ということは・・・暦の上での夏はもうわずか!
その割には異常な暑さが続いているが、今年は鮎釣りのおかげで、この時期でも快適に楽しんでいる。
真昼間の畑仕事なんて、もう殺人的暑さよ!
汗の量も半端ないし、水分補給の量も半端ない!
一方、川での鮎釣りなら、川に浸かって足が冷えるだけでも快適度がかなり違う。
サーフと違って川だと風や波の影響はまったく無いので、時間が少しでも空くとついつい酒匂川に出向いてしまうよね。
もちろん、さすがに増水時は危ないので、釣りは控えるけどね。
酒匂川の鮎釣りも解禁から約3ヶ月ほど経過し、この1ヶ月でようやく自分のウェーディングスタイルも固まってきた。
濡れるタイプのウェットウェーディングと、濡れずに済むドライウェーディング。
この2つのタイプを状況により使い分けている。
ガッツリ釣りするならウェットウェーディング
真夏の蒸し暑い日、ガッツリと長時間、しかも快適に釣りをしたいときは、ウェットウェーディングスタイルを選択。
内訳は、ラッシュパンツ,ウェットソックス,ウェーディングシューズ、そしてグラベルガードの組み合わせ。
まずはラッシュパンツとウェットソックスを履き、ソックス内への砂利の侵入を防ぐため、ラッシュパンツの裾をウェットソックスの上に被せる。
そしてウェーディングシューズを履き、その上から足首をグラベルガードで被せるというもの。
今年に入っていろいろ試してみたが、鮎ルアースタイルとしては、今はこれで落ち着いている。
【ウェットウェーディング参考記事】
ウェットウェーディングの最大の魅力は、足元が直接濡れるので、夏場でも快適に釣りができること。
上半身さえしっかり日焼け対策しておけば、足元が水に浸かるだけで体感温度はかなり下がるので、快適さがまるで違う。
ウェットソックスはクロロプレン製なので、保温効果も高く、過度に冷えることもない。
このソックスのおかげで、靴擦れもしないしね。とても快適。
ウェットウェーディングの砂利対策
しかし、実際にやってみてよく分かった難点も。
その難点とは、シューズ内に侵入する砂利。
シューズの紐をかなりしっかりめに縛っても、内部に砂利が容赦なく侵入してくる。
確かにクロロプレンソックスを履いているので靴擦れトラブルはないのだが、そこそこ大きめの小石がシューズ内に侵入すると、長めの距離を歩く際に当たって、ちょっと痛い。
それと、砂利が入ることで、クロロプレンソックスが摩耗するので、劣化が早まるという問題も。
始めた当初はこのようにウェーディングシューズの上にゲーターを被せていたのだが、砂利予防にはまるで無意味。
ゲーターでも侵入口を防いでいたつもりが、一体どこから侵入してくるんだかと思うほど、砂利が容赦なく侵入してくるので、あまり意味がない。
おそらく、この後ろのつなぎ部分の隙間から、砂利が侵入してくるのかなと。
それに、ゲーターはスネから膝までガードしてくれるが、釣り下るスタイルの鮎釣りにはそこまでスネや膝をガードする必要もない。
そんなことで試してみたのが、グラベルガードという代物。
「グラベル」とは英語で砂利や小石を意味するのだが、まさにそのグラベルをガードするツールというわけだ。
ウェーディングシューズ内の砂利侵入に効果的とのことで、今回入手したのが、シューズと同じリトルプレゼンツのグラベルガードII。
グラベルガードには単にマジックテープ等で足首に巻くものと、ズリ上がりを防ぐためのフックや土踏まずベルトが付いたものとがあるが、今回採用したのは前者のタイプ。
シューズがリトルプレゼンツなので、グラベルガードもそれに合わせて・・・というのもあるが。
使う前はベルトがないので、歩いてるうちにズリあがっちゃうんじゃないかと思ったけど、そんなことは一切なし。
このスタイルで3時間程度の釣行後の結果はというと・・・
写真じゃちょーっと見にくいかもしれないが、細かい砂利が僅かに入った程度。
さすがにパーフェクトにシャットアウトできたわけではないが、これならオッケー!
短時間釣行ならドライウェーディング
ウェットウェーディングのほうがひんやり快適だが、支度や片付けが面倒。
2時間以内の短時間釣行であれば、濡れないドライウェーディングを採用。
こちらは時間の限られた、2時間程度の短時間釣行に。
釣りの後、そのまま別の用事等で出かけるときなども、このスタイル。
特に鮎ルアーフィシングのドライウェーディングでオススメしたいのが、以前にも紹介した、ベルトのいらない自立式ヒップウェーダー。
【参考記事】
過去に何度も紹介しているが、これぞ鮎ルアーフィッシングに最適。
サーフで使用すると、不規則に来る波が迫り上がり、履き口から水が入って濡れることがあるのだが、川であれば深くても膝くらい浸かる程度なら余裕でオッケー。
長靴感覚で着脱も容易で早い。
しかも、足首部分のだぶつきがないので、非常に歩きやすく、動きやすい。
途中でズボッと脱げることもない。
ただ、厚手の生地で非透湿性なので、湿気や汗で中が多少は濡れる。
しかし、川に浸かっていれば、ウェーダー越しでも足が冷やされるので、気にするほどのものでもない。
脱いだらすぐに乾いちゃうしね。
まとめ
ガッツリの釣りではウェット、ちょろっとのときはドライ。
真夏の快適さからはウェット、手軽さではドライ。
ざっくりとそんな感じで使い分けをしていますよ。皆さんの参考になるかは分かりませんがね。
「鮎タビと鮎タイツ最強説」もあって、それを試したいところではあるが、まぁそれらを試すのはもうちょっと先になるかな。
ガチの鮎釣り師のオヤジが、釣りが終わってから河原でタイツを脱いで、ブリーフ姿で水浴びしていたのを何度か見たことあるが、あれはあれで窮屈なのかな?着脱が大変そうだし。
まぁいずれにせよ、鮎釣りだけでなく、これからやるであろうフライフィッシングや渓流でのルアーフィッシングなんかも、ほぼこのスタイルでいくでしょうね。
不肖ゆたりな。アラフィフ世代。
まだまだ釣りへの興味は尽きませんよ〜!
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