PEラインの偏見 PEラインの「強度」ってなに?

今回もPEラインネタ。前回の記事と若干関連するが、PEラインの「強さ」について。

皆さんは、PEラインを選ぶ際、何を基準にする?

おそらく大抵の人は、製品に表示されている号数とテストポンド表示は必ず確認すると思う。

しかし、それだけでPEラインの「強さ」が確定できるのだろうか?

ナイロンやフロロのように規格化が容易なものであれば分かりやすいのだが、PEラインのように、撚り数や表面コーティング等、異なる要素が多いものでは、製品間による単純比較が非常に難しい。

今回はPEラインの細かい号数設定やテストポンド表記基準等の詳細説明をするつもりはない。その部分の基礎知識を知りたい人は、グーグル検索ででも別に調べていただきたい。

あくまでもPEラインの「強度」に関与する各要素について、自分なりにこれまで考えていたことを述べてみたい。

スポンサーリンク

号数やテストポンド表記の差異

PEラインは、各メーカーによって号数毎の太さやテストポンド表記に差があることは、周知の事実。PEラインでの規格が無いことが、アングラーを悩ませている要因であるわけだ。

PEラインの場合、ポリエチレン繊維の編み込みだけでなく、表面コーティングの厚みまで入るわけだ。更に、編み込むことで、ライン上の箇所による強度バラつき等も出やすいだろうから、事実上、完全なる規格化は今後も難しいだろう。

ノットを組んだ時の強度や根ズレ強度

PEラインの場合、テストポンド表記で引張強度を示したところで、ノットを組んだ時や根ズレ時までの強度を保証するものではない。当然のことながら、そんなところまで規格表記できるわけがない。

ノットなんて、アングラーによって異なるのは当然のこと。更に同じノットでも、アングラーによっては、ひいては、同じアングラーでもノットを結ぶ時々で強度にバラつきは当然出る。そんなことはだれが考えたって分かるだろう。

更に、根ズレ強度にも同様のことが言える。

メーカーによっては独自の試験器を使用した摩擦抵抗試験があったりもするが、これも試験の設定条件を厳密にしておかないと、かなりのバラつきが出ることが想像できる。

こういった物理試験てぇのは、安定した数値を出すのが至難の業だったりするのよね。経験している人は分かると思うけど、単純にはいかないのよね。

ラインによっては、キズが入ったとたんに引張強度が極度に落ちて切れやすくなるものもあれば、多少のキズが入ってからでもさほど引張強度が落ちないものまである。

そうなると、どういう評価基準を設けるかってのだけでもなかなか難しいとは思うけどね・・・(ノД`)・゜・。

スポンサーリンク

まとめ

いずれにせよ、PEラインについては、各製造メーカーで製品に表示されている号数とテストポンド表記は、あくまでも目安にすぎない。

目安の表記をもとに大雑把に使用候補のラインを選び、最終的には実際に使ってみて体感することで、ラインの強さを総合的に評価することになる。

実釣での強度は、下記の要素で決まる。

【実釣強度の算定イメージ】
実釣でのPEライン強度 = 実際の太さ × 引張強度 × ノット強度 × 根ズレ強度

主にこの4要素を総合的に評価して、実釣でのPEライン強度を評価するのが実用的であると思う。

各アングラーの好みや場所によっては各要素の中で優先順位が高くなるもの,低くなるものもあるだろう。

それで不肖ゆたりなが、サーフやハタゲーに選んだラインが、本ブログでは何度も登場している、このアーマードF+プロの1.0号。最大のテストポンド表示が19lbs.で若干弱いように思えるが、総合的な実釣強度はかなりのもの。特筆すべきは、ライン表面に多少のキズが入っている状態でも強度を保持できる点。耐久性もかなりのもので、表面コーティングの強さも群を抜いている。

一度、釣り雑誌等の企画で、各社PEラインの客観的評価を是非ともしていただきたいものだ。

あぁ、スポンサー企業との関係もあるから、それはさすがに難しいかな?でも、そういうのをやってこそ、雑誌等の売り上げも上がると思うんだけどなぁ。

だからと言って、メーカー付きのテスターの評価なんて、更に当てにはならないし・・・どうせタダで提供されるんだろうから、新品に対しての評価しかしないだろうし。

なんかそういうのを客観的に評価してくれるところって無いもんですかねぇ?(;’∀’)

スポンサーリンク

コメント

  1. booska より:

    こん〇〇は。

    PEラインは、フロロやナイロンと違って価格が高いし交換頻度が少ないのでメーカー、商品差をあまり検討したことがありません。
    私は、0.8~1.5号バリバス、0.6号以下ラパラに固定しています。価格優先です。
    むしろリーダーの方がノットの組み易さすなわちノット部の強度がある感じがするので、そちらを気にしています。

    富山遠征では、良い釣りができたようですね。
    根魚は、季節や条件によって水深がひざ下程の場所でもモンスター級が出るイメージがあります。ハタ類も同じですかね。

    • ゆたりな より:

      ブースカさん、コメントありがとうございます!

      やはりアングラーによって、いろんなこだわりというか、思考が違いますね。価格と耐久性の兼ね合いが難しいですね。

      ハタの釣りはまだまだ分からないことばかりなので、断定はできませんね。調査は今後も続け、ある程度の結論が出せるくらいまではやり込みたいと思います!

  2. PEラインはメーカーによって全然太さも違いますし、どれが一番いいのか、比較するのが難しいですよね(-_-;)
    私はほとんどよつあみの8本ヨリを、船の中深海のジギングなどでは伸びの少ないスーパーファイヤーラインで落ち着いています。
    アーマードシリーズは今まで使っていなかったのですが、ライトソルトに使い始めてから結構気に入って使っています!メーカーによって同じ号数でも太さが違うのは大きな問題ですよね。

    • ゆたりな より:

      まるなかさん、コメントありがとうございます!

      まぁ、PEラインは規格化が難しいとはいえ、あまりにも太さが各社で違いますよね。となると、アングラー側が発信しているブログやらの使用感等に関する情報も、選択する際の重要な情報源になり得ますね。

      私の場合、高価格帯のラインは絶対に使わないので、よつあみのとかって使ったことないのですが、何かの機会に、試してみようかなぁ。スーパーファイヤーラインも評判は聞いてはいるのですがね。

      といっても、一度アーマードを使ってしまうと、他のPEラインを使う気にはなれないんですよねー。それだけ良いラインなので!