【アングラーズサポートベストver.4(アピア)】すばらしく6つの装備がイケてる件

自分の中では唯一無二、いまだお気に入りのライフベストであるパズデザインのコンプリートⅣ

片側でルアーケース(3010NDM)2枚入るフロントポケットや独自の背面ポケットをはじめ、細部に至るまで使い勝手がとても良かった。

中の浮力体も新品に交換可能なので、不具合さえなければ10年以上は使い続けたいとさえ思っていた。

そんなコンプリートⅣだったが・・・

購入から7年近くが経過し、前回8月の富山遠征の際、これまではなんともなかった左のフロントポケットのファスナーの開閉がスムーズにいかなくなり、強引に引っ張ったら、ファスナーが外れてしまった。

ファスナーのレール部分をよく見ると・・・

写真のように数カ所布が裂けており、これによりスライダーがレールから外れてしまったわけだ。

元に戻そうと試みたが、どうしても元に戻らない。

もうこれはファスナーを交換するしかないと、交換修理をパズデザインへ問い合わせてみたが、残念ながら無理との回答。

さいわい、コンプリートⅣはファスナーを開いてもポケットを仮止めできるベルトが備わっており、これがあればファスナーが開きっぱなしでもルアーケースを落とすことなく釣りができるので、これでなんとか使い続けている。

しかし・・・さすがにこのままでは納得いかない。

youtube動画で、コンプリートⅣを上回るライフベストを発見!

そんな中、なにげにyoutubeを徘徊していると、とあるライフベストを発見。

それがこの、アピアから発売予定「アングラーズサポートベストver.4」の解説動画↓


この解説を見てね、いやぁ〜・・・とうとうコンプリートⅣを超えたと思ったね。コレはイイ!

さすがにお値段もそれなりなので、すぐに買い替えるわけにいかないが、これは間違いなく「要チェックやわ!」。

機能面では確実にコンプリートⅣを超え、さらにアングラーにとって「痒いところに手が届く」仕様になっている。

そういえば、新しいライフベストを検討していた7年前もアピアのアングラーズサポートベスト(当時はver.3)が検討の一つに入れていたが、当時はアピアアピアしているところが気に入らず、最終的には選択しなかった。

【参考記事】

そんなアピアのアングラーズサポートベストも、現在はver.4へと進化。

今回は上記のyoutube動画の情報をもとに、アピアのアングラーズサポートベストver.4について、不肖ゆたりなが特に注目している点を独断と偏見で述べていきたい。

アングラーズサポートベストver.4(アピア)

詳細は、上にあるyoutube動画と、アピアの公式サイトを参照あれ。

その1:フロントポケット

まずは、フロントポケットの構造から。

フロントポケットは、片側でルアーケース(MEIHO VS-3010NDM)2枚、左右含めれば計4枚入る。

ここまでは今使用しているコンプリートⅣと同じなのだが、肝心なのはココから。

今回のアングラーズサポートベストのさらに良いところは、ポケット内のスペースに充分な余裕があること。

引用:アピアHP

コンプリートⅣも確かに片側2枚は入るのだが、このサイズを入れるとほぼ余計なスペースがなく、けっこうキツキツの状態。

だから、ファスナーの開閉するための生地の余裕が少なく、ファスナーが途中で突っ張り、開閉途中で動きにくくなってしまう。

だから普段は、この3010NDMと、もう少し薄型のものとの組み合わせで収納していた。

それに対して、今回のアピアのアングラーズサポートベスト。

ポケットの幅を大きくするのではなく、縦を大きくすることでポケット内の余裕を持たせており、3010NDMが余裕をもって2枚収納可能。

しかも、ファスナーの開閉にも余裕があるため、常にスムーズな開閉ができるので、ファスナーへの負荷が少ない。

ライフベストの中でも使用頻度が最も高くて破損しやすい箇所がフロントポケットのファスナーなので、こうした配慮は非常に嬉しい。

その2:サイドポケット

コンプリートⅣの唯一不満があったところといえば、着脱可能なドリンクホルダー。

後方部分に設置されているため手が届きにくく、一度外したドリンクホルダーをベストを着たまま元に設置しづらい。

そのせいで、設置が甘かったようで、使用中にドリンクホルダーをどこかへ落としてしまった。

【参考記事】

今回のアングラーズサポートベストでは、このドリンクをサイドポケットとして両側に合わせて2つも設置。

引用:アピアHP

着脱式ではないが、着脱式である必要性すらないくらい、ベストな位置にある。

もちろん、真夏の暑い日にペットボトル2本分のドリンクを入れておくのも良いが、他のちょっとした小物を入れておくのにも便利。

その3:背面ポケット

着用したままでの背面ポケットからの取り出しには各社ライフベストで工夫がなされていたが、コンプリートⅣは背面ポケット内にスクリューコイルで繋がれたポーチが標準装備されており、着たままでの取り出しが容易であった。

【参考記事】

この機能はパズデザイン独自のものであり、この機能が個人的にもっとも気に入っている点でもあった。

今回のアングラーズサポートベストには同じ機能は無いものの、着用したままでも取り出ししやすい機能が備わっている。

引用:アピアHP

ファスナーの開閉がしやすいのはもちろんのこと、内部にハーフポケットがあることで背面でも出し入れがしやすく出来上がっている。

その4:スムーズなサイズ調整可能なサイドベルト

アングラーズサポートベストは、サイドベルトにより着用後のサイズ調整もスムーズ。

引用:アピアHP

締めるのはもちろん、緩めるのも着たまま簡単にできる。

これまでのライフベストはココの調整が非常に面倒であったために普段から緩めに設定していたが、このアングラーズサポートベストなら細かな調整が着用のつどできるのがよい。

常に体にフィットした状態を保てれば疲労も軽減するだろうし、なにより安全面も向上するので、この機能はグッド。

その5:ロゴマークすらない「ノーネーム」

これまでのアピアのライフベストは、ロゴマークがドカっと目立ちすぎ、「アピアアピア」していたのが気に入らなかった。

【過去記事】

しかし、今回のアングラーズサポートベストver.4のデザインは3種類。

一つは、アピアのロゴがバーンと強調された、従来と同じデザインの「ブラック」

もう一つは、アピアのロゴマークが目立ちにくい、全面ブラックの「ブッラック×ブラック」

そして、3つ目のデザインは、あえてロゴマークすらない「ノーネーム」

メーカー側はどうしても自社製品であることをアピールしがちだが、あえて「ノーネーム」を揃えているというのは、今回のアングラーズサポートベストへのアピアの自信の表れでもあるのだろうね。

自分が買うとしたら、ブラックブラックかノーネームのどちらかだね。

その6:ホイッスル付属

そして、命を守るライフベストには必須のホイッスルも付いている。

引用:アピアHP

ライフベストにはホイッスルまで付属していないものも多く、コンプリートⅣも付いてなかった。

「たかだか笛くらい」と思うだろうが、こういうのをきちんと付属しているだけでも、そのメーカーの姿勢がうかがえる。

ちょっとしたことだが、これもライフベストとして非常に大事なこと。

アピアのアングラーズサポートベストver.4は、間違いなくすばらしい!

以上、今回はアピアのアングラーズベストver.4について、自分が注目している点を解説してみた。

もちろん、今回挙げた機能意外にも、腰ベルトやその他の新たな機能も満載。

とにかく、このアングラーズサポートベストver.4はすばらしい。

べつにアピアファンではないが、自分が知る限りでは、これ以上のものはないと思うくらいの出来じゃないかなと。

今持っているパズデザインのコンプリートⅣのファスナーが修理不可とのことなので、本音はすぐにでもコレに買い替えたいんだけどね。

コンプリートⅣは購入から7年近くはもったが、これだけの出来のアングラーズサポートベストver.4なら10年はもってほしいし、それに相応の耐久性はあるでしょう。

これは久々に欲しくなったね〜!

お値段はちょい高めだが、それだけの価値はあると思うよ。

11月下旬ごろに発売のようなので、ちょうどライフベストの購入を検討している人は、注目してみてね〜!

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コメント

  1. P.tyavin より:

    毎度ドモ~。

    ゲームベストのチョイスは中々難儀しますね~。
    釣りの組み立てすら左右しかねませんので。

    現物を拝見出来ないetcもあったりしますが、何よりも”実際使ってみなければ判らない”ってのが厄介かと。
    ※現物見て却下になったのも
    後は、以前お伝えした様に生地ですねぇ。

    ゆたりなさんにとってイイ品である事を祈ってます。

    いやしかし、何故あ~も黒ばっかなんですかね~?
    ウエットスタイルに合わせると“黒い物体”と化すのがチョト…。
    といってもピンクは遠慮させて頂きますが。(苦笑)

    • ゆたりな より:

      P.tyavinさん、どーもです!

      たしかに、ゲームベストは使ってみないことにはなんとも言えないところはありますね。
      ただ、サーフで使用するなら、塩噛みしないビスロンファスナーは必須ですね。

      色はねぇ、確かに・・・黒だとみんなゴルゴ13のようになっちゃいますね。
      ピンク・・・私はどんと来いです!