ジャンプライズの飛びキング105HS。
早速、購入してみました。
ルアーウエイトが44グラム。サーフで使用するルアーではかなりの重量。
過去記事:ジャンプライズの飛びキング? ぶっ飛び君やかっ飛び棒の兄弟???
かっ飛び棒は速攻の根掛かりロストで、その後は追加購入せず。ぶっ飛び君はたまには使うが、ご近所サーフでは使う頻度が極めて少ない。
理由は、両ルアーとも水深のあるサーフでは着底までが掛かりすぎるので、手返し良く攻めることができないことと、着底が分かりにくいことが主な理由。
飛距離をはじめとした性能の良さは認めるが、正直言って、今のオレには必要性がかなり低い。
そこで登場した、この飛びキング105HS。
まず期待しているのは、このサイズ感でメタルジグ以上の飛距離と言われている点。
「メタルジグ以上」とまで豪語しているわけだから、それなりの自信があるのでしょう。着底感もありそうだから、ご近所サーフでも有効そう。
樹脂製プラグなのでジグとは異なる動きができるだろうから、攻めの変化点をつける意味でも期待ができる。
さぁ、パッケージから出してみましょうかね!
【飛びキング105HS】外観と質感
飛びキング105HS、パッケージから取り出してみての最初の印象は?
サイズの割には、ずっしりと重く、密に詰まっているような感じ。
これまでの樹脂製プラグでは無かった、この質量感。
リアのトレブルフックが標準装備。ここは上向きシングルフック仕様にしないと、根掛かりがキツイご近所サーフで使用するのは厳しいな。
この飛びキング105HS、フロントにフックを付けないところが、個人的には好印象。「ヒラメ用ルアー」と謳っているものは、やたらとフックを多く付けたがるが、そんなもん、アシストフックすらいらんだろと思っているうちの一人である。
飛びキング105HSを正面から見てみると・・・
リップ形状は台形型、ボディは長方形をしており、メタルジグには無いフォールアクションも期待できるか?
飛びキング105HSを投げてみた。ぶっ飛び君95Sとの違いは?
先日入手した飛びキング105HS、さっそくご近所サーフで投げてみました。
とはいえ、本日のご近所サーフのコンディションは・・・
横からの強風が非常に強い・・・(;’∀’)
うねりや岸際の波もガッチャガチャ。
しかし、これはこれで、格好のテストにもなる。
多少風やうねり,波があるときでも使えないと、あまり使用頻度が上がることは無いしね。
そこで今回、飛びキング105HSとの比較に用いたものは、同じジャンプライズの「飛び」兄弟の一つ、ぶっ飛び君95S。
すでにハッゲハゲで、黒マジックで塗りつぶしたやつ。
もうこんな状態じゃ釣れるなんて微塵も思ってないので、とにかく飛びキング105HSを納得いくまでキャストしてみましょうかね!
飛距離は飛びキング105HSに軍配
本日は強風下で試してみたが、単純な飛距離比較では、完全に飛びキング105HSに軍配。
実際に各ルアーの重量を比較してみると・・・
ぶっ飛び君95S : 27g
飛びキング105HS : 44g
重量比は、ぶっ飛び君95Sを1とすると、飛びキング105HSは1.62。
重量比だけみても、飛びキング105HSの飛距離が上であるのは当然。
とはいえ、飛びキング105HSが同重量のジグを上回る飛距離かと言えば・・・さすがにそこまでは言いすぎかなぁと。
とはいえ、これまで世に出たルアーで「ジグ並みの飛距離」と『飛ぶ飛ぶ詐欺』が横行している中で、それらよりはるかに飛んでいる。
本当の意味で、この飛びキング105HSは「ジグ並み」の飛距離と言ってもいいだろう。
それだけの重量が飛びキング105HSには備わっているわけだから、ぶっ飛び君95Sより飛距離が出せて当然。
ぶっ飛び君95Sと飛びキング105HSの飛行姿勢
横風の強風下で投げてみると、飛行姿勢の差は歴然。
ぶっ飛び君95Sはキャストのルアー放出時から着水直前まで、飛行姿勢が極めて安定している。
この一貫した飛行姿勢の良さが、ぶっ飛び君95S最大の特長と言っても良い。
一方の飛びキング105HS。
キャストでのルアー放出時には飛行姿勢が若干乱れ、後半は安定した飛行姿勢を維持している。
しかし、かっ飛び棒130BRほどのキャスト毎の飛距離のムラは無い。
ということは、この飛行特性自体が飛びキング105HSの特徴なのだろう。
とはいえ、先日の記事でも述べた「飛距離効率」が良いのは、間違いなくぶっ飛び君95S。
飛びキング105HSは、単にボディ素材の良さと重量で飛距離を稼いでいるといった感じ。
同じ飛距離が売りの両ルアーでも、質がまったく異なる。そんな印象を持った。
まとめ
飛びキング105HSを使う前は、ぶっ飛び君95Sのようにどんな投げ方,どんな条件下で投げても飛行姿勢が抜群なのかと期待していたが、どうやらそこまでの飛行姿勢の良さではないことが分かった。
だからといって、かっ飛び棒のような飛距離にムラが出やすいタイプではなく、飛距離が落ちるタイプでもない。
飛びキング105HSは重量なりの飛距離を出せているといったのが、今回感じた印象。
とはいえ、まだ自分の中で、飛びキング105HSの使用感が充分理解できたわけではないので、引き続き使い続けながら、気づいた点をインプレッションしたいと思う・・・根掛かりしないようにね! (;’∀’)
その中で、実際の釣果も出せると・・・いいな! (#^.^#)
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