不肖ゆたりなの所有する、17ツインパワーXD4000XG。
近年は19セルテートLT3000XHとのローテーションで使用しているが、秋冬のサーフエギングシーズンにはセルテートメインに使用するため、使用頻度が低くなっている。
なので、以前ほど酷使はしていないのだが・・・
そんなツインパワーXDに、今年の1月、突然のアクシデント発生!
茶の間でハンドルをグルグル回していると、スプールが異常に上下していることに気づく。
あらっ、こんなに上下するもんだったっけ?
シャフトが見えるくらいにスプールが上がっちゃってる・・・
そんなことを思っていたら、今度は突然、スプールが上下にスカスカと!
ハンドルを回しても、オシュレートしない!
さらに悲劇は続く。
しばらくハンドルを回していると、今度はガツっと・・・突然ハンドルが止まって回らない。
あわわ・・・これ以上ハンドルが回らないよ!
どうしたんだべ!Σ(゚д゚lll)
普通にして見えないはずのシャフトが、ここまで見えてる・・・
あぁ、とうとう動かなくなった・・・(;´д`)
いつもテーブルの上に置いて眺めたり、ハンドル回したりしていたけど、最近は特に負荷をかけたりしてないんだけどな・・・
もしや・・・家族の誰かが、落としたとか! (-.-;)y-~~~
嫁か?
ウチの暴君、ゆた蔵か??
小心者・日本代表の、りなキチか???
いやいや・・・確証もないのに、家族を疑うのは良くない。
いずれにしても、修理には出さなくては。
というわけで、リール屋ピカレスクへ修理依頼
というわけで、以前にもお願いしていたリール屋ピカレスクへ修理依頼。
以前にもオーバーホールをお願いしたのだが、そのときの満足度がすこぶる高かったたこともあり、今回も迷わず依頼。
【リール屋ピカレスク:過去記事】
まずはメールにて、ツインパワーXDの状態の説明を入れ、納期を確認したところ・・・
発送ですと4か月ほど掛かりますが大丈夫でしょうか?(by ピカレスク)
ゼーンゼンおっけー!よゆうっス!
手元にセルテートとレアニウムがあるので、サーフの釣りはこれだけでも充分回していけるし。
多少遅くなろうが構わないので、すぐにピカレスクへツインパワーXDを送付。
17ツインパワーXDは・・・重症!
ちょっと日数はかかったものの、発送から5ヶ月後。
ピカレスクからメールが届いた。
結果は・・・
重症です。(by ピカレスク)
マジか・・・∑(゚Д゚)
そりゃそうだろな。ハンドル回らないんだから。
具体的には、どこがどう重症なのか?
スプール軸の下部が破損している状態で、ソレがギアに挟まりギアにも傷が付いています。
スプールシャフトとドライブギア、ピニオンギアの交換が必要です。
(by ピカレスク)
写真:ピカレスクより
あまり内部構造に詳しくないので、この写真だけではよく分からないが、とにかく重症というのだから、部品交換も含めてやってもらおう。
実際の費用
部品の注文から到着までで、さらに2週間程度。
ピカレスクからメールが届いた。作業工程の写真付きで。
お待たせしました作業完了です。
費用です。オーバーホール 4,000円
スプールシャフト 2,805円
ドライヴギア 2,805円
ピニヲンギア 2,034円
1470 ボールベアリング 800円
1170 ボールベアリング 800円
合計 13,245円
(by ピカレスク)
ほう・・・これだけ交換部品があってこの程度ならば、もうじゅうぶん。
これだけの価格で、さらに内部の写真まで付けて説明してくれてるんだから、納得感は大きい。
17ツインパワーXDが戻ってきた!
支払いを済ませ、ツインパワーXDが戻ってきた。
ハンドルを回してみると・・・おぉ、シルキ〜ッ♪
文句なし。バッチリの巻きごこち、復活!
そして、不良部品も一緒に送られてきた。
これが例の破損したスプールシャフトか・・・破片もちゃんとあった。
破片も元に戻すと、こうなるのね。
まずこの部分が折れて・・・
そして、端部のこの部分も。
こう欠けちゃったわけね。
この小さく欠けた部分が、ギアの間に挟まって回転しなくなっちゃったわけね。
つまり、「関節ねずみ」みたいな症状なわけね!
そのギアの方はというと・・・
まずはドライブギア。
若干ギアの歯が欠けているような。
ピニオンギアはというと、これは見た目ではよく分からないが、再利用するには厳しいのだろう。
そして、ベアリングの交換。これは完全に経年劣化によるものだろう。
いずれのベアリングも、回転させてみるとわずかな引っ掛かりを感じる。
いずれにせよ、部品交換で17ツインパワーXDは新品のような巻きごこちに復活しました!
まとめ
ピカレスクによると、今回の故障の原因はやはりスプール部分に衝撃が加わったことによる、スプールシャフト下部の破損とのこと。
スプールに衝撃が加わってシャフトに伝わり、そのシャフトの最下部で一番弱い部分で止まった。
つまり今回壊れた部分になるわけだね。
スプールから落ちたときによくある症状のようなので、やはりどこかで落とした可能性が高い。
いつやったか、誰がやったかは別にして、今後もリールの扱いには気をつけねばね。
いずれにせよ、今回の17ツインパワーXDの修理、ピカレスクにお願いして大満足。
ピカレスクはとにかく安いのはもちろんだが、途中経過の内部の写真を撮ってくれるので、具体的にどこがどう問題だったのかが素人でも良く分かるのがいい。
さらにピカレスクは、部品供給不可となった古いリールでも、アイディアと工夫でなんとか直してくれるのもいい。
融通が効くんだよね。そこもメーカーのオーバーホールには無いところ。
メーカーのオーバーホールとなると、報告書に書かれた説明もよく分からない上に高額になっちゃうので、納得感がかなり低いんだよね。
多少納期が遅いのはあるが、一人で切り盛りしてるんだから、そこは黙って目を瞑ろう。
ツインパワーXDが戻ってきたので、今度は19セルテートのオーバーホールもお願いしちゃおうかなと。
もし大阪の方へ行った際には、お店へ直接行ってお願いしたいくらい。
いいね!リール屋ピカレスク!
リールのメンテナンス,修理は、今後もピカレスクにお願いしようと思います!
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