一年前に購入したシマノのアクトゲームウェーダー(WA-228R)。
一年通して使い続けてきたが・・・いやぁ快適!現時点では前のウェーダーをはるかに上回るほどの満足感だね!
この一年は、毎日とはいかないまでも釣行頻度は高く、ほとんどは空いた時間に2時間以内の釣行。
そのため、普段ウェーダーは車の中に入れっぱなし。仕事が忙しくて釣りに行けない時や天候不順が続いた時などは外側を軽く水洗いして日陰干し。内側も月1回程度は水洗いをする程度のメンテナンスをしている。
この程度の釣行頻度とメンテナンスで1年間使用。それなりに酷使した方だとは思うが・・・このウェーダー、今のところ、まったく不満無し。
最初に言っておくが、本記事はアクトゲームウェーダーのベタ褒めインプレッションである。
はなっから安いウェーダーで充分というのなら、それはそれで。最近ではホームセンターなんかでも作業用の安価なウェーダーがあるので、そちらを選んでいただけば良い。
ただ、今回のアクトゲームウェーダーのように本当に良いウェーダーを使ってしまうと、快適度や釣りへの集中度が別次元であることに気づくと思う。
別次元の快適性を求める方は、ぜひ読んでみてほしい。
とにかく、ブーツ周りの作りが最高
このアクトゲームウェーダーを使用してとにかく感激したのは、ブーツ周り。
ブーツとウェーダー生地のつなぎ目部分は最も弱い部分なので、二重構造であることは必須なのだが、このアクトゲームウェーダーではもちろん採用されているので安心。もちろん、この部分からの水漏れは一切なし。
ブーツのサイズも大きすぎず、小さすぎず。
夏には薄手の靴下を履いてもブカブカ感が少ないので、歩いてもブーツの中で擦れることが少ないので疲れにくく、冬は厚手の靴下を履いても程よいサイズ感で歩きやすい。
足場が安定しないゴロタ浜で歩いても足元がぐらつかず、底のスパイクピンがしっかり機能してくれるので、疲労感が少なく安心してエントリーできる。
そして足首のクロロプレン素材も丈夫。その上、しゃがんでも抵抗感が少なく、動きやすい。
今年の夏にチャレンジした鮎ルアー釣行では、このアクトゲームウェーダーで流れのある中でウェーディングしながらの釣りをしたが、妙な水の抵抗感や水圧による圧迫感などは一切気にならず、快適であった。
普段はウェーディングの釣りはしないが、このアクトゲームウェーダーならウェーディングでも快適に対応できるね。
これだけ快適と言ってるんだから、もちろん足が痛くなるなんてことはまったくない。
もうこのブーツ周りの構造は最高。ここまでブーツ周りにこだわったウェーダーって無いんじゃないかな。
不用意な漏水トラブルは一切なし
このアクトゲームウェーダーを購入した時に抱いていた唯一の不安は、生地の薄さゆえの耐久性。
もちろん、生地が薄いと軽くて動きやすいのは良いのだが、その代償として耐久性が損なわれるのは困りもの。
実際に夏場も通して1年間使用を続けてみたが、そんな耐久性への心配はまったくの杞憂であった。
もちろん、生地の劣化や縫い目からの水漏れは一切なし。
一度、タチウオ釣った時に歯が触れて穴が開いてしまったことはあったが、付属のパッチを内側から塞いで水漏れは完全に解消。それ以外の漏水トラブルは一切なく、まったく問題なかった。
その上、夏場でも使用中の蒸れが少なく、以前に使用していたウェーダーと比べても快適度は非常に高かった。
今年の夏はアクトゲームウェーダーを休ませてヒップウェーダーを使おうと思っていたが、意外とアクトゲームウェーダーを使い通してしまったくらい、夏場でも快適だった。
動きやすい上に漏水の心配もなく、内部も快適。もう言うことないでしょ!
着用感はほぼ完璧
全体的な着用感もほぼ完璧
と言って良いくらいの快適性。
ブカブカ感を感じず、かといって動いたりしゃがんだりしても突っ張り感も感じない。
ブーツや生地以外でも、伸縮性のあるバンドも薄くて軽いので、肩への余計な負担を感じない。
この背中部分のパットも背中への当たり具合が良く、メッシュ素材なので、夏場でも不快感は少ない。
もちろん、このパットは着脱式になっているので、邪魔と思えば外すことはできる。
特に夏場にはこのパットは無用の長物だと思っていたが、このパットがあることでの背中へのフィット感がとても良かったので、一年を通して外さずに使い続けている。
間違いなく最高のウェーダーを手に入れた!
お値段はそれなりにするが、サーフだけで使用するのはもったいない。そう思ってしまうくらい機能性バツグンのウェーダーが、このアクトゲームウェーダー。
おそらく、他メーカーでもここまで快適性にこだわったウェーダーは他に無いんじゃないかな。
今年はコロナウイルスの影響で遠征による長時間釣行をせず、ほぼご近所サーフオンリーの2時間程度の釣行で済ませているが、長時間釣行でも十分な快適性を保てるウェーダーだと思う。
靴底はフエルトスパイクタイプだが、砂浜での釣りオンリーであれば、ラバーソールを使ったこちらのサーフトリッパーウェーダーの方がより快適だろう。砂の持ち込みが少ないので、車内が砂だらけで嫌と感じているなら、もうこのウェーダー一択になるね。
このウェーダーがどれくらいまで持つのかを見ていきたいが、これだけ高機能で快適性の高いウェーダーなのだから、できるだけ長く使っていけるよう、大事に扱っていきたい。
シマノのアクトゲームウェーダー、こんな不肖ゆたりなでもそう思わせてしまう逸品ですよ!
コメント