やってきました!
ひっさびさの富山ホタルイカパターン釣行!
ここ2年はコロナウイルスの影響で富山遠征は無し。
親戚の結婚式に参加するためのイレギュラー釣行は1回だけあったものの、ホタルイカパターン釣行については丸々2年分は空いた状態。
話は変わり、ここ最近の出来事といえば、りなりなは努力の末に志望の高校合格で無事に中学を卒業。ゆたゆたも無事・・・かどうかは別として、小学校を卒業。
コロナウイルスの脅威はまだ続いているが、ここ2年は子供らしい楽しみが得られなかった彼らのために、今回のタイミングで家族で富山へ行ってみようかと。
ちょうどホタルイカ身投げのシーズン真っ只中。この間、久々のホタルイカパターン釣行へと出向こうかなと。
ただ、今回はそこまで長期滞在はできないし、さらに富山の天気予報は土曜が爆風警報。
金曜に富山に到着し、月曜には富山を出る予定なので、釣行はほぼワンチャン。運が良くても2回まで。
となると、最初の釣行でいかに結果を出すかが、今回のポイント。
暴君ゆたゆた、初のホタルイカパターン釣行
今回のホタルイカパターン釣行の主目的は、小学校を卒業した暴君ゆたゆたに釣果を出させること。
条件が合えば容易に好結果を出せるが、フィッシュイーターが岸際に寄ってこなければゼロも珍しくない。
しかも夜の釣りなので、安全面には十分注意が必要。
そんなことも含めて、まずはゆたゆたへファーストフィッシュを体感してもらうための構想は万全。
嫁からの「9時まで」指令
だからとはいえ、いきなり自分の釣行ペースであるオールナイトは、小学校を卒業したとはいえ、ゆたゆたには厳しい。
そこで、まずは夜中の1時ごろまでにするか、朝マヅメに絞るか。
先ほども述べたが、今回の滞在では荒れた天候が予想されるため、その中でもできるだけ良いコンディションをチョイスしなければならない。
まずは金曜の夕方に富山に到着。最初の釣行はこのまま夜に行くのがよさそうだ。
しかし、嫁の指令は、「夜9時までにはゆたゆたを終らせて帰らせろ」と。
夕食を終えた時点で7時半。そこから釣り場への移動で30分かかるので8時ごろ釣り開始。
となると、釣りできる時間は正味1時間しかない。
しかも、時間帯が早すぎる。ホタルイカパターンの釣りでは、せめて夜は10時以降でないと厳しい。
個人的にはもう中学生になるんだから、せめて夜中はやらせてあげたかったが、まぁ嫁の指令通り、なんとかやってみましょうかと。
安全対策万全で、いざ釣り開始
夕食を済ませ、予定通り夜の8時ごろに釣り場へ到着。
うちの暴君は釣りは初めてではないが、ナイトでの釣りは初めて。
今回選んだ釣り場は足場の良いところではあるものの、岸際は海苔で滑りやすいので、ライフジャケットからスパイクシューズ,ヘルメット,ヘッドライト,グローブまで、とにかく安全対策は万全。
最初に操作方法や基本的な攻め方を教え、いざ釣り開始。
外気温は11℃、心配していた風はほとんどない。
波もほとんどなく、比較的釣りがしやすいコンディション。
だからといって釣れるコンディションかというと、それは別の話。先行者に状況を聞いてみると、まったく潮が動かずにフグくらいしか釣果がないとのこと。
この時点では、ホタルイカの身投げも確認できず。
さぁ、暴君ゆたゆたのチャレンジが始まった!
ほどなく、ゆたゆたに大きなヒット?
横で見ているとキャストもそれなりにできており、リトリーブも自分なりに工夫している。
あまり口うるさくせず、自分なりの考えでやらせてみる。
すると始まってからほどなく、ゆたゆたからドラグ音が鳴り響く・・・ヒットか!!
リールを巻いても、ドラグが鳴り続ける!
ドラグを締めてあげるも、それでもドラグが鳴り響く!
・・・
・・・アレ?
・・・ちょっとロッドを貸してみろ。
・・・これって根掛かり?
・・・魚が根に潜った?もしかしたら、サイズの良いキジハタ?
キジハタが根に潜ったかもしれないので、しばらくはラインを張らず緩めずの状態で待ってみるも、なかなか出てくる様子はない。
これってホントに魚か?単に根掛かりじゃないのか?
ウィードに引っかかる感覚や根掛かりの感覚はゆたゆたでも分かるし、フローティングのズィークイッドを使っているので、根掛かりの勘違いはなさそう。
しかし、じっくりと引っ張ってみると・・・あっ、外れた。
もしかしたら、良型のキジハタが掛かって根に潜り、キジハタは外れたものの、ルアーのフックが根に掛かったのかもしれない。
真実は不明だが、とにかく時間がない。
気を取り直してすぐに釣りを再開。
今度こそ!”8時50分の男”!
ゆたゆたもだいぶ夜の釣りに慣れ、ほとんど一人でできている。
ただ、たまにキャストミスをするので、キャストのちょっとしたコツを伝えるとすぐに吸収。
夜から強風の予報。さらに翌日は秒速10メートルを超える爆風なので、翌日は絶対に釣りは無理。
あとは日曜夜に可能性はあるが、コンディションの良い時になんとか釣らせてあげたい。
なんてことを考えていたら、ほどなくしてゆたゆたがロッドの先から何かをぶら下げている様子。
なになに?
なんか釣れた?
近づいて確認してみると・・・
おぉ、カサゴが釣れたジャン!おめでとう!
サイズは20センチといったところ。
ヒットルアーは、ホタルイカパターンど定番のズィークイッド75フローティング。ストップ&ゴーによる釣果。
釣れた時間は8時50分。タイムリミットギリギリ。
カサゴではあるが、立派な釣果。
初めての夜釣り、さらに時間が限られた中で、この釣果は立派。
泣きの1時間延長もアタリ無し
9時のタイムリミットギリギリで釣れたのは良いが、ここまできたらもう1匹、もうワンサイズ大きい魚を釣りたいと思うのは当然のこと。
この時点で釣りに影響がある風はまだない。せっかくこの貴重なグッドコンディションを逃さない手はない。
ここは男ゆたりな、勝手に泣きの1時間延長を決定。
暴君ゆたゆたもさらに集中力を高め、ロッドを振る。
ホタルイカの姿は見られないが、さらなる釣果を信じてロッドを振る。
しかし・・・残念ながら、泣きの延長での釣果は得られず。
10時で撤収。
ゆたゆたを帰してからは、男一人釣行
ゆたゆたを嫁の実家まで返した後、自分はまた釣り場に戻って釣りを続ける。
なぜなら、当の本人はまだ釣れてないから。ゆたゆたは釣れたのに。
風が強くなるまでは続けてみようかなと。
しかし、その後も風はほとんどなく、ホタルイカの姿がポツリポツリと。
しかし、フィッシュイーターの反応は今ひとつ。
メバルはちょっと期待できない。クロダイやスズキの回遊を待つ。
アタリはあるものの、いずれもカサゴばかり。
仮眠を挟み、朝マヅメ勝負してみるも・・・
結局はバラシが一つと、この良型のカサゴのみ。
空が白んできて、ハイっ、これにて終了。
【タックルデータ(男ゆたりな)】
ロッド:ノリーズ ’15ラフサーフ88
リール:ダイワ ’19セルテートLT3000XH
メインライン: デュエル アーマードF+プロ ロックフィッシュ 1.0号
リーダー:クレハ(KUREHA) シーガーFXR船 4号
【タックルデータ(暴君ゆたゆた)】
ロッド:メジャークラフト クロステージ黒鯛CRK-80ML
リール:ダイワ ’11フリームス2004
メインライン: デュエル アーマードF+プロ 0.6号
リーダー:クレハ(KUREHA) シーガーFXR船 4号
まとめ
釣果はさておき、結局は朝まで微風のまま、強風とならずに快適に釣りができた。
朝方、帰る途中から強風となり、海岸線沿いにある松が大きく揺れる。
どうやら釣り場と違い、嫁の実家の方では夜から強風だったらしい。
ちょっと離れただけで、コンディションが雲泥の差だったようだね。
その後は台風と思えるくらいの爆風。屋根にあるアンテナがプランブランしているのもいくつか見かけたくらい。
まぁ、この爆風が残っている間は釣りできないだろう。
事実上、日曜夜がラストチャンスになる・・・かな?
今回の釣果は、ゆたゆたの方がカサゴ1匹だけだったが、こちらの方が価値は高い。
こんな厳しい条件で、最初にゆたゆたが釣れてよかった。
これで釣りにハマる・・・かな?
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