スプリットリング プライヤーS(パームス )を入手。使い勝手は如何に?

不肖ゆたりなのいるここ神奈川。

緊急事態宣言がようやく解除されたが、釣りをしても・・・



モジャコレベルのワカシ。

南風が吹くと、沖にある切れ藻が波打ち際に大量に寄って釣りにならないし・・・

そんな中で無理やり釣りして、ライントラブルが頻発するし。

まぁ現在検討しているPEラインでいろんなことが分かってきたので、これはこれで良いのだが。

いずれにせよ、緊急事態が解除されたといっても、なかなかうまくはいきませんな・・・(;´д`)

そんな不肖ゆたりなの近況は置いといて、今回はスプリットリングプライヤーについて述べてみたい。

意外と満足いくものがないスプリットリングプライヤー

これまで使用したスプリットリングプライヤーは、ウォータープラネットのアルミ製のスプリットリングプライヤー。


軽くて腐食せず、何よりラインカッターの切れ味の良さがお気に入りではあるだが・・・


唯一の不満がココ!

スプリットリングプライヤーというくらいだから、ココの使い勝手が肝心なのだが、購入した当初から開けづらかったのに加え、すぐに先端部分がヘタってしまって使い物にならなくなった。


こんな先端の状態でも、現場でフック交換するときにはなんとかして使っていたが・・・なかなかスプリットリングの溝に噛み合わず、プライヤーを握る指先に強いストレスを感じていた。

スプリットリングプライヤーって、意外と満足いくものが無いのよねー。

ネットで検索しても、スプリットリングプライヤーに関することを詳しく書かれているサイトってないし、キュレーションサイトにある「おすすめ10選」なんて・・・10コもオススメあるのかよ・・・それじゃオススメじゃ無いじゃんねぇ!

あと、しばらく使ってみないと評価できないところはあるからね。なかなか難しいよね。

現場使用のスプリットリングプライヤーに求めるもの

そんなスプリットリングプライヤー、釣りの現場で使用するために必要な条件について、この不肖ゆたりなが求めるものをリストアップしてみた。

スプリットリングの開けやすさ

スプリットリングプライヤーというくらいだから、スプリットリングが開けにくいなんてことはもう論外。

スプリットリングを如何にストレスなく開くことができるかが重要。

先端の耐久性と耐腐食性

スプリットリングプライヤーの命とも言える先端部分の耐久性は必須。

これまで使用したアルミ製のようにすぐに潰れてしまうようでは話にならない。この部分はやはり強度の高いステンレス製であることは必須だろう。

また、海水での使用も想定して、高い腐食性があることもスプリットリングプライヤーには必須。ただし、ステンレス製とはいっても種類によっては腐食しやすいのもあるから、これはしばらく使い続けてみないことには分からない。

ラインカッターの切れ味

スプリットリングプライヤーとは言え、現場で使うのであればラインカッターの機能は必須。ラインカッター機能が無いのはオレ的には対象外。

しかも、長期間の使用に耐えるものでなければならない。

PE専用のシザースでも最初はスパスパ切れるのに、しばらくすると途端に切れなくなるというものも多い。

いくらスプリットリングプライヤーの付属機能とはいえ、ラインカッターの切れ味の良さに加えて、その切れ味が長期間維持できるようなものでなければならない。

パームスのスプリットリングプライヤーSを使ってみた

そこで今回、まずはライトタックル用に試しに購入したのがパームスのスプリットリングプライヤー。

今回購入したのはSサイズ。#00〜#2までのスプリットリングに対応。


パームスのマークがチョーカッコイイ・・・(´∀`人)

さぁ、実際に使ってみましょうかね!

スプリットリングがバツグンに開きやすい!

このスプリットリングプライヤーの最大の良さは、スプリットリングの開け易さ。なんというか、抵抗なくサクッと明ことができ、その開けた状態をキープするのが容易なのだ。

想定しているサイズのスプリットリングはもちろんのこと・・・


それよりも大きめのサイレントアサシン140Sのスプリットリング(#3かな?)でも、サクッと!


さらにサイズの大きいスローブラットキャストロングのスプリットリング(サイズはよく分からない)でも、抵抗なくサクッと!

大きな力を加えずとも、サクッと開くことができる。


パームスのスプリットリングプライヤーは、スプリットリングを挟む先端の角度が少ないのが特徴。これが少ない力でもスプリットリングを開くことができる理由かな?


ちなみにこちらがこれまで使用していたスプリットリングプライヤーの先端角度。市販されているスプリットリングプライヤーのほとんどはこの角度が急になっている。

ステンレスの質感が良い!

パームスのスプリットリングプライヤーはステンレス製なので、アルミに比べて重いものの、この重量感というか、質感が良い。手にもしっくり馴染む形状と質感が素晴らしい。

唯一の不満は「ラインカット部分」

このパームスのスプリットリングプライヤー、スプリットリングを開けるのにはもう文句なしの使い易さなのだが、唯一いただけないのが、ラインカットの部分。

フロロやナイロンラインはザクッと切れるんだけど、PEラインはすがにタングステンカッターのようには切れない。

こーんな感じで、PEラインの繊維が残ってしまう。

しかし、PEラインが全然切れないかというとそうでもなく、PEラインをラインカット部分に挟んでプライヤーをちょっと捻りながら引っ張るようにすればなんとか切れる。

そもそも、PEラインをカットすることを意図していないだろうから仕方がないのだけど、PEラインがザクッと切れるタングステンラインカッターまで付いていたら完璧だったのに・・・(;´д`)

ハサミのように刃を擦り合わせるタイプのラインカッターは、噛み合わせが悪くなるとPEラインが刃の間に挟まってしまうので、タングステンラインカッターのように両面の刃を挟んで切るタイプの方がベストだね。

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パームスのスプリットリングプライヤーの総合評価は?

以上、パームスのスプリットリングプライヤーについてコメントしてみたが、総合評価はいかほどか?

不肖ゆたりな的に点数をつけるならば、100点満点中・・・70点

ラインカット部分以外ではほぼ完璧なのだが・・・ココまでの良い作りにしたのだから、ラインカッターも妥協なくタングステンカッターを採用して欲しかった。

これにタングステンカッターが付いていれば、多少価格が高くとも躊躇なく「買い!」と言えるのだがね〜、惜しいっ!

とはいえ、スプリットリングの開け易さはバツグン。それは間違いない。

サイズは他にもMサイズ2つ(#00〜#2, #2〜#5), Lサイズ(#5〜#8)の構成。

ラインカットを不要とするならば完璧に近いくらいの使い心地なので、良いスプリットリングプライヤーを探している人は是非試してみてね!

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