だいぶ涼しくなってきたので、ぼちぼちホームのご近所サーフへ足を運ぶように。
しかし、なかなか釣りしやすいコンディションにまで整ってくれないのが現状。
そんな中、先日の芦ノ湖釣行以降、この不肖ゆたりなの頭の中はトラウトのことばかり。
単純に深場を狙えば釣れるだろうと思っていたが、想像以上に一筋縄ではいかない。
そんなことを経験した中での、先日の釣行でようやく得た、2回のアタリ。
さらに、ウグイではあったが、芦ノ湖でのルアーフィッシング初キャッチ。
そうなれば、もう芦ノ湖でトラウトを獲ることしか眼中にない。
ご近所サーフとはまったく異なる、あの芦ノ湖のなんとも言えぬ、静寂な雰囲気。
今年中には、なんとか芦ノ湖トラウトをものにしたい。
そんなことを考えつつ、インターネットで湖のトラウト動画を粗探ししていたところ、またしても気になるルアーを発見。
それがこの・・・
シーレーベルのメタルジグ、シーズ28g。
今回は、ジョインター別注カラーのものを入手。
シーズには、21gと28gのウェイトの異なる2種類が存在するが、今回は28gをチョイス。
28グラムでも、このサイズ感。
もうメタルジグなんて多少形状をいじったところで、しょせんは鉛。アクションパターンなんて大きく変わらないのも分かってはいる。
分かってはいるが〜・・・この形状,サイズ感に、一目惚れ。
これまで女性に対しても一目惚れをしたことがない不肖ゆたりなだが、このメタルジグだけは〜ちがった。
もう、即入手。
湖のトラウトをターゲットにしたメタルジグ
そもそも、このメタルジグをリリースしているシーレーベルというメーカー。
ソルトルアーに特化したアングラーにとっては耳慣れないメーカーだが、ネイティブトラウトやエリアトラウト用に特化したルアーを開発しているようだ。
「プロビア」というフォールに特徴のあるスプーンなんかが知られているようだが、機会があればそれもいずれ。
そんな中、今回手に取った、メタルジグのリーズ。
すでにシーレーベルのウェブサイトには載っていないが、製造中止となったのだろうか?
そこまでは定かでないが、こんな特徴的な形状のメタルジグ、この不肖ゆたりなが放っておくわけがない。
水深のある湖のボトムへアクセスするためのメタルジグのようだが、当然、ご近所サーフなどのソルトにも充分使えそう。
このサイズ感,形状,重量・・・幅広い状況下で使えることが、容易に想像できる。
21gと28gの2種類のラインナップ
まずは、リーズの基本スペックから。
リーズのウェイトラインナップは、21gと28gの2種類。
今回は、芦ノ湖のドン深を攻めると同時に、強風下でも対応できるよう、重めの28gをチョイス。
芦ノ湖なら21gでも充分使えるだろうが、サーフでも使うんだったら28gのチョイスになっちゃうよね。
リーズの形状観察
そしてリーズの形状観察、いってみましょうか!
ショートレングスの寸胴ボディ
まず、このリーズでもっとも目についたのが、特徴的なショートレングスで寸胴なボディ。
たいていのメタルジグは端部が細まっているが、このリーズに関しては端から端までほぼ同じ幅の寸胴ボディ。
寸胴ボディにしてることでウェイトを前後に分散できるため、28gにしてこのショートレングス化を実現してるのだろう。
ショートレングスにした割に幅広でもなく、トラウトにとってちょうどよい一口サイズってな感じで。
左右非対称,後方重心
次に、上からの観察。
後方重心で、左右非対称の形状。
飛行姿勢も良さそうだし、リトリーブアクションもスプーンのように左右にゆらゆら動きそう。
もちろん、後方重心なだけあって、飛距離も充分期待。
左右非対称カラー
今回入手したものは、いずれも左右非対称カラー。
こちらは、平面側。
そしてこっちが、凸側。
いずれもJointer別注カラーなので、それ以外のものには左右非対称カラーがないのかもしれないが、明滅効果を発揮しそう。
特徴的なアイ形状
リーズは、ラインアイ,フックアイの形状も特徴的。
三角形上のラインアイ。
引く際にスナップとの接点が一点に収まるので、ブレずに安定した泳ぎとなるのだろうか?
そして・・・
リアのフックアイは、四角形状。
こちらは、フックの自由度を上げることで、フッキング率向上を意図としてるのか?
デザイナーの意図は不明だが、そんなことを想像してしまう。
アシストフックを装着してみた
このリーズに合わせるフックだが、基本はシングル抱き合わせのダブルアシストフックでやってみようかと。
今回は、ゼスタのコレを使ってみる。
ゼスタ、ショアジギアシストダブルのSサイズ。
こーんな感じで。
フロントのアシストは〜・・・別にいらないかな!
まずはこのスタイルで、しばらく試してみようかなと。
リーズをサーフで試してみた
芦ノ湖で実践する前に、まずはいつものご近所サーフで試してみた。
ナイトサーフメインなので、あくまでも使用感を中心に。実際のルアーの動きとかは別にして。
飛距離は充分
まずは飛距離。
もうこれは予想通り、きもちよーくかっ飛んでくれる。
後方重心だから、飛行姿勢も乱れない。
これだけでも、充分に合格点。
引き抵抗は強め
ボトム着底からロッドティップで鋭くシャクると、ブルっと手元へ明確に伝わる。
おそらく回転してるのだろうが、それを差し引きしても、動きは大きいのがわかる。
フォールは極端にゆっくりというわけじゃないが、一般のスロー系ジグ並みといってよいだろう。
そして、もっとも特徴的なのが、引き抵抗。
かなりスローにリトリーブしても、引き抵抗はかなり強く、アクションもテールを大きく、激しく振る。
これまで使用したスロー系ジグの中でも、そこはかなりのもの。
良く言えば、この引き抵抗の強さのおかげで、ボトム近くをゆっくりトレースするのには向いてるのかな〜と。
風の強い時なんかもラインテンションを保持しやすいので、そういった条件下であえて使うのもアリかなと。
悪く言えば、引き抵抗が強すぎるので、潮の流れが速いときなどはちょーっとかったるく感じるかな〜。
いずれにしても、この引き抵抗の強さを利用して、他のメタルジグと使い分けができれば、これはこれでかなりの武器になりそうな気はするね。
別の日に、ボトム攻めをしていたところ・・・
別の日に、このリーズを使ってボトムを攻めてみた。
着底から2回シャクっての、テンションフォール。
これを繰り返したところ、フォール中にガツっとアタリ。
おっ、これはもしかして、マゴチではなかろうか?
期待したのも束の間、波打ち際からズリ上げてみたところ・・・
クサフグ〜ッ・・・ (;´д`)
撤収です。
リーズ28gのまとめ
以上、まだ第一印象程度ではあるが、リーズの解説をしてみた。
先にも述べたが、リーズは21gと28g、2種類のウェイトラインナップ。
今回は深場攻めと飛距離稼ぎを目的に28gをチョイスしたが、フィールドに応じて選択していただければと。
シーズは、前回記事のカルデラロックバック同様、ショアスロー仕様やスプーン寄りのメタルジグといえるだろう。
まずは芦ノ湖でのトラウトをメインに使うつもりだが、もちろん、サーフのヒラメ,マゴチもターゲットに入れている。
そもそも、ソルトウォーター用とかフレッシュウォーター用とかって括るのも、ナンセンスだと思うがね。
いずれにしても、このシーズ、すぐに結果を出してくれるのか?
それとも、このまま釣果が上がらずお蔵入りとなるのか?
いろんなシチュエーションで使ってみたいと思います!
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