コロナウイルス・・・いやぁ、ホントに凄いね。ビックリしちゃうよね。(゚д゚lll)
ウイルスでここまでの威力って、どこぞの国の「生物兵器が外に漏れた説」というのも、オレ的にはあながちウソではないと睨んでいるのだが。
そもそも、突然変異でここまで凶暴化するってあり得んだろ!あり得るのか?
自分とこから発生させといて、イケシャーシャーとしているところがあの国らしいっちゃぁらしいよね・・・(;´Д`A
・・・
まぁそんなコロナネタは置いといて、シマノから3月に発売された新しいPEラインのピットブル8+。
入手してからまだ1ヶ月は経過していないが、それ相応に投げ倒してきた。
【参考記事】
>> 【ピットブル8+(シマノ)】よつあみやアーマードF+プロを上回るか?
>> ピットブル8+(シマノ)を巻いてみた。実際の感触は如何に?
ボーンラッシュに引き続き、1ヶ月程度使ってみてのインプレッションを述べてみたい。
すでに試しているボーンラッシュやアーマードF+プロを指標とし、それらとの比較中心の話になるので、あしからず。
なお、ピットブル8+の使用条件は、以下の通り。
【参考:ピットブル8+使用条件※】
・リーダー: シーガーFXR船5.0号(20lbs.)
・リーダーとPEとの結束方法: FFノット
・スナップとリーダーの結束方法: ダブルクリンチノット
・使用スナップ強度(公証): 4.2kg
※ボーンラッシュ使用時と同条件
海水の持ち込みが少ない
ボーンラッシュとの比較で最も顕著だったのが、海水の持ち込みの少なさ。
ボーンラッシュは海水の持ち込みが多く、使用中にバットガイドに海水が滴るのが目立ったほど。
対してピットブル8+は、バットガイドに海水が滴るのは見られなかった。
実際に使用中にラインを触っても、あまり濡れている感じを受けなかった。
この状態が長く続くのであれば、ラインローラー内部への海水の持ち込みも少なくなるため、ボールベアリングにも優しいといえるだろう。
編み込みが粗い
この表現が適切なのかは定かではないが、ピットブル8+はボーンラッシュに比べて編み込みが粗い印象。
外観でもボーンラッシュの方が密に編み込まれており、ピットブル8+のそれと比較しても明確に分かるほど。
これって先ほどの海水の持ち込み具合はこの部分から起因しているのかもしれない。
密に編み込まれた方が単位長さあたりの隙間面積が大きいので、毛細管現象により多くの水分が編み込みの隙間に留まるのかもしれないね。
あくまでも推論でしかないけどね。
表面コーティングは強いほう
ライン表面のコーティングは、触った感じではボーンラッシュとほとんど変わらない
印象。
ラインの張りも滑りもボーンラッシュとほぼ同等だし、安物PEラインのようにガイドにコーティング剤が付着するようなことはまったくない。
毛羽立ちも現時点ではほとんど見られない。
色落ち具合は、ボーンラッシュとほぼ同等と見ていいだろう。
シマノによるとヒートシンクコーティングを採用しているとのことだが、長期でみた場合に耐久性の差が出るのだろうか?
強風時等での操作感はボーンラッシュと変わらず
潮の流れが早いときや強風時での操作感に関しても、ボーンラッシュとはそんなに変わらない。
やはり着底感は分かりづらいし、強風でラインが大きく煽られる。
こういった点は明らかにアーマードF+の方が優位だね。
引張強度はまだ分からない
引張強度に関しては、まだ実績が揃っていないので分からない。
メーカー公証の引張強度は23.1lbs.。
使用しているリーダーはフロロ5号(20lbs.)。
強度が本当なら、根掛かりしたときにリーダー側で切れるはずなのだがね。
この前、あの程度のタチウオ釣ったくらいじゃぁライン強度の証明にはならないし。
ただ、これまで2回根掛かりして、その2回ともPEライン側で切れた。
まぁ、どう根掛かりしたかによってPEラインで切れるのも仕方ないことはあるし。とりあえずはそれなりの母数を出してみないことには判断はできないね。
だから、強度に関してはまだ結論は出せない。ここはもう少しお待ちください。
まとめ
触った感じのラインの太さがアーマードF+プロと変わらず、ボーンラッシュより太い。
今回記事に挙げたインプレッション内容も加味すると、以前にコメントいただいた「夏井川サーフの人」さんがいっているように、ピットブル8+って原糸のままコーティングしてから編み込んだのではないか?違うかな?
そう考えるとすべて理屈が合うんですがね。どうなんでしょ?
引張強度がメーカー公証どおりでアーマードF+プロ以上の長期耐久性に優れているならレギュラー確定なんだけど、現時点での使用感からするとちょっとそこまではいかないかなーと思っている。いい意味で期待を裏切ってくれるといいんだけど。
いずれにせよ、まだ1ヶ月程度の使用でしかないので、ピットブル8+をもう少し使い続けていきたいと思います!
コメント
とても分かりやすいレビューありがとうございました。
使用感はボーンラッシュと大差ない感じなんですね。でも号数(太さ)によって製品強度に違いがあるのか、当方の本線32lbリーダー28lbの組み合わせでは、1ヒロ強から40cmになるまでルアーのノット(パロマー)のみの破断でした。2kgちょい強度に差があるので当然といえば当然なのですが、毛糸みたいに繊維が跳ねまくってる状態でもリーダーの強度を下回らないと好印象だったのですが・・・。
この過程で禿ダイソージグ投棄兼強度テストに気を良くして虎の子のシュナイダー28ちゃんが岩礁に持っていかれるという痛ましい事故がありましたが、組んだばかりのパロマーから破断しました。
編みこみが悪くてロットによって強度にばらつきが出てるんでしょうか?
それなら、これからシリコンコーティングラインの購入を考えてる方は同等品のソルティガデュラセンサーの方がいいかもですね。こちらはGsoulアップグレードとほぼ同じ太さになってますから。(ピット1.5号とアップグレード2号でほぼ同じ太さでした)
夏井川サーフの人さん、コメントありがとうございます!
ボーンラッシュと大差ないというより、ボーンラッシュとはちょっと性質が違うかな〜というのが今の印象です。
スイマセン・・・私の理解が足りないのか、おっしゃっている意味がよく理解できないのですが、夏井川サーフの人さんのテストでは、PE部分ではなくリーダー部分(チモト側)で切れたということですよね?ということは、ピットブル8+はそれなりの強度はあるとの解釈で良いのでしょうか?
いずれにしても、もう少し強度部分を見てみたいですね。もうしばらく試していきます!
チモトで間違いないです。
一応ラインシステム
本線→PRノット→シーガーグランドマックス28lb→パロマー(ココで5回連続1回根ずれで切れた)→ダブルサルカン&デコイ スプリットスナップ
私の結び方が悪いんでしょうか?
フロロは経年劣化しにくいし購入から2年経ってないから無視できる。
ノット部分は組む段階でX字に交差しないようチェックしてるので最低でも8割出てるはず。
ノット組んでからハーフヒッチ6回交互にプライヤーでほどほどに締めつつ末端を焼きコブに。
ライン末端はJの字になっている事が多い。
ロストするまでに平均100投程度してるから熱で損耗してるのかな?
ちなみに、ネッサbb1102MMH アーマードプロ1号 のタックルではリーダーはテストポンド25lbのリーダーを使ってますがほぼ同じ現象が見られます。
回収できた体験談としては、このタックル(1102)で港のブイに裂波120を引っ掛けた時はSPMHの5番に換装していましたが、前、真ん中、後ろ 全て一本づつフックが伸びた状態で2回回収してます。
夏井川サーフの人さん、返信ありがとうございます。
悩んでおられるのは、「本来であれば根掛かりしてもフックが伸びて回収されるはずのラインシステムなのに、リーダーのチモト部分から切れてしまっているので、パロマーノットの結びに問題があるのでは?」という解釈で良いですかね?まずはそれを前提としてお伝えします。
私が推測するに、根掛かりした時にチモト部分で切れるのは、別に結束にムラがあるというわけではないと思います。一概には言えませんが、大方は「どういった根がかりをしているか」によると思います。
確かにフックによる根がかりならば、フックを伸ばして回収できると思いますが、チモト部分が岩と岩の間に挟まる根掛かりもあります。このような場合はフック云々でなく、どうしてもチモト部分で切れてしまいます。「ライン末端がJの字」というのも、だいたいこのパターンです。特に岩の表面がザラザラしている場合は、力なく切れることもあります。
あともう一つ気づいたのは、かなりゴンゴンの結び方してますね。私は結び方やノットにはあまり詳しくないですが、ヒラメやハタ程度なら大物であってもそこまでゴンゴンの結び方にする必要はないと思います。締め込みがあまりに強すぎると、リーダー断面が潰れて強度が落ちる可能性は確かにあるかもしれません。
私はリーダーとスナップの結束にはダブルクリンチノットでやってますが、これでも強度にムラがあると感じたことはありません。締め込みもテキトーです。
根掛かりのパターンなどの記事を過去に書いたはずなので、私の回答が的確であればそちらをご覧になってください。
もし私の回答していることが夏井川サーフさんの意図と大きく異なっているようであれば、遠慮なくコメントください。私の知る限りでお答えします!