最近は自分の時間が空いても、強風やら波高やらでコンディションがよろしくないことが多いので、釣りに行けてません(;´д`)
寒さ厳しい2月ではありますが、好コンディションが数日続けば、そこそこの釣果は出せるでしょう。
だけど・・・確定申告が近づくこの時期、溜め込んでいた事務仕事で憂鬱になるのだが、はやく終えて気分爽快に釣りを再開したいところですよね〜。
まぁ、そんな愚痴にもならない愚痴は置いといて・・・
今回もまた、気になったルアーのインプレッション記事を少し。
その気になったルアーが、BGGのヨカトキ160SSP。
このヨカトキは、以前から気になっていたルアー。
なぜ気になっていたかの理由は後ほど述べるが、そんなに気になっていたのになぜ今まで入手してこなかったか?
もちろん、そんなルアーメーカーのルアーなんて近隣の釣具店で販売しているわけもないので、ネット販売での購入になるわけだが、通販だと価格が2,500円超。
さらに送料も含めると、かなりのお値段。
その時点で、そこまでして入手すべきルアーではないと判断。
そして、そこからさらに時は過ぎ、2024年の2月。
久々に寄った中古釣具店で物色していたところ、なんとこのヨカトキがワゴンセールで売られているではないか!
しかも、ほぼ半額!
これはもう即入手でしょ!
そもそも、BGGとは?
ヨカトキの名前もなんか気になるが、BCCもあまり聞きなれない。
そもそもBGGってなんなんでしょ?
まずはそこから、簡単に説明しましょう。
BGGとはBay Go Go(ベイゴーゴー)の略で、ルアーブランドの名称。
現在は鉄ジグで知られているNature Boys内のルアーブランドとなっているみたいだが、その前までは確か2018年ごろにルアーメーカーとして立ち上げたTokyo Bay Go Go(東京ベイゴーゴー)でやっていっていたはず。
ということは、おそらくルアーメーカーとしての経営が厳しくなり、ネイチャーボーイズに営業譲渡なのか?吸収合併なのか?となったのだろう。
なお、東京ベイゴーゴーのルアーは有名なルアービルダーが作成してるとのことだが、まぁそんなことは個人的には興味なし。
そんな細かいことは個人的にはどーでもよくって、そもそもこのBGG、以前から個人的に注目した理由とは・・・
まずは、「東京ベイゴーゴー」という、なーんかオシャレっぽい、ナウな感じ(!)の響き。
そもそもこの名称、インターネットで調べてみると、釣りとは別のジャンルでヒットする。
それは、今から30年ほど前に芝浦に実在した、今はなきクラブの名称として。
芸能人も来店したという、当時の伝説のクラブが「東京ベイゴーゴー」だったようだ。
そんな煌びやかな時代のことなんて知るはずもないのだが、なーんかこのネーミングが妙に気に入ってしまった。
そしてもうひとつ、注目したのが・・・
このアカエイのデザイン。
このアカエイ、イイよね。
このデザイン、すごく好き。
これのアパレルも欲しくなっちゃうほど、とても魅力的。
釣具系のアパレルってイマイチなデザインのものが多いんだけど、これは個人的にドンピシャ。
ネットショップを見ると、このデザインのTシャツとパーカー,キャップくらいしかないが、もうちょっと種類があると良いんだけどね〜。
このように、製品そっちのけ、そんなところから興味をそそられたわけだ。
【ヨカトキ160SSP】基本スペック
そんなルアーとは関係のないネタはさておき、本題のルアーのほうへいってみましょう。
もちろん、そんなBGGから出たヨカトキも気になっていたわけなので、まずは基本スペックから見てみましょう。
【ヨカトキ160SSP】基本スペック
全長: 160mm
ウェイト: 26g
※タングステンボール(4個)による重心移動
フックサイズ: #4(3本)
タイプ: セミサスペンド
ヨカトキは、ジャーキングを得意としたセミサスペンドタイプのミノー。
160mmのロング形状な上、4個のタングステンボールのウェイトによる重心移動システムを内蔵しているので、それなりの飛距離は期待できそう。
そして、ソルト用ジャーキングミノーの多くがシンキングタイプなのに対し、このヨカトキは珍しいセミサスペンドタイプ。
そんなセミサスペンドではあるが、若干浮き気味の設定になっているらしい。
なので、瞬間的なジャークアクションをかました直後、長めに止めてターゲットに見せるのも良いかもしれない。
標準のフックサイズは#4となっているが、さらにフックサイズを変えることで微妙な浮き沈みを調整できそう。
また、160mmのロングミノーの割に26gと軽く、実際に持っても重量感はそんなに感じないので、サクサクと手返しよく扱えそうな感じはする。
【ヨカトキ160SSP】外観
では次に、外観を観察してみよう。
全体のボディシェイプは一見特に凝っているわけでもなく、スリムな円筒形状で、いたってシンプル。
そういえば、シンキングではあるが同じジャーキング対応のスリムアサシン149Sも、スリムなボディ形状がちょっと似ているような。
ボディに凹凸をつけたり、シェイプを太くしたりすると、水の抵抗を受けすぎてジャークがしにくくなるのか?またはフックとリーダーが干渉しやすくなるのか?
そんなところが素人考えで思いつくのだが、実際はどうなんだろうね。
そんなあまり変わり映えのしない外観の中、あえて特徴を言うなら、この元が絞れたリップ形状くらいか。
このリップの元部分を絞ることで、操作性への違いが出るのか?はたまた、単純にデザインでこうしただけなのか?
そこんところもよく分からないが、強いて外観の特徴を挙げるとすれば、これくらいしかコメントすることはない。
ヨカトキ160SSpをサーフで使ってみた
さっそくこのヨカトキ160SSPを、サーフで投げてみた。
キャストフィール
まずは、キャストフィールから。
160mmサイズの割に軽い使用感で、ペンデュラムキャストによる振り抜け感はすこぶる良好。
手返しよく、サクサク投げ、サクサク巻ける。
飛行姿勢は、キマったときはまっすぐな姿勢で気持ちよく飛んで、サーフでも充分な飛距離。
ただし、風のあるときなんかはテールを中心に円錐状に回転したりふらついたりと、ビシッと安定した姿勢を維持できないこともあるが、ペンデュラムキャストでしっかり振り切ることができれば、比較的飛行姿勢よく飛ばすことができる。
サイズが160mmとロングのせいか、飛行安定性には若干ムラがあって多少クセがあるようにも感じたが、慣れれば比較的安定して飛距離が出せるので、そこは数多く投げて慣れるしかないかな。
着水からの立ち上がり
そして、着水からの立ち上がり。
SSP(セミサスペンド)というだけあって、着水直後の泳ぎは良好。
玉入れ操作をせずとも、引けばすぐにしっかりと潜って泳いでくれる。
重心移動ウェイトがボールタイプのものって着水後に引くとしばらく水面を滑って助走距離が必要なものが多いが、ヨカトキの立ち上がりはバッチリ。
アクション
最後に、アクション。
スローリトリーブではローリング主体、ファーストリトリーブではウォブリング主体のような感じ。
普通に機能してくれるので、タダ巻きだけでもじゅうぶん釣れるでしょう。
そして、ヨカトキの売りとなる、ジャーキング。
ジャーク幅は極端に大きいわけではないが、ほどよく左右に振れてくれる。
沈み込みも少ないので、浅いレンジでもジャークの間、ポーズを長めにとることも可能。
ロッドを大きく煽らずにラインスラックをつくり、瞬間的にパンパンとジャークすれば、しっかりと横っ飛びしてくれる。
そして、ジャーク時のライントラブルはほぼ皆無。まさにトラブルレス。
けっこう雑にジャークしても、フロントフックがリーダーを拾うことなくアクションしてくれる。
ジャークが得意なソルトルアーの多くがシンキングタイプの中、このヨカトキは唯一のセミサスペンドタイプ。
合間に止めの時間を多めに入れたテンポの遅いジャーキングで、ターゲットにしっかりアピールするような使い方なんかもできるよね。
ただ、うねりがあるときはラインテンションが安定しないので、ちょっとやりにくく感じることもあるけどね。
ヨカトキ160SSPのまとめ
思わぬ激安でたまたま入手できたBGGのヨカトキ160SSP、なかなかのルアーだね。
今後は、フックサイズを変えての微調整なんかもしてみようかな。
それこそ、スズキに限らず、デイのヒラメ狙いにも最適じゃないかな。
このヨカトキの後ろから、ガボっと咥え込むところを想像しただけでも・・・あぁ、楽しそう!
昨年末から、フィーリーといい、CDE95といい・・・新たなルアーを導入しているんですが・・・なかなか釣果が伴ってませんな。
でもここは辛抱強く、このヨカトキも含め、なんらかの釣果が出るまで使い続けていきたいと思う次第ですよ。
あっ、そうそう・・・話は突然逸れますが・・・
この「ヨカトキ」ってネーミング、どういった意味があるのかね?
博多弁で「古き良き時代」って意味なのかなと勝手に思っているのだが、なにか特別な意味でもあるのかな?
もし知ってる人がいたら、ぜひコメント入れてくださいな!