シーバスルアーではド定番とも言える・・・かな?
それが、シマノのサイレントアサシン140S。
自分の中では、サーフでは絶対に外すことのできない、マストアイテム。
各サイズのサイレントアサシンは持っているが、その中でもこの140Sが最も使い勝手が良いと感じている。
サイレントアサシン140Sを使い始めたのは、サーフフィッシングを始めた当初。
西湘サーフでまだシーバスを釣ったことがなかった時で、どんなシーバスルアーがいいか分からず、いくつかのミノーをテキトーに集めた中の一つが、このサイレントアサシン140S。
当初テキトーに集めたシーバスルアーのなかでも、いまだ使い続けている数少ないルアーの一つが、このサイレントアサシン140S。
以前にサイレントアサシン140Sをインプレッションしてから、早5年。
その間、シーバスはもとより、近年ではヒラメ・・・
さらにはナント、アオリイカやメジナまで!
>> サイレントアサシンがエギトライブの出番を奪った、ご近所特打ち
>> サイレントアサシン140Sでメジナが釣れちゃった!的な、ご近所朝練
アオリイカやメジナはたまたまだが、5年前のインプレッションは稚拙な内容が多かったので、ここでバージョンアップも兼ね、新たに気付いた使い方なども加えて解説したい。
キャスト性能に優れ、飛距離のバラツキが小さい
無風,凪の状態で使用するならば、どんなタイプのミノーでも良いだろう。
しかし、強風,うねり,波足長等の悪条件下では、やはり飛距離は絶対条件。
サイレントアサシンシリーズはAR-C重心移動システムを搭載。
AR-C重心移動システムは、飛距離と着水後の立ち上がりの良さが最大の特長。
AR-C重心移動システムを搭載したサイレントアサシンシリーズの中でも、このサイレントアサシン140Sは最も飛距離が出る。
強い横風でも飛行姿勢を崩さずスカッと飛んでいくので、使っている側としても気持ちが良い。
実際の飛距離も、他メーカーの同重量,同サイズのリップ付ミノーと比較しても、たぶん一番飛ぶんではないかね。
その上、キャストごとのバラツキが小さいので、投げていてまったくストレスを感じない。
ローリング主体。引き抵抗も軽く、手返し良く探れる
サイレントアサシン140Sの泳ぎは、ローリングが主体。
しっかりと水を噛んで泳ぐので、うねりが強い中でも操作性はバツグン。
スローはもちろん、ファーストリトリーブでもガチャガチャ泳ぎすぎることなく、巻き抵抗も軽い。
そのため、若干泳ぎがおとなしめに思えるが、サイズが140mmあることでアピール度を補っている。
もちろん、フロントフックがリーダーを拾う等のトラブルもほとんど起こらない。
だから、あらゆる状況下でも非常にあつかいやすい。
さらにランガンする時などは、手返し良く操作できるので、非常に重宝している。
シーバスだけでなく、ヒラメにも有効
サイレントアサシン140Sはシーバスはもちろん、ヒラメにも有効。
シンキングタイプなので、レンジの調整も可能。
ヒラメを狙う時などは、着水後はカウントダウンで沈ませてからリトリーブしても良いだろう。
ヒラメへのアプローチ方法
ただし自分の場合、ヒラメ狙いでもカウントダウンしてからリトリーブせず、キャストからの着水後すぐにリトリーブを開始する。
その理由は、ボトムから上方向を見てるヒラメへ広範囲にアピールするため。
ヒラメの視線は真上側にあるので、ボトムから離れていればいるほど、ヒラメの視界に入りやすい。
ヒラメの視界に入りやすいからといって、ルアーがボトムから離れていると不安に感じるかもしれないが、やる気のあるヒラメは、多少ボトムから離れていても飛びついて食ってくるので、問題なく釣れる。
特に波打ち際から急に深くなる西湘サーフでは、ブレイクに潜んでいるヒラメ狙いに、このやり方はとても有効。
ヒラメを狙うとついついボトムを意識しがちになるが、ここは思い切って表層引きをしながら、広範囲に横展開して攻めてみよう。
>> サイレントアサシン140Sの新カラーでヒラメ44センチ!
狂鱗カラーやフラッシュブーストタイプもあり
サイレントアサシン140Sはサーフの釣りを始めた当初から、今も廃盤になることなく発売されており、シマノのシーバスルアーの中でも定番となっている。
カラーラインナップも年々更新され、近年では本物の鱗のような狂鱗ホログラムを搭載したものもラインナップされている。
さらには、反射板をバネで固定し、漂うだけでもキラキラアピールする、シマノ独自のフラッシングシステムフラッシュブーストを搭載したものまでそろっている。
個人的にはノーマルなもので充分だと思っているが、試してみるのも良いかもしれない。
まとめ
サーフでの釣りで重要なのは、どんな状況下でもストレス無くキャストでき、広い範囲でしっかりと探れること。
サイレントアサシン140Sは、このサーフで使うために必要な条件がすべてそろっている。
多少のルアーローテーションは必要かもしれないが、極端な話、サーフでの使用はコレ一本でも充分だと思っている。
実際に釣果も出せているわけだが、それは使用頻度が高いことによる釣果もあるだろう。
使用頻度が高いということは、アングラー側にとって使い心地が良い証拠。
アングラー側とフィッシュイーター側の双方の要求にマッチしているのが、このサイレントアサシン140Sだと思う。
サーフでの釣りを始めた当初から、変わることなく使い続けている数少ないルアー。
少なくともサーフアングラーなら、これ一本は持っておいて損はないよ!
コメント
こんにちは。
今年から本格的にサーフシーバスを始めようと思っていたところ、非常にタメになるインプレでありがたいです。
近くの店で新品が1100円で売られていたので早速購入したいと思います。
もちろん自己責任で使用致しますので!
yosukeさん、こん〇〇は!
私はどのルアーもキャスト時の飛行姿勢と飛距離を最重要視しますが、どんなに釣れるといわれるルアーでも、見てわかるインパクトが無いと、モチベーションが上がらず、お蔵入りになるケースがほとんどだと思います。
有名人のコメントより、自分なりの視点を定めてからルアー選びをすると、おのずと使用するルアーが限られて、無駄な浪費をせずに済むと思います。
どんなに安売りしてようが、良いルアーは良いルアーですよね!