再び、やってきました!

酒匂川水系、12月鮎ルアー釣行!
もう最近は、鮎ルアーに夢中。
この時期に鮎ルアーやるとは思ってもいなかったが、意外と釣れることにビックリ。
昨年の今時期は台風の影響で鮎が流されてまったく釣れなかったようなので、この時期の鮎は年によるのかもしれないが、今釣れるなら今釣った方がいいでしょ!
ということで、やってきたのは酒匂川水系。
最新の情報によると、トロ場に溜まってたメス鮎が前日にいなくなり、一気に落ちた様子。
これはラストチャンスか?
現場で確認せねば!
・・・ということで、瀬を中心に上流から入って鮎の居場所を探しつつ、ひたすら釣り下っていくスタイル。
さすがにそろそろ厳しくなってきたかなと思いつつの、今回の12月2回目の鮎ルアー釣行。
さぁ、今日は朝から夕方までガッツリ釣りしてこー!( ´Д`)y━・~~
前日からの強風で、川はゴミだらけ!
さぁ、まずはエントリーポイントを探して、土手を上流に向かって歩く。

比較的石も大きく、ほどよい流れの瀬を見つけたので、土手を降りて藪漕ぎし、さぁ釣り開始!
初っ端は先日の鮎ルアー釣行でも釣果のあった、パームスのエスケードから。
と、ここまでは良かったが・・・
川に入ってルアーを流すと、1投目からゴミが引っかかる。
前日夕方から突然始まった強風で、落ち葉やら枯れ草やらのゴミが上流から流され、ルアーやライン,掛け針によく引っかかる。
瀬の石にも引っかかったゴミが溜まるので、良さげな大きさの石にステイさせようとすると、これまた根掛かり。
根掛かりを外そうと川を歩くので、どうもテンポ良く釣りができない。
エスケードのリップが川底に引っかかることも、さらにテンポを悪くさせている。
さらにエスケードは飛行姿勢が悪く回転しやすいので、掛け針がリーダーへ絡むことも頻繁。

そんな中でも、鮎はそれなりに釣れるし、20センチを超える良型の鮎も釣れる。
釣れるには釣れるが、どーもテンポよく釣りを展開できない。
イライラ感が募る。
そんなことで、前半はポツポツの釣果。
浅い瀬は、地元では釣れると評判のハンドメイドルアーのオトリアユで、ポツポツ釣果を拾っていく。
【オトリアユ参考記事】
エスケードと反し、オトリアユはボトムを小突かないので、根掛かりはそう生じないのだが、ロッドを寝かして操作しないとすぐに水面へ浮き上がってしまうし、バルサ材,しかも軽すぎて強風下でのキャストはフラフラ失速するので、思ったところへルアーを落とせないストレスも。
そうこうしているうちに、鮎からの反応も遠ざかる。
この際だから、他のルアーも試そうか・・・
どの鮎ルアーも、「帯に短し、襷に長し」(*´Д`)
メインに使ってる鮎ルアーはエスケードとオトリアユだが、訳あって普段あまり使わない鮎ルアーもこの際試してみることに。
まずは、DUOの流鮎。
【流鮎 参考記事】
ちょっとでも流れの強い場所や巻く釣りにはあまり向かないかなーというのが、この不肖ゆたりなの個人的な印象。
縦長の特徴的なリップによるものなのか、イレギュラーな平打ちを見せてくれるので、釣れるには釣れるんだが、どうも扱いづらくてね。
実際にためしてみると・・・やっぱり扱いづらい(;´д`)
やはりメインルアーにはなりづらいかな〜・・・( ´Д`)y━・~~
次は、ジャッカルのオトリミノー。
これは比較的万能に使えて、扱いやすい印象。
ジョイント形状なのもあってか、比較的大きく動いて泳ぐ。
ラインアイがバイブレーションモードとミノーモードとあり、水深によって多少調整ができるとのことだが、個人的にはあまり気にしてないかなー。
バイブレーションモードのラインアイを普段は多用してる。
実際に使うと、悪くはないんだが〜・・・サイズが小さすぎるのと、エスケードほどではないにせよ、浅瀬だとどうしてもリップがボトムを小突くのが気になる。
オトリミノーもサイズ展開があって、130mmもあるが、そこまでして欲しいとも思わない。
なーんか既存の鮎ルアーって、この不肖ゆたりなにとっては、どれも「帯に短し、襷に長し」なのよね〜( ´Д`)y━・~~
意外にもビーフリーズ100S大活躍
そんな「帯に短し、襷に長し」的な鮎ルアーが多い中、個人的には最も使いやすいと感じているのが、ラッキークラフトのビーフリーズ。
そもそもが鮎専用ではないが、これがいちばん使いやすいし、いちばん釣れる。
飛行姿勢も安定しているのでハリス絡みがなく、シンキングではあるもののボトムを小突くことも少なく、止める釣り,巻く釣りどちらでも非常に使いやすい。
ロングビルタイプも、普通に釣れる。
78mmをメインに使ってはいるが、もう少し大きいサイズが欲しかったので、ヤフオクにて100mmを入手。
リンクのものはロングビルタイプで、ノーマルのシンキングは生産中止なのかな?
12月の釣りではどういった行動で鮎が掛かるのかが不明だったので、できるだけ鮎カラーに近いものがより良いのかなと思い、先日の釣行では積極的に使わなかったが、今回使ってみたところ、これがよく釣れる。
しかも、20センチ以上のサイズの良いのもよく掛かる。
100Sは重心移動タイプなので、泳ぎの質や泳ぐ時に生じる内部ウェイトのラトル音が釣果に悪影響を与えるかな〜とも思っていたが、結果としてゼーンゼン問題なし。
むしろ、重心移動でより安定した飛行姿勢を維持するので、ハリス絡みもなく、非常に快適。
泳ぎも固定重心のビーフリーズと同じ。引き抵抗も少なく、ボトムを小突くことなく、ほどよい平打ちで泳いでくれる。
ラトル音の影響は定かでないが、逆に良い影響を与えているものと・・・期待する♪(´ε` )
しかも、どんな条件下でもかなり万能に使えるので、個人的にはビーフリーズの各サイズを持ってれば良いかなと。
カラーは正直、なんでもいい。
最盛期,落ち鮎シーズンどちらも、鮎カラーにこだわる必要はないかなと。
これは、今回の釣行で得た成果でもあるかな。
激流下、エスケードバイブType4での釣果も
そしてもう一つ、今回の釣行で得た成果。
それは、深場,激流対応のために入手してた、パームスのエスケードバイブType4による釣果。
鮎ルアーの中ではバイブレーションタイプとはいえ、極端な重量の40グラム。
最盛期にはこれで結果を出したい、できれば激流の中にいる大鮎を仕留めたいと思っていた。
【エスケードバイブType4 参考記事】
しかし、さすがの40グラム。逆に流れとルアーにロッドが負けてしまい、通常の鮎ルアータックルではどうしても扱いきれずにいた。
今回も普段使用しているメバルタックルではあったが、流れの強い落ち込みへのピンスポット狙いならなんとかなるかなと。
ちょうどラインもPEラインでなく、ナイロンラインなので、なんとか攻められるかなと。
すると、ほどなくして、鮎からのアタック。
激流ではあったものの、サイズが小さかったこともあり、無事にランディング。

ちょっと物足りないサイズだが、まずは結果を出せただけでも良しとしよう。
まとめ
そんなこんなを試して、16時にストップ・フィッシング。

【タックルデータ】
・ロッド: ペズ86UL+(テイルウォーク)
・リール: ’11フリームス2004(ダイワ)
・ライン: ワールドプレミアム 1.75号(レグロン)
前半は流れのゴミや根掛かりに苦労したものの、20センチ以上の比率多く、自分としてはまぁまぁ満足な釣果。
一方、この時期の鮎の生態については、いまだ不明。
現場でお会いしたベテラン鮎師ともお話ししたが、そのかたからも明確な解答は得られなかった。
あくまで個人的な仮説ではあるが、縄張り意識はなくとも、もともと鮎の持ってる気性の荒さゆえ、派手な動きをする魚にアタックするのだろうと思っている。
いずれにせよ、時期が違えど、鮎ルアーでの攻め方は最盛期と変えずで、ほぼ問題ないかと。
まぁ、あまり細かいことにこだわらず、通すべき場所にルアーを通せればそれでいいかなと。
そして、鮎を釣るためのルアー。
これについては基本、ビーフリーズとエスケードバイブのシリーズさえあればいいかなと。
あとは同じルアーだと攻めが飽きちゃうので、あとのルアーはスポット的に使えればいいかなと。
現時点では、そんな結論にいたったわけで。
もちろん、今後新たな発見があるかもしれないので、その仮説も多少はくつがえるかもしれない。
そんなことを考えながらの鮎釣り、楽しいじゃないですか。
今シーズンまだ行くかもしれないが、まずは来年に向けての準備もしていこうかと思います。




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