【ジオロック ウェーディングシューズPRO 】抜群の安定感!なのに着脱も超ラク

ウェア

前回の記事からの、今回は入手したウェーディングシューズのインプレッション。

そのウェーディングシューズは、シマノのジオロック ウェーディングシューズPRO

このウェーディングシューズPROを選んだ最大の理由は、耐久性の高さ

次に、自分でソール交換が手軽にできるジオロックシステム搭載であること。

この時点で、現存のシマノ製ウェーディングシューズは、これ一択。

さらに、着脱容易なBOAシステム搭載ともなれば、もう要求以上。

お値段はそれなりだが、既存のウェーディングシューズよりもはるかに長持ちするのであれば、もうこれしかないと。

道具に少しでも不安があると、釣りに集中できず、快適性が担保できない。

特に足元の不安は、事故へと直結する。

なので、ここはちょっと無理してでも、現時点で最高のジオロック ウェーディングシューズPROを入手してみた。

早速、届いた・・


いやぁ、なかなか。いいですね~!(*´з`)

ジオロック ウェーディングシューズPROの主な特長

高耐久性

この不肖ゆたりなの中では最大の特長といってもいい、耐久性の高さ

アッパー素材が他のウェーディングシューズと違って、かなりしっかりなものを使っている。

こう見てると、縫製もしっかりしてそうだし、周りの補強もしっかりなされている。

濡れることを前提にしたシューズなだけに、耐久性は最重要視しているため、とても期待が持てる。

ただ、通常のウェーディングシューズに使われている生地は水が通るものだが、このシューズに使用されているアッパー生地は水を通さないもの。

土踏まず部分に水抜けの穴が設置されてはいるが、それでも水抜けが悪く、歩く際に靴の内部がグチュグチュになって歩きにくくならないかが、唯一の心配ではある。

着脱容易なBOAシステム

一般のシューレースタイプだと、締め上げるのにも手間がかかるし、履いていても徐々に緩んだりしないかと気になってしまう。

さらに、結びコブが不意にほどける可能性だってある。

このBOAシステムは、シューレースの代わりに張りの強いタングステンワイヤーを採用しているので、上のディスクをカリカリっと回すだけで、足全体がほどよく締めてくれる。

しかも、微調整も可能。

そしてリリースするときは、ディスクを引けば、ワンタッチで一気に緩む。

これで足回りの支度がすぐできるし、脱ぐのもすぐにできる。

ソール簡単交換,しかも剥がれないジオロックシステム

そして、ジオロックシステム

専用の替ソールを用意さえすれば、強力なマジックテープの着脱で、自ら簡単に交換できるというもの。

「簡単に」とはいっても、手で剝がそうとしても、どんなに力のある人でもなかなか剥がせるもんじゃない。

このかかと部分からマイナスドライバーを突っ込んで、ソールをこじ開ける。

これはねー、接着剤塗布や接着時の圧着などの面倒なことを気にせず済むというのがいいよね。

ジオロック ウェーディングシューズPROのちょっとした工夫

以上3つの大きな特長のほかにも、目立たないが随所に工夫がみられる。

グラベルガードがずり上がらない構造

グラベルガードがずり上がらないよう、かかと部分にラバーホールドなるものが備わっている。

フックが掛けられる甲側リングと、このかかと部にあるラバーホールドの2か所でグラベルガードを支えることで、グラベルガードやゲーターのずり上がりを防止するという。

これがどこまで効果を発揮するか。

ワイヤーが切れたときの保険も

BOAシステムのタングステンワイヤーは、とても丈夫なので、そうそう切れることはない。

そうそう切れることはないが、万が一切れたときの保険に、シューレースを通す穴(アイレット)を装備。

ワイヤーの交換もできるようだが、現場で切れたら大変だもんね。

現場で切れたときのために、予備にシューレースを持っていこう。

インナーソールにも工夫が

今回のウェーディングシューズPROでは、インナーソールにもこだわったようだ。

足の裏部分のフィット感を得るための構造になっている。


ソールの両側は固めの素材になっていて、足の裏が真中にすっぽりと収まるような構造。

これにより、厚手のクロロプレンソックスを履いてる上でも、足裏のフィット感,安定感が得られる。

そんなところが、実際に履いてみてどう感じるか?

つま先から踵までの補強も万全

つま先先端から踵までラバー素材による強固な補強がなされている。

岩にぶつけても、擦れにも強そう。

ジオロック ウェーディングシューズPROを履いてみた

着脱が楽。でも、ホールド感は半端ない

ワイヤーに触らずとも、足を入れてディスクをカリカリ回すだけで、足全体が均一にホールドされる。

シューレースタイプでよくある、紐の締め方によって一部分がきつくて他の部分が緩いなんてこともなく、足全体が均一にホールドされる。

緩めたいときは、ディスクを引くだけで一瞬でフリーになるので、とても楽。

また、このBOAシステムの良いところは、締め上げた際の余った紐とかがピロピロ出ない。

この不肖ゆたりなの足は横幅が狭くて甲も低いので、シューレースタイプで締め上げた際の余分な紐がピロピロとジャマになるが、このBOAシステムなら、締め上げた後も余分なワイヤーが外に出ずジャマになることはないので、足回りがスマートでいられる。

足回りの支度が煩雑なウェーディングスタイルにとって、このBOAシステムは最高だね。

これ使っちゃうと、クセになるね。

普通のタウン用シューズにも、BOAシステムのものが欲しくなっちゃう。

それほど楽。

安定感バツグン、とても歩きやすい

絶対的な重量はかなりあるものの、履いて歩いてみると、そこまで重さを感じない。

実際に履いて歩くと、むしろその重さが安定感につながっているのではと思えるくらいに、とても歩きやすい。

靴底がしっかりしているので、玉石の上を歩いても妙な突き上げ感はない。

独自のインナーソールによるものだろうか?厚手のクロロプレンソックスを履いているのに、シューズ内のグラつき,ズレはほとんどない。

足首もしっかりホールドされているので、足首部分の不安も一切感じず、ガンガン歩ける。

シューズとともに装着しているグラベルガードも、たしかにずり上がりにくい。

歩いている途中での緩みもなく、局所的に足に当たる感じもなく、ストレスを感じない。

もちろん、フエルトソールで滑りにくい

まだこれを履いての釣行は1回だけなので、フエルトがまだ馴染んでいない状態だとは思うが、その状態でも滑りにくい。

底石に苔がついた川の釣りでは、フエルトソールは必須だね。

これまで「フエルトソール不要論」を唱えてた者としては、認識を改めなくては。

若干水が抜けにくいが、歩行に支障なし

水を通す個所と言えば、水抜け穴がある土踏まず部分。それと、足首部分の一部のみ。

アッパー全体の素材が水を通さないため、シューズ内の水は多少残りやすいかな~といった印象。

ただし、シューズ内の安定感が良いので、多少水が残っていても不快に感じたり、歩きにくくなることはないかな。

そして先ほども述べたように、アッパー素材が水を通さないので、生地全体が水分を含んでより重くなることもない。

なので、多少シューズ内の水残りがあっても、そんなに気にならないね。

現時点で最高なウェーディングシューズ

以上、シマノの最高峰ウェーディングシューズであるジオロック ウェーディングシューズPROについて語ってみた。

お値段はそれなりに張ったものの、これは買ってよかった。

このシューズで鮎釣りを数回こなしているが、足元の安定感は格段に良くなった。

これで不意な故障さえなければ、数年は靴のことを心配しなくてよいのだから、そのぶん釣りのことに集中できるよね。

靴底は減ったら、自分で簡単に交換できるし。

釣り全般に言えることだが、ロッドやリールなんかよりも、安全に直結する足回りの装備品には、より確かなものを選びたい。

今後はこのシューズで、鮎釣りだけでなく、渓流へも進出するつもり。

もちろん、まだ実行に移せていないフライフィッシングも併せてね。

川や湖の釣りは、ソルトで使用していたものの流用と知人から譲り受けたタックルで充分なので、あとは足回りを含めた装備品を充実させれば、行動範囲がさらに広がる。

ここ最近になって新たな釣りを覚えることは、もう楽しみでしかない。

このウェーディングシューズPROで、さらに釣りが楽しめそうです!

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