【魚極ペン100(ルーディーズ)25g】機能満載のハタゲー向けシンキングペンシル

タックル

ようやく・・・ようやく入手しましたよ!

たかがルアー一つ買うのに、こんなに苦労するとは思わなかった!


魚極ペン100

魚極ペン100は25gと35gの2種類あるが、今回は25gを入手。

とにかくこの魚極ペンは、発売から実店舗でもネット通販でも速攻品切れ続出。

楽天でまだ在庫があるからと余裕ぶっこいて、いざ「買い物かご」に入れようとしたら、もう売り切れ。

そして、再入荷のタイミングを狙ってポチろうと思ったら、ちょうどそのタイミングに電話連絡が入り、電話が終わった時に販売サイトを見返したら、すでに売り切れ。

いつもこのアホアホブログを見てくれている「ちゃー」さんのおかげでかろうじて入手できたが、すでに転売ヤーによって高値で取引されているほどの人気ぶり。

そんな貴重なハタゲー用シンキングペンシル「魚極ペン100」について語ってみましょう!

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ハタゲーにシンキングペンシルの必要性

根魚であるハタゲーの主力は、ワームリグ。

ボトム付近を効率よく攻めることができ、仮に根掛かりロストしても懐の痛み具合が少ない。

そんなハタゲーだが、ワームリグ以外にもシンキングペンシルが有効だと思っていた。

以前にハタゲーへのシンキングペンシルの有効性について述べたが、ワームリグよりも高価なハードルアー。

しかし、根掛かりでロストすれば、懐具合も心もダメージが大きい。

シンキングペンシルの多くはシーバスやメバルをターゲットにしているので、ボトム攻略まで考えられたものはほぼ無い。

ヒラメ用にウェイトアップしたヘビーシンキングペンシルもあるが、どれも根掛かりのことまで考えられていない。

そんな中、ようやく出てくれたのが魚極ペンというわけだ。

魚極ペン100の特徴

そんな期待のハタゲー用シンキングペンシル、魚極ペン100。

これがなかなか、機能がてんこ盛り。

ハタに特化しただけあって根掛かり対策は当然のこと、オマケも多い。

そんなてんこ盛りの各機能を、それぞれ解説していこう。

独自のフックシステム

魚極ペン最大の特徴なのが、独自のフックセッティング。

魚極ペンは根掛かり防止のため、背中にシングルフックを搭載

ジグヘッドリグと同じスタイルになるが、プラグでこのスタイルにしたのは魚極ペンが初めてだと思う。

似たようなフックシステムのプラグにノリーズのラッピングミノーSWがあるが、これはボディとシングルフック一体型。
シングルフックのフックポイントが鈍ったら交換できないタイプ。

魚極ペンはスプリットリングを介しているので、シングルフックの交換も容易。

しかも、ボディへの収まりが良いようにスリットが入っており、マグネットで固定。キャストやスイム時にボディからフックが外れにくい。


なのに、魚がフッキングしたら、ただちにシングルフックがフリーになり、魚が首を振ってもフッキング箇所に負荷がかかりにくいため、バレにくい。

ちなみにこのシングルフック、MJリグのシングルフックと同じような横アイ構造。

半固定式ブレード

魚極ペンのリアアイには、スプリットリングで介した半固定式のブレードが搭載。

ブレードが回転せずにピロピロとフラッシングすることで魚へアピール。

この半固定式ブレードシステムを採用しているのは、コアマンのバックチャター

そして、INX.labelのナッゾジグ

両者はこのブレードシステムによりボディの泳ぎを大きくしているが、この魚極ペンではどうか?

ブレードを付けたときと外したときの泳ぎの違いも確認したい。

ラトルのオマケ付き

さらにこの魚極ペンは、ラトルまで装備。音でもターゲットを魅了。


見えるかな?ボディ前方にラトルが備わっている。

一般的にはハタ類に対して音の集魚効果はあると言われているが、どうなのかねー?個人的にはそこまでの実感はないがね。

いろんな機能を詰め込みすぎると、釣れた時になにが効いたのか分かりづらい。

できればキジハタの魚影の濃い富山で各効果の検証をしたいところだが、魚影うすうすのご近所サーフメインだとなかなか厳しいね。

先程のブレード同様、ラトルはついで程度に捉えておきましょうかね。

25gと30gで同じサイズの100mm

魚極ペン100は、25g35gの2種類。

普通は重量が違えばサイズも違うのに、この魚極ペン100についてはどちらも100mmサイズ


今回は25gしか入手しなかったが、35gと飛距離比較をしたらどうなるのか?

同サイズで異なる重量であれば25gの方はさらに飛距離が落ちるだろうから、35gとの飛距離差が大きくなるように予想できるのだが、どうなんでしょ?

異なる重量であえて同サイズにしているのは、どういった意図があるのだろうか?

アレンジいろいろ

背中とリアのアイのほかに、腹側にもアイが装備されているため、さまざまなアレンジが可能。

腹側のアイと後方のブレード部分のアイと共にトレブルフックを付ければ、普通のシンキングペンシルと同じフックセッティングも可能。

ブレードを付けたり、ナニを付けたり・・・お好みでいろんなアレンジができる。

アレをあーして、あんなして、こーすれば、あんなことも・・・これはまた改めて本ブログで報告することにしましょう。

魚極ペン100の使用感

さっそく、ご近所サーフで魚極ペン100の25gを投げてみた。

ブレードを外したときとの比較もしているので、そこらへんの違いについても述べてみたい。

飛行姿勢・飛距離

飛行姿勢は25gのシンキングペンシルの中では十分。

ただし、最初はぶっ飛び君95Sを彷彿させるような飛行姿勢だと感じてはいたが、いろんな条件下で投げてみると、前半の飛行中は若干のふらつきがあり、後半に従って収束していくようなイメージで飛んでいくことが多い。


テール部のブレードを外して投げると、さらに飛行姿勢は改善。

飛距離は大きく変わることはないが、ブレードを外した方が飛行姿勢のブレは明らかに少ない。

魚極ペンと同サイズ,同タイプのシンキングペンシル代表格といえば、ぶっ飛び君95S

ぶっ飛び君の方が2gほど重いものの、飛行姿勢,飛距離では重量差以上にぶっ飛び君95Sがはるかに上。

ブレード無しの方がぶっ飛び君に近いが、それでも風のある中で使用するにはぶっ飛び君よりは頼りない印象。

とはいえ、同サイズのシンキングペンシルの中では十分な飛行距離なので、満足の範囲内には間違いなく入っているけどね。

着底感

25gでシャロータイプとしているのもあるかもしれないが、着底感は鈍い。

波っけのあるときにはさすがに使いづらいかな。

ただ、その分フォールスピードが遅いので、ガッチリとした根掛かりは起こりにくいのは確か。

ご近所サーフのような深めのサーフなら、さらに10gプラスの35gの方を使用するのが良いかもしれないね。

浮き上がり

浮き上がりは総じて早い。

ワームリグのようなボトムコンタクトを多く、しかもワームリグよりもゆっくりとボトムを攻めることができる効果は大きい。

ワームリグよりもボトム近くをゆっくりと攻めることができる、なおかつ一般的なワームリグよりも飛距離が出せる。

この効果はハタゲーでは非常に大きい。

泳ぎ

泳ぎは通常のシンキングペンシルよりは、ロール強めでテールを振るようなアクション。

ブレードを外すと、さらにその動きが大きくなる。

ブレードによるアピールを優先するか、ボディ全体の大きな動きによるアピールを優先するかで、ブレードの有無を決めるとよいだろう。

根掛かり回避能力

根掛かりの多いご近所サーフで、ちょっと勇気を出してボトムコンタクトを多めに攻めてみたが、今のところは根掛かりなし

ちなみに攻め方はMJリグと同様、ボトム着底から3回巻き上げてテンションフォール。これの繰り返し。

今のところは危ういのも無く順調に使えているが、ハードプラグでこの根掛かり回避能力はかなりのもの。

魚極ペン100の不満点

こんなに優れた魚極ペンではあるが、この商品には1つだけ個人的な不満点も。

それは・・・ネーミングがダサいこと。

なんだろな・・・ここの製品て、なーんかネーミングセンスの悪さを感じてしまう。

「ルーディーズ」というネーミングも、なーんかダサいやつがカッコつけて名付けたような。

このデザインもさ、なーんだろな・・・センスのない奴に限って、やたらゴタゴタしたデザインにしたがるんだよね。

そもそもセンスのある人のデザインて、至ってシンプルなものが多いよね。

逆にタケダクラフトの「アジのエサ」のようなストレートなネーミング、これはこれでアリなんだが。

デザインやらネーミングって難しいだろうし、個人的趣向と言われればそれまでだが、もうちょっとなんとかならなんもんかね。

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まとめ

ハタゲーはもう後半戦に入ったが、ハタに限らず、ヒラメやマゴチにもこの魚極ペンを使っていきたい。

まぁ近年の相模湾はサイズが小さいながらもハタ類のヒット率が高くなっているので、まだまだ釣れるだろうけどね。

独自のフックシステムを採用したのは大いに評価できるが、ヘビーシンキングペンシルの基本性能ではやはりぶっ飛び君が上。

今回は魚極ペンの25gを使用したインプレを述べてみたが、正直に言ってしまうと、ぶっ飛び君95Sに魚極ペン100のフックシステムを採用してくれたら完璧なんだがな〜とは思う。

35gの方がぶっ飛び君に近づくのかもしれないが、それだとちょっと重すぎるかな〜と。

魚極ペンのインプレなのに、改めてぶっ飛び君95Sの優秀さを思い知らされたね。正直なところ。

あと、ブレードやらラトルやら、余計な機能を盛り込みすぎた感も否めない。

効くのか効かないのか分からないような機能を盛り込むくらいだったら、もっとヘビーシンキングペンシルとしての基本性能を高める構成にしてほしかったね。

とにかくこの魚極ペン、ご近所サーフですべての機能の検証をするのはかなり厳しいが、まずは一年通して使い続けていきたい。

もちろん、シーバスにも効くだろうし、アレにも効くだろう。

デフォルトの他にも、あんなアレンジで使ってみたい・・・

本アホアホブログを長く閲覧いただいている方には察しがつくだろうが、そこんところはまた別の機会にでも。

魚極ペン、ぶっ飛び君を上回ることができるか?

まずは使ってみて、釣果を期待したいですね!

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コメント

  1. ちゃー より:

    こんばんは。無事に着弾されたみたいで何よりです。うちの近所のお散歩サーフはご近所サーフよりも少し浅いので25gでもなんとかなるかな?って感じです。今のところ私も根掛かりは無いですね。それと、サーフでは基本的にテンションフォールで使っていますが、送ってあげればバックスライド気味のフォールという点も、底を丹念に探る釣り方には合っているのかと。ハタゲーの遠征に行けないのは残念ですが、私も色々なシチュエーションで試してみたいと思います。

    • ゆたりな より:

      ちゃーさん、おかげさまで入手できました!

      なかなかの使用感ですね。ぶっ飛び君より安心してご近所サーフで使えます。これならば使用頻度高めでいけますね。

      あとは釣れるといいんですが…まぁ、そこはご近所サーフでは時の運ですね!

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