最近のご近所サーフは、うねりや波が強いねー・・・ほとんど釣りにならない。
ここ1週間ほどはホント、釣りにならない。
そんな中、釣具店へ行った時のこと。
最近はホント、ミノーなんて買わなくなった。
特にフローティングミノーはもう現状ある分で充分。
最近はナイトゲームよりもデイゲーム主体で、どうしても風やうねり,波のある時の釣りになるため、フローティングミノーよりも安定して飛距離が出せるシンキングミノー主体となっていた。
いずれにせよ、必要最小限のものさえあれば良いから、あまり使わないルアーは処分しちゃったくらい。
そういった意味では、最近はルアーの無駄買いはほとんどしなくなった。
しかし、このミノーだけは、見た途端に気になってしまった。
しかも、個人的には使い勝手があまり好きになれないフローティングタイプのミノー。
結局、つい購入してしまった。
そのフローティングミノーとは・・・ブレイズアイのフローティングミノー「エヴォルーツ120F」。
今回はこのエヴォルーツ120Fについて。
使用前に形状などの見た目から、自分なりに動きや機能やらを想定。
そして無風時に実際に使用してみた時の、素直な印象を述べてみたい。
【エヴォルーツをしばらく使ってからのインプレッション記事】
【ストライクエヴォルーツ120SFのインプレッション記事】
【エヴォルーツ99VSPのインプレッション記事】
ボリュームあるボディ
このエヴォルーツ、横に厚みがあって、結構なボリューム感。
このボリューム感のあるボディによって、泳がせた時にリップだけに頼らないウォブリングを引き出しているのかな?
盛り上がった背中とチョビチョビリップが良さげ
盛り上がった背中と、あまり大きくないチョビチョビリップも印象的。
背中の盛り上がった形状は、このK-TENルアーのように背中が盛り上がった構造になっている。
エヴォルーツでは、この盛り上がった背中部分に水流が当たることで潜るような設計になっているようだ。
K-TENルアーもその意図があるのかは定かではないが。
先ほど説明したボリュームあるボディに背中の盛り上がりによってルアーのメイン動作を作り、もう一つの申し訳ない程度に付いているチョビチョビリップが補助的に働いて、動きを助長させているのかな?
お腹が凹んでいる形状
エボルーツは、お腹が凹んでいる形状をしている。
ボディにボリュームがあるので、この凹みを入れることで魚が後ろからバイトした際にフロントトレブルフックのフックポイントがボディと平行になるから、フッキング効率が良くなるような意図があると思うんだけど。
ウエイト移動もスムーズ
タングステンボール3個のウエイトによる重心移動タイプ。
ルアーのお尻を下向きにすると、スムーズにタングステンボールが落ちていく。
これがロウディとかだと、タングステンボールが途中で引っかかって、素直に落ちていかない。
だからロウディの場合は硬めのロッドでしっかり振り切らないと飛行姿勢が安定して飛ばないわけだが、このエヴォルーツは比較的飛行姿勢は安定しそうだ。
エヴォルーツ120Fを実際に投げてみた
エヴォルーツ120Fを、荒れがようやくおさまった、ほぼ無風状態のご近所サーフでざっくりと投げてみた。
今回のテストで使用時のタックルは、下記の通り↓
【使用タックルデータ】
ロッド: シマノ エクスセンス S1000MH/R
リール: シマノ ツインパワー XD 4000XG
メインライン: デュエル(DUEL) PEライン アーマード F+ Pro 投げ 200m 1.5号
リーダー: クレハ(KUREHA) シーガー FXR船 100m 5号
キャストフィールは・・・おぉ、ボール式の移動重心タイプにしては、飛行姿勢が良い!
飛距離はだいたい50〜60メートルといったところ。
同サイズのフローティングミノーの中では、かなり飛ぶほうじゃないかな。
平均飛距離はAR-Cシステム搭載のミノー(比較対象:MDアサシン120F)に比べると、少しバラツキはあるかな~とは思うが、ウェイトボールタイプの中では飛行姿勢,飛距離のムラはかなり少ない。
ウェイトボールタイプの重心移動システムを搭載したルアーの多くは飛行姿勢,飛距離のムラが大きいので、個人的にはあまり好きではないのだが、このエヴォルーツに関してはまったく問題ないレベル。
さすがにサイレントアサシン140Sの飛距離にはかなわないものの、それに匹敵するくらいの飛行姿勢,飛距離を出してくれる。
少なくとも、ロウディよりはストレスなく飛ばせる。
ロウディはキャストの際に、金属ボールが後方へ移動していないと飛行姿勢が安定しないからね。
ウエイト移動は、ロウディよりもエヴォルーツの方が途中の引っ掛かりがないので、スムーズにいく。
泳ぎは、あんなチョビチョビリップの割には、しっかりと泳ぐ。
引き抵抗もそんなに強くないので、サーフでも扱いやすい。
それでいて、スローリトリーブでもある程度引き抵抗が感じられ、しっかりと泳ぐ。
イメージとしてはサクサク投げて、サクサク巻けるといった感じ。
今のオレが実践しているご近所サーフでのスタイルが、「手返し良くランガン」なので、このキャストフィールと軽い引き抵抗感ならストレスなく使い続けられるとは思う。
しかし、それはあくまでも「無風時」での話。
風のある条件下では、やはりシンキングタイプのサイレントアサシン140Sの方が優れていることになるだろうが、もう少し使いこまないと、最終的な結論は何とも言えないね。
まとめ
以上、エヴォルーツ使用前の予想から、無風時で使用した際の感触を述べてみた。
そろそろご近所サーフも時化から落ちついてきたようなので、このエヴォルーツをヒラメ狙いで多用したいなと。
エヴォルーツの登場が本記事で最後にならぬよう、このまま釣れずにお蔵入りしないよう、頑張って釣果を出していきたいね!
【エヴォルーツをしばらく使ってからのインプレッション記事】
【ストライクエヴォルーツ120SFのインプレッション記事】
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