タレックスのオーバーグラスを購入して半年ほど経過。
選択したフレームはマットブラック、レンズはトゥルービュー。
最初は釣りが目的で購入したタレックスのオーバーグラスであったが、ドライブ時でのあまりの快適さに、ドライブ時には手放せなくなってしまった。それほど快適。
もちろん、ご近所サーフでの釣りの時も欠かせないのだが、それ以上にドライブでの使用がとっても快適。
そこで今回は、ドライブでの使用を中心に、タレックスのオーバーグラスを半年間使用して実感したことや気付いたことを、オーバーグラスフレームとレンズとに分けて解説したい。
▼参考記事
タレックスオリジナルのオーバーグラス使用感
オーバーグラスフレームは、タレックスオリジナルのマットブラックをチョイス。
その使用感を率直に述べてみたい。
違和感を感じない、絶妙なホールド感
オーバーグラスとなると眼鏡を二重に掛けることになるが、タレックスのオーバーグラスは着用したときの違和感はほとんど感じない。
ホールド感が強すぎるフレームだと、しばらく着用していると耳の裏あたりが痛くなるのだが、そういったことはまったくない。
だからといってホールド感が弱いかというと、決してそんなことはない。
硬質プラスティック製の軽量フレームで非常に軽く、メガネの上から二重に掛けていても重さも気にならない。
適度なホールド感なので、頭を大きく振ってもズレることもない。
長時間のドライブでもまったく違和感を感じないので、ドライブ中に気になってフレームを触ることが無いほど。
もう掛けていることを忘れてしまう。
ドライブ後、外し忘れて家の中でも掛けたままでいたくらい。
花粉の侵入を抑えられる
使い始めた当初は、オーバーグラスとはいえ、ゴーグルのように目の外周を完全に封じているわけではないので、花粉の侵入まではカットしきれないかなと思っていた。
しかし、実際に花粉のシーズンに着用してみると、間違いなく花粉を防ぐ効果はある。
この不肖ゆたりなも花粉症持ちの中年ではあるが、オーバーグラスの花粉避け効果は明らかに実感。目の痒みや涙目が抑えられる。
つまり、花粉症対策の保護メガネとほぼ同じような機能も備わっているということ。
単にメガネの上から掛けられる利便性だけでなく、花粉症シーズンの保護メガネとしても使える。
クリアフレームのオーバーグラスがベター
ただし、そんな快適なオーバーグラスであっても、実際に使用してみると気付く点もある。
今回のオーバーグラスのフレームは、マットタイプ。
マットタイプのフレームは通常の運転時はまったく問題ないのだが、車をバックする際、後ろを見るときは横の視界が制限されてしまう。
マットカラーのオーバーグラスを使って駐車場などでバックする際は、目視できるよう視界を制限しているオーバーグラスを外し、後ろを確認した方が良い。
なので、バックモニター付きの車であればマットタイプのフレームであってもまったく問題ないだろうが、バックモニターに頼らずに目視で後ろを確認する人はクリアタイプのフレームを選択した方が無難だと思う。
『トゥルービュー』レンズの使用感
使用しているレンズはタレックスの数あるレンズの中で最も汎用性が高く、ド定番のトゥルービューを使用。
最初の1本に最も無難で、オールマイティに使えるのが、このトゥルービュー。
トゥルービューはタレックス独自のレンズからーで、どうやら特許も取得しているらしい。つまり、タレックスを代表するレンズカラーがトゥルービューなわけだ。
レンズカラーで迷うのであれば、トゥルービューを買っておけばまず間違いないだろう。
トゥルービューは自然な色合い
今回のレンズはオールマイティに使えるトゥルービューを選択したが、色合いが自然なので、掛けていてもストレスや違和感をまったく感じない。
妙な暗さを感じることも無いので、夜間でも街灯の多いところを走行しても外し忘れることがあるくらい。
曇天の時もけっこう光量があるのだが、トゥルービューを掛けるとまぶしさをカットしつつ、曇りのローライト時でも視界に違和感を感じることが無い。
比較的オールマイティに使えて、掛けた時の違和感を感じないのが、トゥルービューの大きな特徴だね。
青空と緑が鮮明に見え、気分が高まる
カラッと晴れた、気持ちの良い晴天の日。
そんな日は裸眼だと全体的に「白みがかった」景色に見える。
この「白みがかった」ように見える原因となるのが、雑光。
雑光とは、簡単にいうと余計な光のこと。
物を見るにはある程度の明るさが必要だが、水面やガラスなどからの照り返す光が必要以上に目へ加わると、眩しさや景色全体が白っぽく見える。
トゥルービューを通すとコントラストがはっきりするので、青空や緑がとても鮮明に見えて、とても気持ちがいい。
晴れた日のドライブや散歩がこんなにも気持ちがいいことを改めて認識できたのは、トゥルービューのおかげと言っても過言ではない。
特に緑の多い山間部でのドライブであれば、周りの緑と同調する『イースグリーン』のレンズが良い。
緑をさらに鮮明にするので、さらに気持ちの良い快適なドライブができると思うよ。
トンネルに入っても暗くない
偏光グラスをかけてのドライブで気になるのが、トンネルの中。
トンネルの中に入ると急に暗くなるので、トンネル内では偏光グラスを外すという方も多いと思う。
トゥルービューならば急にトンネルに入ってもほとんど違和感を感じない。
急に視界が暗くなるような印象もなく、適度に見えているので、掛けたままでも何も問題ない。
トンネル内どころか、ドライブ中に夕方から暗くなってしまったときでも外すのを忘れてしまうほど。
それほど暗い中でも違和感をほとんど感じない。
雪道の境が明確
雪で覆われた道路は、反射光で眩しいだけでなく、目の前が真っ白で道路の位置や境が分かりにくいので、運転に支障をきたす。
そんな時も、トゥルービューを通すことで、反射光の眩しさを大幅にカットでき、雪道のちょっとした段差や轍が見やすくなる。
雪の時のドライブは非常に疲れるが、トゥルービューで目が楽になり、視界からの確かな情報を得ることができるので、安全運転できる。
時間帯によって、レンズカラーを使い分けたい!
このように、あらゆる天候でも無難にこなせるのがトゥルービューレンズだが、天候や時間帯などに応じたレンズ選択ができると尚良いかな。
特に以下の2つは、余裕があれば、ぜひ持っておきたいなーと。
『トゥルービューフォーカス』朝日や西日が強い時
そんなオールマイティのトゥルービューのレンズだが、さすがに朝日や西日が強烈なときはトゥルービューでもちょっと厳しい。
直射日光はひさしで遮りさえすればトゥルービューでも問題ないが、視界が遮られるので、ひさしをするのが嫌な方にとって、さすがにトゥルービューでは物足りない。
そんな朝日の強い時に車で通勤する人や、西日が強い時に帰宅するような人には、トゥルービューより色合いの強い『トゥルービューフォーカス』がオススメ。
『モアイグレー』夜のドライブに
最近は車のライトが光量のあるLEDのものが多くなった。
対向車のハイビームのライトだけでなく、こうしたLEDライトの強い光のため、夜のドライブ中も眩しさを感じている人は多い。
そんな光量の少ない夜間のドライブにも対応できるレンズが、『モアイグレー』。
色が薄いので、夜間ドライブでも視界に違和感なく、かつハイビームライトやLEDの眩しさをカットすることができる。
夜のドライブだけでなく、パソコンのモニターからの光で目が疲れやすい時など、室内で使用するのにも使える。
夜のドライブの多い人は、このモアイグレーを追加しよう。
【ドライブで実感】偏光グラスの思わぬ効果
そして、ドライブ時に偏光グラスを使用して思わぬ効果も体感。
危険を察知
タレックスを掛けていると、フロントガラスの反射光を抑えることができるので、対向車にいる運転手の表情を鮮明にとらえることができる。
そこで危険を素早く察知し、未然に事故を防ぐことができたのを何度か経験。
けっこうよそ見をしていたり、スマホを見ながら運転しているなんてドライバーも多く、もらい事故なんてのも起こりかねない。
そんな時にドライバーの表情や状態を確認できるというのも、大きな効果であると実感。
眠くなりにくい
予想外だったのが、長時間の運転で眠くなりにくいこと。
特に晴天時の長時間ドライブは、眩しさで目を細めながら運転することが多いが、目を細めることで疲労度が高まるから眠気が起きるのかな〜と、自分なりには思っている。
これまで使用していた安価な偏光グラスではそのように感じたことがなかったのは、裏写りや歪み,フィット不足で目の疲れを助長したためなのかもしれない。
富山遠征ではトータル6時間程度のロングドライブだが、ドライブ中にタレックスを掛けていると、驚くほど眠気が起きない。
もちろん前日まで寝不足というのは論外だが、精度の高い偏光グラスを掛けることで目が疲れにくくなり、眠気を抑えて安全運転が可能となる。
曇天,雨天も快適
曇天時まで偏光グラスって必要ないかなと思っていたが、タレックスを使用することで、曇天時も雑光が多いことに気づかされた。
特に偏光グラスを曇天時に掛けた時と外した時を比べるとよくわかる。
曇天時のドライブでは全体的に白っぽく見えるため、道路の車線が見にくいのだが、偏光グラスを掛けるとそれが鮮明に見える。
また、雨天時は水たまりのギラギラが視界を悪くするが、これも偏光グラスを掛けるとギラギラをカットし、落ち着いて運転ができる。
偏光グラスを外すと意外と曇天でも眩しいことに気付くはずだ。
気持ちに余裕を持てる
これまで説明したように、タレックスの偏光サングラスを使うことで目から入る情報量が増えたことから、気持ちに余裕をもって落ち着いてドライブできる。
事故が起きる時というのは、見るべきものを見ないことで起こるのがほとんど。
そのため、これまで見えなかったものが「見える」だけでも、安全面ではとても有利に働く。
さらに景色が鮮明に見えるのだから、気分的にもリラックス効果が得られる。
すると、気持ちに余裕が生まれるので、危険度をさらに低減できる。
まさに安全運転には欠かさないアイテムだね。
まとめ
以上、タレックスのオーバーグラスをドライブで使用した時の感想や気付いたことなどを述べてみた。
端的に言うと、タレックスの偏光グラスを使用することで、洗練された視界が得られたということ。
まさに、見えるものをふるいに掛けたようなイメージ。
いろんな偏光グラスを試して満足したことが無いという人は、まずはタレックスのトゥルービューからお勧めしたい。
タレックスのホームページから全国にあるプロショップを探すことができるので、お近くのプロショップへぜひ行ってみよう。
どうしても近所にプロショップが無いという人は通販で購入するのもアリだが、フィッティングも含め、専門のスタッフからの説明を聞くことで、納得感がまったく違う。
もちろん、タレックスのオンラインストアからでも試着による返品,交換が可能(初回のみ送料無料)なので、試着できるようなプロショップが近くにない方でも利用しやすいよね。
もともとは釣りのために購入したタレックスのオーバーグラスだが、今となってはドライブ時も手放せない。
それほどの必須アイテムとなっている。
タレックスの偏光グラスを高価に感じるかもしれないが、お値段以上の満足感は体験してみないと分からない。
ホント、ドライブの世界が変わるよ!
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