ウェーダー内の湿気対策はこれまでいろんなものを試してみたが、なかなかドンピシャなものがなかった。
そんな中、最近になってようやく「コレだっ!」というものを見つけたので、これまでの検討の経緯を含めてご紹介できればなと。
ベルトレスヒップウェーダーの内部湿気対策の模索
昨年の春ごろから試しているが、現在も変わらず快適な使用感のベルトレスヒップウェーダー。
レインパンツと併用して使っているが、すぐに着脱ができ、ズレ落ちの心配もないのにブーツのフィット感も高く、とても歩きやすい。
当初は夏限定での使用しか想定していなかったが、インナーさえ着込めば冬でも変わらず快適。
遠浅サーフならちょっと厳しいかもしれないが、少なくとも西湘サーフならこれで充分。
これまではずっとチェストハイを使い続けていたが、10年ほど西湘サーフでの釣りを経験、ヒップウェーダーでほぼ充分ということにようやく気づいた。
ただこのベルトレスヒップウェーダー、自立式ゆえに厚くてハリのある生地を使っているため、透湿性は極めて低い。
とはいえ、着用時は開口部から湿気が逃げるので、2時間程度の短時間釣行であればさほど気にする必要はないのだが、少なくともブーツ内はかなり湿気がこもる。
そして脱いだ後は、「ベルトレス」とはいえ、このようにヘナヘナっと折れ曲がって、ブーツ内が密封状態。
この状態で車の中へ保管してしまうと、ブーツ内部の湿気が残ったまま。
そして、嫌なにおいが出やすい・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
せめて車の中でも、通気を良くするよう立てたまま保管できないだろうか?
そんなことを常日頃から考えていた。
簾(すだれ)で試してみたが、ブーツ内が簾のカスだらけ!
そんなことを日々悩みつつ、100円ショップで簾(すだれ)を発見。
そこで閃いたのが、「単に簾を丸めベルトレスヒップウェーダーに突っ込んじゃえばいいんじゃね?」。
100円ショップなら1本100円。左右2本分で200円。失敗しても損したところで200円程度だから、まずは使ってみた。
ウェーダーを脱いだ後はこの簾を突っ込んでおけば、簾に使用している葦簀(よしず)によって、消臭効果も期待できる。
しかし、最初は良かったものの・・・
見えるかな?このように簾のササクレカスがブーツ内に落ちて溜まってしまうだけでなく・・・
ウェーダー使用中は後部座席のシートに置いておくと、このようにシートもササクレカスだらけに。
ナイスアイディアだと持ったんだけどな〜・・・ゴミが出るのはいただけない。
コレはイイ!丸めてポンの『ブーツキーパー』!
そこで今回見つけたのが、丸めてポンのブーツキーパー。
以前から簾を上回るものはないかな〜とインターネットで探していたところ、Amazonで発見。
樹脂製のシートで、丸めてブーツに入れておくだけで形崩れ防止と通気性を保つことが可能というのも。
Amazonではブーツ3足分、計6枚1セットで販売。
そこで、前置きがかな〜り長くなったけど、この丸めて使うブーツキーパー、明らかに簾を上回るものと出会うことができた。
そんなブーツキーパーの使用感を報告をしたいと思います〜。
ブーツキーパーの使い方
使い方は、いたって簡単。
このように、ブーツキーパーを縦に丸めて・・・
ウェーダーの中に左右各1枚入れるだけ。
ベルトレスヒップウェーダーなら、これだけで内部の通気を充分確保しつつ、このように自立したまま保管できる。
車に入れておいても、このように自立したままで保管が可能。
3足分セットで売られているものの、ベルトレスヒップウェーダーには1足分だけで充分。
それこそ、モノによっては下敷きなどの樹脂製シートでも代用可能だろうけど、厚みがあって張りの強いものパキッと折れるだろうし、薄すぎるとヘナヘナで役に立たなそうなので、厚みや材質など適切なものを選択する必要はあるかもしれない。
このブーツキーパーなら1枚あたり300円程度なので、使えるか使えないかわからない代用品をわざわざ試すよりも、これを買っちゃった方が良いだろうね。
まとめ
以上、ベルトレスヒップウェーダーの湿気対策として、丸めて使うブーツキーパーの使用感を説明してみた。
現時点では、これが一番。もう間違いない!
ウェーダーの通気口を確保できるものであれば何でもいいわけだが、このブーツキーパーならば3足分組で1,000円程度。
1足分で約300円程度。コスパも充分。
ベルトレスヒップウェーダーには1足分あれば充分だが、余った2足分はチェストハイウェーダーなんかにも使えるし、もちろん奥様のブーツにも使えるので、複数あってもムダがない。
ウェーダーの通気対策でお困りのかた、ぜひ試してみてね〜!
【参考記事】
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