PEラインを使用していると、表面のコーティングが剥げて、すぐにライントラブルが頻発してくると思う。
先日のライン交換の際にもコメントを掲載したが、ラインの滑りが悪くなってベールに引っかかったまま巻いてしまったり、飛距離が落ちたり、毛羽立ちが出て耐久性が落ちたりといったことが生じる。
こういったトラブルを避けるべく、ラインメンテナンスに欠かせないのが「PEにシュッ!」。
しかしこれ、容量が少ない割に高価。ぜいたくに使うことができない。
過去にとある釣り雑誌を見たとき、エギング大好きの山田さんの記事で、「コーティングスプレーは、スプールに液が垂れるまでたっぷり掛ける」と記載してあったのを覚えているが、そんなの釣りにお金をかけられる人だからこそできるのであって、お小遣いの少ない世のおとうちゃん達にはそんな余裕はない。
そこで、「PEにシュッ!」の代替品はないかとネットでいろいろ調べると、良い情報を発見!
PEラインに無溶剤タイプのシリコンスプレー
それは、ホムセンで安価に売っている、無溶剤タイプのシリコンスプレー。
「PEにシュッ!」も、基本は無溶剤のシリコンスプレー。他の細かい構成は分からないが、ベースは外れていない。
無溶剤なので、PEライン表面のコーティングに悪さをする可能性は極めて低い。
ちなみに、クレのシリコンスプレーには、この赤い缶の「シリコンスプレー」と黒い缶の「シリコンルブスプレー」があるが、これは単に流通経路の違いだけで、内容物は同じなんだそうだ。
そもそも、「ルブ」って、何の意味があるのかね?
いずれにしても、オレは2年ほど前からこのクレのシリコンスプレーを使用しているが、まったくもって問題なし!
釣行後、リールをシャワー水洗,乾燥後、それこそこれを山田さんの仰るようにたっぷり掛け、乾燥したらOK。
速乾タイプのシリコンスプレーもあるようだが、そんなに違いはないので、これで充分。
これだと、取り付けノズルが付属しているので、余計なところまで無駄に吹き付けることもない。
「PEにシュッ!」と使い比べてみても、明らかな差は感じられない。
実際にこのシリコンスプレーを使ってラピノヴァ1.5号を逆巻きしたのを含め、2年間持たせることができた。
このシリコンスプレーを使ったことで大きなトラブルはなかったので、これで問題ないと思う。
そもそも、「PEにシュッ!」は他のシリコンスプレーと比べて、他に何が違うのだろうか?
明確に記していないのなら、意外と通常のシリコンスプレーと同じで、単に「PEライン用」と謳っているだけかもしれない。
いずれにせよ、使用上問題がないのであれば、一般的な無溶剤タイプのシリコンスプレーで充分でしょう。
これなら世のおとうちゃんアングラーでも、お財布の中身を気にせず、安心して使えるし!
しかし、これはあくまでもオレが体験しての話。
予期せぬトラブルが出る可能性までは完全に否定できないので、そこは自己責任でお試しあれ!
コメント
すっかりご無沙汰していました。
シリコンスプレーなんて手があるんですね。
知らなかったぁ。
小生はメンテらしいメンテもせず、考えてみれば
酷使しまくってました。
Jingasaさん、ご無沙汰です!
シリコンスプレーは安上がりだし、これは良いですよ。
ラインのコーティングが取れると滑りが悪くなり、飛距離が落ちたり、ベールに引っかかったり等のトラブルが頻発しますからね。
また近いうちに釣行決めますか!