以前に、ツルツルのテトラポットでも滑らない靴底として、ハイパーVソールをご紹介した。
>> 【ツルツルのテトラポットでも滑らない】釣りにオススメの靴底はコレ!
自分で紹介したこととはいえ、ハイパーVソールのシューズは持っておらず、万能シューズとして使用しているシマノのジオロック,靴底はフエルトラバースパイクのものを使用していた。
ところが、最近のハタゲームでよく訪れる捨て石がゴロゴロしている場所で釣りをしようとしたら、ツルツルとした表面の捨て石に乗ろうと踵から入ったとき・・・
ちょうどラバーの部分が無く、フエルトのみの箇所であったため、ツルっと滑って、危うく海に落ちそうになった!
ジオロックのフエルトラバースパイク底は万能とはいえ、滑り止めのラバーは靴底全面ではなくて一部のみのため、接地面にラバーがかかっていないと、スパイクピンやフエルトだけでは接地面積が少ないため、ツルっと滑りやすい。
さすがにジオロックのフエルトラバースパイク底だけでは厳しいことを実感したため、ハイパーVソール搭載のシューズを購入。
箱からして、「ハイパーV」!
ハイパーVシリーズのシューズは作業用のものが多く、スニーカータイプでも先芯が入っているものが多いが、今回購入したものは、先芯が入っておらず、普通のスニーカーと同じように使えるもの。これならば、釣りで使用するにも良いでしょ。
ハイパーVシューズの外観
今回購入したハイパーVシューズは、ブラック。
メーカーの日進ゴム(株)で製造しているハイパーVシューズは作業用。
主に釣りに使うため、つま先に鉄板が入っている安全靴タイプのものではなく、スニーカータイプのものを購入。
ハイパーV、表面生地はメッシュタイプ。
サイドにさりげなく(?)ハイパーVの”V”マーク。
ハイパーVのスニーカーでも、このデザインだったら、そんなに悪くないでしょ!
ヘタすれば、ナイキやアシックスとかと遜色ないくらい。
“V”のマークだけに、「バレンチノ」のスニーカーと間違える人も???(←多分いない)
ハイパーVスニーカーの肝心の靴底。
地面との食いつきが良いよう、柔らかいゴム素材でできている。
ハイパーVシューズを実際に履いてみた
ハイパーVシューズを実際に履いてみた。
サイズは26.5cmを購入。
ナイキのスニーカーでは26.5cmサイズががちょうどピッタリであるが、ハイパーVソールは若干大きめ。26.0㎝でも良かったかもしれない。
しかし、十分許容範囲内。
ハイパーVスニーカーを実際に履いてみたが、履き心地も悪くはない。
さすがにナイキのAIRが入ったシューズに比べるとクッション性が若干弱いかなとは感じるが、気になるなら衝撃吸収中敷きを入れれば問題ない。
しかし、クッションが効きすぎないため、歩くときも沈み込みが少なく、逆に歩きやすいくらい。
そして、肝心のグリップ力。
このハイパーVスニーカーでアスファルトや板間なんかを歩いてみると、明らかなグリップ力の強さが実感できる。
ハイパーVソールは本当に滑らない?
ハイパーVシューズを履いて、いろんな場所でグリップ力を確認してみた。
釣りで想定できる滑りやすい足場以外、日常の滑りやすい場所でも試したが、いずれも多少濡れていても滑らない。
さすがに苔が付いている場所は厳しいが、ツルツル表面の足場でのグリップ力は相当なもの。靴底表面に砂等が付着しにくく、安定したグリップ力が発揮されていた。
ツルッツル表面のテトラポット
ツルッツル表面のゴロタ場
先日滑った捨て石の足場
濡れたマンホールの上
道路の白線の上
タイル床
ハイパーVソールが適している場所
上記のテストから、苔や海苔が付着していなければ、スパイクでは引っ掛かりにくいツルッツルの表面の場所なら、ハイパーVのシューズは歩きやすく、適切だと思う。
釣り場にあるテトラポットや捨て石,ゴロタ場だけでなく、日常でも滑りやすい雨時の移動にもハイパーVは最適だと思う。
作業場や釣りだけでなく、お年寄りの転倒防止にも、このハイパーVソールは良いと思う。
スニーカータイプのサイズは22.5cmからになるが、子供の通学用にもあったら良いと思う。
まとめ
このハイパーVソールを搭載したシューズ、価格は3,000円程度。
このデザイン,この機能でこの価格は、賞賛に値する。
フィッシング用シューズでハイパーVソールを採用した釣り具メーカーのものもあるが、すべて価格は10,000円前後。
多少のデザインの差はあれど、それならばこのハイパーVシューズの方が「買い」だと思う。
ただし、ハイパーVが滑りにくいとは言っても、過信は禁物。
どんなに信頼できるシューズを履いてようが、足場の悪い場所を歩く際には、細心の注意が必要。
いずれにせよ、このハイパーVソールを搭載したシューズ、おススメですぞ! (^^♪
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