ソルトルアーアングラーに問う!ロングリーダーにする必要性とは?

現在のソルトルアーフィッシングでは、メインラインはPEラインが主流となっている。そのPEラインの先に取り付けるのが、「ショックリーダー(以下、「リーダー」と称す)」と呼ばれるナイロンやフロロ素材のモノフィラメントライン。

なぜリーダーなんか必要なの?PEラインにルアーが直結でもいいじゃん!

実際のところ、PEライン直結でも普通に釣れることは釣れる。ハッキリ言って、別にラインが透明だろうと色が付いていようと、さほど魚に影響を与える要素ではないのだ。したがって、リーダーの役割が、魚の警戒心を薄くすること自体が理由ではない。

PEラインは引っ張りに対する強度は抜群に強いが、摩擦に対しては極度に弱い。

ルアーに近いラインは根ズレや魚体へ擦れることが多いため、擦れに強いモノフィラメント系のリーダーを付与する。つまり、メインライン(PEライン)とリーダー(モノフィラメント)は、相互補完的な役割を担うわけだ。

では、リーダーはどれくらいの長さが良いの?

リーダーの長さに関しては、人それぞれ、いろんなこだわり,理由があると思う。

アングラーの中には、いろんなことを試行錯誤しながら自分なりの長さにたどり着いたという方や、コンディションにより分けている方等、おられることだろう。

リーダーはどれくらいの長さが必要なんだろうか?結構悩んでいる方は多いんじゃないかな。

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リーダーは長い方が良い?

リーダー長い派にとっての理由は、主に以下になると思う。


【ロングリーダーの役割】
1. キャスト時に人差し指をラインに掛ける際、PEラインだと傷が入りやすくなるため
2. キャスト時の高切れ防止
3. 車での移動等で、ラインが他の荷物と擦れることがあるため
4. 根が深い場所での根ズレ防止
5. 魚が掛かって魚体が反転した際、魚体がラインに擦れることでのラインブレイク防止

他にも細かい理由があると思うが、一般的に言われているのは、こんなところだろうか。

リーダー長い派にとって最大のネックとなるのが、PEとリーダーとの結び目

現在はキャスト時にも抵抗とならないよう結びコブの小さい摩擦系ノットが開発されている。

それでも異質のライン同士を繋いでいるわけだから、どんなに小さかろうともストレスであることに変わりはない。キャストの初速時にガイドに当たれば、当然飛距離は落ちるだろう。

それよりも現場で最も避けたいのは、ライントラブル。キャスト時に結びコブがガイドに当たり、結束部分が弱くなったり、
PEラインがガイドに絡まっての高切れ等・・・さすがに困るよね。

ちなみにオレは、リーダー短い派。理由は単純、PEとリーダーの結束(ノット)箇所がキャストの際のストレスとなるから。リーダーを長くとることの長所は分かっているが、それでも結び目をガイドやスプールには絶対に巻き込みたくない。

でも、PEラインへ安易に擦りキズが入るようでも困る。

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オレ的オススメのラインセッティング

以上のことを踏まえて、オレのオススメラインセッティングを紹介する。

先述のように、オレはリーダー短い派長さは矢引程度(60~80センチ)といったところか。

ただ、使用するPEライン(メインライン)や結束方法は、必ず決まったものを利用する。

メインラインは、すでに本ブログで何度も記事にしているお馴染み、アーマードF+プロ。これに尽きる。

表面の特殊コーティングが抜群に強いため、かなり使い込んだ状態でも、キャスト時に指を掛ける箇所への毛羽立ちは少ない。当然、根ズレにも強い。

プロ「じゃない」方はリーダーとの結束部分に毛羽立ちが見られたが、プロの方では完全に改善されて毛羽立ちは見た目では見えない。

これならばリーダーを短くしても、アーマードF+プロ強度が充分なので、まったく問題ない。

結束方法についても、以前記事にしたFFノットを採用。


過去記事:【FFノット】いつでもどこでも誰でも簡単高強度。PEラインとリーダーとの結束方法

リーダー側も結ぶので、結びコブが通常の摩擦系ノットと比べて大きくなるが、すっぽ抜けは絶対にない。

とにかく簡単,短時間で結ぶことができ、すっぽ抜けは構造上あり得ない。

ガイド内に巻き込まなければこれで充分だが、巻き込んだとしても思ったほどガイド干渉しない。

強度もかなりのもの。結束部分で切れたことは、このノットにしてからは記憶にない。根掛かって引っ張って切りたいときに、なかなか切れずに困るほど。

リーダーは、メインで使用するものはフロロカーボンライン

その中でもオススメが、シーガーのリアルFX

フロロカーボンなのに、しなやかさはナイロンに近い。たぶん、現存しているフロロカーボンラインで最もしなやかだと思う。

ただし、根が深い場所では、リアルFXだとしなやかさ故に岩と岩の間に挟まりやすいだろうから、もっと硬いラインが良いかも。

このセッティングで、ほとんどの場所は問題ない。単純なので、初心者でも分かりやすいだろう。

まとめ

以上、リーダー長さの議論をもとに、オレのオススメラインセッティングをご紹介した。

結論は、自分が示したラインセッティングなら、別にリーダーを長くとる必要ないよ~ということ。

現場で余計なライントラブルを起こしたくないならば、不安要素を完全に取り除いた、本ラインセッティングがおススメですよ~!(^^♪

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コメント

  1. booska より:

    私もリーダーは、短い派です。

    理由は、ゆたりなさんと同じです。
    私もFFノットなのでガイドの中に結び目が入るのが気になります。
    それから多分、他の人より頻繁にリーダーを結び変えるからです。

    根掛かり防止アイテム、パクります(笑)。

    それから、生たまご・・・うまれたたまご、ツボりました。
    何かしら答えを書けているので、ちゃんと考えられているので大丈夫だとおもいますよ。
    我が家の長女は、問題の意味すら解っていなかったので間違った答えすら書けませんでした。現在、中学3年生とっても心配です。

    • ゆたりな より:

      ブースカさん、コメントありがとうございます!

      私はいったん結んだら、ほとんど結び変えることはないですね~。リーダーが根ズレでささくれたらカットしてを繰り返し、最短でリーダー20センチということはよくあります^^;

      「うまれたたまご」については、嫁もさすがに担任の先生に相談したようですが、既に職員室中であまりの珍解答ぶりが話題になっていたようです。

      最近彼は、総理大臣を目指しているようです・・・パシリに使われそうな総理大臣ですが!