鮎ルアー初釣果!相模川や酒匂川じゃない、近所の小河川で天然モノが釣れちゃった!

さぁ今回は、以前から数回チャレンジした相模川でも、今年から鮎ルアー解禁となった酒匂川でもない。

護岸がコンクリートで固められた小規模河川での鮎ルアーフィッシング

以前から近隣の小さな河川でも鮎がいるとの話を聞いてはいたが、誰も釣りしてないし、高さのある護岸から降りてまで釣りする気にはなれなかった。

なにより思っていたのは、「こんな小さい川、鮎なんて釣れる気がしない」

夏になると、たまに川に降りてうなぎを捕っている人を見かけ、声をかけてみると確かに捕れているようなので、こんなことを思うのは偏見でしかないのは分かってはいるが、やはり漁協が管理している大規模河川の方が釣れる気はする。

入漁料まで取ってるんだから、それなりに釣れるだろ!

そんなことを思っていたが、いざ相模川や酒匂川で入漁料を払ってやってはみても、釣れないどころか、アタリすらない。

もちろん、いくら鮎が放流された漁業権の発生する河川であっても、コンディションによって釣果が大きく左右するのは、よく分かっている。

事実、この不肖ゆたりなが鮎ルアーチャレンジするときに限って、減水だの何だのって、川のコンディションが悪かったりする。

もちろん、時間帯もあるだろう。

鮎だって朝夕マヅメがベストだろうが、仕事やら家庭やらで、そんな都合のよい時間がとれるわけでもない。

とにかく、丸一日釣りするわけでもないのに、鮎ルアーをするたびに日券1,500円も払うのでは、すでに気軽とは言えない。

そこで今回注目したのが、近所にごく普通にある小規模河川。

護岸が高く設定されているのでエントリーしづらいが、大規模河川に比べて川幅が狭く浅いので、逆にポイントを絞りやすい。

なによりお金を払わなくていいし、短時間でサクッと釣りができるのもありがたい。

もちろん、鮎がいることが大前提にはなるが・・・

まぁ、今回はそれを確認することが主目的なので、気軽にやってみましょうかね!

使用タックル,装備

使用タックルは、前回の酒匂川釣行と同様、ご近所サーフでの釣りのときとまったく同じ。

【タックルデータ】
・ロッド: フラットフィッシュプログラム ’15ラフサーフ88(ノリーズ)
・リール: ’11レアニウムCI4+ C3000HG(シマノ)
・PEライン: アーマードF+プロ ロックフィッシュ(デュエル) 1.0号
・リーダー: シーガーFXR船(クレハ) 4号

川幅が10メートル程度なので、もっと短いロッドのほうが手返しが良いかもしれないが、長いロッドの方が立ち位置から幅広く攻めることができるので、個人的にはラフサーフくらいの長さでちょうど良いかな。

硬さは柔らかめのほうが良いという意見もあるが、流れがあるところでの釣りになるので、これもラフサーフくらいがちょうど良いかなと。

あまり柔らかすぎると、ガッツリ根掛かったときに外しにくいと思うので、多少張りがある方が個人的には良いと思う。

こうしてみると、けっこうラフサーフでなんでもできちゃう感じだな。

そして着用装備もサーフスタイルとまったく同じ、チェストウェーダーにライフベスト。

玉網の代わりは、ランディングネット。マグネットでライフベストの背中に取り付け。
【ランディングネット記事】

鮎の玉網にしてはかなり大きいが、「大は小を兼ねる」ということで。

河川のコンディション

今回釣りをした河川は、どこにでもあるような近隣の小規模河川。

両岸を高いコンクリートで覆っており、川幅は・・・どうだろう、10メートルくらいなのかな。

前日の雨にもかかわらず、水質は良好。

立ち込んでみると、水深は一番深いところで膝くらいまで。

流れもさほど速くなく、一番深い川の中央へ立ち込んでも、そんなに危なくない。

なので、仮にガッツリ系の根掛かりをしても、引っかかったルアーのところまで行って直接回収ができるので、都合がいい。

川底はそれなりの大きさの石が入っており、意外にも鮎ルアーをやる上での環境はバッチリ。

その川底の石の表面をよく見ると・・・おぉ、いっぱい鮎の食み跡が見える!

写真ではよくわからないが、偏光グラス越しだとハッキリ。

先日の酒匂川釣行では見られなかった食み跡がこれだけあるんだから、これは釣れるかもしれない!

さぁ、鮎ルアー釣行開始!

準備もできたし、さぁ釣り開始!

前回の釣行の際、鮎ルアーが根掛かりロストしてしまったので、1個だけ追加購入。

今回も、パームスのエスケード。これ一本で勝負。

攻め方は、これまでと同様。アンダーハンドでダウンにキャストし、時々ボトムコンタクトしたところで止めつつ、徐々に手元まで巻き上げ。

今回は小規模河川なので、川の流れに対して横移動で川幅を攻め、少し下って・・・の、繰り返し。

川幅が狭いので、川幅いっぱいをていねいに攻めるイメージ。

釣れはしなかったものの、これまでの攻め方は間違っていないはず。

突然の雨にめげず、初めて鮎ルアーでの釣果!

釣り開始直後、雨がポツポツと降ってきた。

天気予報では晴れなので、すぐに止むだろうと思ったら、だんだんと雨が強くなり、どしゃ降りに。

あまりのどしゃ降りで急激な増水が怖いので、一時撤退。しばらく車の中で待機。

しばらくすると雨が止み、川の水量もさほど変わらなかったので、釣り再開。

苔の色が濃い、大きめの石の周辺を集中してステイさせていく。

そして、しばらくすると、なにやらいつもと違う感覚がロッドに伝わるが・・・これってもしかしてアタリ?

リールを巻き上げると・・・あっ、なんか付いてる! ∑(゚Д゚)

鮎だ!背掛かりしている!やった!

慌ててランディングネットを背中から外し、無事に鮎をランディング・・・

やった!

惚れ惚れするほどの、きれいな魚体。これぞ、正真正銘、天然の鮎!

鮎を釣ったのは、じつは40年ぶりくらい。小学生のときに早川にてエサ釣りで釣って以来。

今回のサイズは15センチくらいかな〜というくらいだが、こんな小規模河川にこれだけのサイズがいただけでも上等。

誰も手をつけていないので、ヘタすりゃ20センチオーバーもいるんじゃないかな?

その後も川を下って攻めようとしたが、先ほどの雨と同様、突然の便意により、やむなく撤収。

まとめ

とうとう釣れました!鮎ルアーで鮎が!

釣果は1匹だけだったが、正味1時間程度の釣行で、満足感ははるかに高い。

わざわざ入漁証を購入してまで酒匂川や相模川へいかずとも、こんな手軽に釣れちゃうならいいね。

お金より何より、こんなどこにでもある小さな河川で、こんなきれいな魚体の鮎がいるというギャップがたまらない。

これならご近所サーフでの釣り同様、時間の合間にヒョイと近くの川へ寄って、気軽に鮎釣りが楽しめちゃうよね。

今回は即リリースしたが、別に汚い川でもないし、充分おいしく食べられるんじゃないかな。

前回記事にもあった、鮎ルアーに対するネガティブな考えは、これで払拭。この釣りはこのまま継続していきたい。

ご近所サーフが釣りできない時の代替にもなるし、なにより夏は川に立ち込んで、ひんやり快適に釣りできるのがいい。

さぁアホアホブログをご覧の、そこのアナタ!

近隣の河川で鮎ルアー、チャレンジしてはいかがかな?

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コメント

  1. 小田原のPちゃん より:

    初物ゲットおめでとうございます。田島を越えたあちらですかね。
    オイラも今年から鮎ルアーを本格始動するつもりです。
    ただ見える鮎が小さく群れ鮎なんで、囮やルアーを追わなそうだから7月まで待った方がイイかな…
    酒匂川も解禁から1ヶ月位は、放流鮎以外追いが悪いらしく釣果が上がらない様なので、シーズン初期のルアーは、難しいと思います。
    因みに小規模河川の方がポイントを絞り易く、水量も少なくて釣りがしやすい反面、場荒れもしやすいので休日などで先行がいたらキツそうですね。
    なんにせよ新しい釣りモノなんでアレコレ試行錯誤して楽しみたいですね。

    • ゆたりな より:

      小田原のPちゃんさん、コメントありがとうございます!

      解禁当初が一番釣れるわけじゃないんですね・・・解禁当初は最も元気だから一番釣れると思ってました。逆に全然釣れず、ムキになっていました。

      確かに、群れている鮎をよく見かけますね。アレはまだ友釣りの対象にはならないんですね〜勉強になりました。

      まずはちょっと冷静になって、状況を見極めたいと思います!

  2. Booska より:

    ゆたりなさん

    御無沙汰してます。

    メモリアルフィッシュおめでとうございます。鮎ルアーって結構な金額ですね。根掛かりロストしたら凹みますね。

    私がヤマメ釣りをしているホームリバーもアユ釣りが盛んなのでチャレンジしてみようかなぁ。

    鮎カラーのミノーに稚鮎がスレかかりするので、やれる気がします。

    それじゃ、また。

    • ゆたりな より:

      ブースカさん、どーもです!

      鮎ルアー、高いですよね。鮎ルアーなんて片手間でやる人がほとんどだろうから、「こんなに高くしたらダメでしょ!」と思っちゃいますね。今は色々試しているから買ってますが。

      そちらのホーム、鮎ルアー禁止等の規制がなければ、ぜひやってみてください。

      話は変わり、今年の10月下旬、地元消防団員の旅行でそちらへ行く予定です。
      もしかしたら、仙南サーフかどっかで夜に釣りするかも!