【タレックスレンズ】基本カラー3つ+気になるカラー1つを、独自目線で評価してみた

いやぁ・・・何度も言うが、タレックスいいよね!

もう完全にハマっちゃいましたよ。

現在、通常用とローライト用の2本所有しているが、外出時は偏光グラスを掛けるのが習慣化しているほど。

安物の偏光グラスを使っていた頃はそこまで快適性を感じていなかっただけに、雲泥の差だよね。高くても買って正解。

もちろん、タレックス以外にも優れた偏光グラスはあるし、最近はタレックス以外ではコダックの『ポラマックスプロ』にも注目している。

しかし、そんな数ある偏光サングラスの中でも、タレックスはもっとも実績が高く、レンズカラーのラインナップが多彩なので、本格的な偏光サングラスを買うならタレックスを選んでおけば、まず間違いない。

しかも、多彩なレンズカラーの中でも実用性の高いカラーが揃っているので、タレックスの良さを知ってしまうと、必ずもう一本欲しくなる。

そのため、できるなら最初からタレックスを選んだほうが、のちに追加購入する際、目的に合うレンズを絞りやすい。

そんなことで今回は、偏光サングラスのメジャーであるタレックスに焦点を絞り、3つのベースとなるレンズカラーの特徴を解説。

さらに、ベースカラーではないものの個人的に大いに気になっているレンズカラー、おまけにミラーコートについても述べてみたい。

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タレックスレンズのベースカラー3つ

ここでは、タレックスのベースとなるレンズカラー3つを解説。

これらの特徴を理解すれば、大雑把に自分の好みのレンズカラーを選択し、その中からさらに自分に合うものへと絞ることが可能。

まずは一般的に言われているベースカラーの機能から、実際に自分が掛けて感じたことまで述べてみたい。

【グレー系】ナチュラルな視界

まずはタレックスレンズのベースカラーの中でも、最もポピュラーなのが、【グレー系】


『トゥルービュー』

『トゥルービューフォーカス』がこれにあたる。

初めて偏光サングラスを購入する人やナチュラルな視界を好む人,余計な色味を嫌う人なら、こちらのグレー系ベースで選ぶと良いだろう。

同じトゥルービュー系でも、『トゥルービュースポーツ』『トゥルービューゴルフ』は、グレーに若干のブラウン色を加えてコントラスト性を高めたもの。

グレー系レンズにの詳細は、以下の過去記事に掲載されているので、ご参考まで。

眩しさは抑えたいけど、暗くなったり視界が大きく変わるのが嫌という人、オールマイティに使いたい人には、トゥルービュー。

朝日や西日の強烈な光を抑えたい場合は、トゥルービューより色が濃いめのトゥルービューフォーカス。

自然な色合いからさらにコントラストをはっきりさせたい場合には、トゥルービューゴルフやトゥルービュースポーツ。

そんなところだろうか。

【ブラウン系】クッキリとしたコントラスト重視

そしてもう一つが、【ブラウン系】


ブラウン系はコントラストを高める効果があり、『ラスターブラウン』あたりがこの部類に入る。

視界のコントラストを強調するレンズカラーとしては、ブラウン系が一般的。

レンズ越しに景色を見ると度が入っているのかと勘違いするほど、衝撃を感じるほどのインパクトを受ける人も多い。

コントラスト性が重要視されるような状況というと・・・

例えば、ゴルフでは目標となるフラッグやカップを見るとき。


例えば、釣りでは水中の様子や底質の変化,魚の居場所を見つけたり、ベイトの種類を見分けたいとき。

こんな対象物を明確に捉えたいとき、ブラウン系レンズが適している。

ただしブラウン系カラーは、掛け続けていると常に夕方の感覚になるので、時間感覚が鈍るので気持ち悪苦感じるのと、ちょっと目が疲れやすく感じることが多い。

そのため、この系のレンズカラーはオールマイティに使うのではなく、目的に応じてピンポイントに使用する方が良いだろう。

個人的には、他のベースカラーと比べると優先順位は低いかな。

【イエロー系】ローライト時に明るく見える

視界全体を明るく見せるレンズカラーが、【イエロー系】


イエロー系の代表格が、『イーズグリーン』。「これでないとダメ」というファンも多い。

まぶしさを抑えるものなのに逆に明るく見えるって、サングラスの役割からして矛盾していると思うかもしれないが、雨天やくもりなどのローライト時でも目の負担になるような雑光は思っている以上に存在する。

そんな時でも、目の負担になるような雑光はカットし、ローライトでも明るい視界で快適に過ごせるのが、このイエロー系レンズ。

イーズグリーンより黄色味が強いところでは、『ビスタイエロー』『ラスターオレンジ』なんかも、イエロー系の部類に入るかな。

イエロー系はその色味ゆえ、明るく見えるのが最大の特徴。

マヅメや曇天,山間部の日陰といったローライト時に使われることが多く、夜専用のサングラスでもイエローが使われているほど。
晴天時はまぶしく感じるが、イーズグリーンがドンピシャにハマってオールマイティに利用しているユーザーも多い。

さらに釣りでは、水中の藻場を確認するのにもこの系統のカラーは最適。
春のアオリイカ,タケノコメバルなどの藻場打ちするときなんかに使うと良いよね。

その一方、過去の記事でも何度か述べているが、この系のレンズカラーは黄色が強すぎて、個人的にはあまり好みではない。

明るく見せるといっても、明るい色で強制的に見せているに過ぎないので、色味が強いとどうしても不自然さを感じてしまう。

しかし、確かに色味の強いのは嫌いではあるものの、ローライト時の明るさ効果は絶対に欲しい。

そんな人には、ぜひ『ライトスポーツ』を個人的にはオススメしたい。

ライトスポーツはタレックスレンズではあるものの、タレックスのラインナップには無い、ゼクーのオリジナルレンズカラー。

ローライト時はこのライトスポーツを愛用しているが、イーズグリーンよりも黄色みが弱く、偏光度も80%と低めだが、夜明け近くの暗いときでも自然と明るさをキープできるので、とても快適。

イーズグリーンでは抵抗を感じる人は、このライトスポーツを選択するのもアリでしょう。

基本ではないが、気になるレンズカラー1つ

【ブルー系】気分爽快な視界

上記の基本レンズカラーではないが、個人的に注目しているのが、この【ブルー系】のレンズカラー。

タレックスのレギュラーカラーにブルー系は無いのだが、タレックスのレンズでは、タレックスが限定販売している『イーズブルー』と、ゼクーオリジナルの『マスターブルー』のみ。

このブルー系カラーで個人的に感じるのは、「気分を高める効果が強い」こと。

あるときに知り合いからマスターブルーを拝借したことがあるのだが、夏の晴れた日に掛けると晴れやかな気分で、爽快感がものすごかった。

ブルー独自の色彩効果というべきだろうか、視界がさらに広がったような錯覚を感じるほどの爽快感。
落ち込んだ気分が、マスターブルーを掛けただけで一瞬にして晴れやかな気分にさせてくれる。

個人的には次に購入するなら、間違いなくこのマスターブルーかイーズブルーだろう。

イーズブルーとマスターブルー、いずれも可視光線透過率(30%)や偏光度(99%)は同じ数値だが、イーズブルーの方がマスターブルーより青みが強いイメージ。

晴れた日の散歩やドライブ,登山に最適だろうし、潮色が青い海ではベイトや沈み根のコントラストが強調されるので、釣りにも最適なのは間違いない。

マスターブルーはゼクーのレギュラーになっているが、イーズブルーは期間限定。

タレックスプロショップでもこれらの在庫がないところが多いので、なかなか試すことができないが、青色の視界による爽快感は絶大なので、ぜひともタレックスのレギュラーカラーとして欲しいね。

ミラーコート

ミラーコートとは、レンズの表面に反射の強い鏡のような外観を加えるコーティング。

ミラーコートを入れる主目的は、ファッション性

レンズがピカピカしてると、カッコよく見える。

また、外からだと目元が見えにくいので、他人から表情を読まれにくいといった効果もある。

その一方、特に可視光線透過率が低い濃いカラーのレンズにミラーコートを入れると、光量によっては見えづらくなったり、自分の目が反射して見えるといった裏うつり何するので、逆にストレスを感じることも。

つまり、ミラーコートで見え方が向上するわけではなく、逆にマイナス側に働くことがあるということ。

個人的にはファッションのことはあまり気にしないし、他人から「カッコつけ」と思われるのも嫌なので、自分の偏光サングラスにはミラーコートは入れない。

視界の良さを重視する人にとっても、余計なミラーコートは入れないほうが無難かな。

ここら辺は個人の好みが大きいので、ご自分のスタイルに合うか合わないかで決めてもらえれば良いかなと。

【コーティングやレンズ材質,度付き対応等に関する記事】

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まとめ


以上、タレックスのレンズカラーについてまとめてみた。

簡単にまとめると、下記のようになる↓

・グレー系 :  自然な見え方重視,オールマイティに使用したいとき
・ブラウン系 : 対象物を判別したいとき
・イエロー系 : 光量が少ないとき
・ブルー系 : 爽快感を得たいとき

どのレンズカラーが良いか悩んでしまう人は、まずは大雑把なタイプを選んでおき、プロショップは好みのタイプの中から掛け比べて自分に合う1本を選ぶのが良いだろう。

今回は各カラーの基本性能に加え自分なりの見解も示したが、最終的には個人の好みによるところが大きいので、お店でいろんなカラーを試しまくって、自分に合うレンズカラーを選びましょう!

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