子供にも安心!膨張式ライフジャケット【BSJ-8320RS】を買ってみた

うちの子どもたち。

小心りなりなは中学2年生。暴君ゆたゆたは小学5年生。

小心りなりなはさすがに釣りへの興味が薄れたが、暴君ゆたゆたのほうは“ファイト・マン・マンよっ!”

そんなゆたゆたへは富山では安全に釣りができる漁港内でやらせてはいたが、うちの暴君ゆたゆたも小学5年生にもなったことだし、そろそろ夜のホタルイカパターンの釣りを体験させてあげようかなと。

とはいえ、基本的にホタルイカパターン釣行は、夜の釣り。

どんなに富山湾が穏やかな海だとしても、安全対策は万全でなければならない。

そこで、これからも子どもたちが釣りを安全に楽しむために、気軽に着用できる膨張式ライフジャケットの購入を検討。

まぁ別に子どもだけでなく、自分も使えるし。ちょっとしたライトゲームなんかは身軽で良いかなと。

しかし・・・どれもほとんどは15000円を超えるので、そんな気軽に買える額ではない。

そこで今回は、初めての膨張式ライフジャケットを購入するまでのことを述べていきたい。

膨張式ライフジャケットの選定基準

今回、膨張式ライフジャケットを購入する上で、下記の4つを選定条件とした。

「桜マーク」が付いていること

オカッパリでの釣行を主としているので、厳密に桜マークがあるものでなくても良いのだが、そこはやはり命を守るためのもの、いざという時でも安心できるものを選びたい。

「桜マーク」とは、国土交通省が認可したライフジャケットに付与されるマークのことを指す。

平成30年2月からすべての小型船舶の乗船者はこの桜マークの付いたライフジャケット着用が義務化された。

ちなみに、Amazonなんかで膨張式ライフジャケットを探してみると、ヨーロッパCE認定のもので5000円程度の安いものはあるが、国土交通省認定のものではないので、日本での小型船舶では使用できない。

別に船での釣りをしないのであれば、こういったCE認定の安いものでも良いかもしれないが、せっかく膨張式ライフジャケットを購入するのであれば、しっかりと安心が担保できるものの方が良いよね。

水感知式であること

水感知式を選ぶかどうかについては、正直かなり迷った。

というのも、釣り中に雨が降ったときに、水感知センサーが誤作動を起こす可能性のことまで考えていたから。

しかしこれについては、最近のは多少の雨くらいなら膨張することは無いみたいだから、そこまでのことは考える必要は無いみたいね。

また、将来はSUPフィッシングにチャレンジすることも想定していたので、手動のみのライフジャケットの方が良いかなーと思ったことは確かにあった。

しかし、子供であるゆたゆたが使うことまで考えると、やはり水感知式であることは必須かなと。

子供であるゆたゆたが海に落ちて、冷静に紐を引っ張ることができるかというと、そうもいかないだろう。まずテンパってしまうだろうからね。

仮にSUPフィッシングにチャレンジするときには、またそれ用のライフジャケットを購入すれば良いかな。

膨張後に余計な操作を必要としないこと

ライフジャケットの製造元であるブルーストームから、様々なタイプの膨張式ライフジャケットが落水時に作動したときの動画があった↓


この動画の中にはウエストポーチタイプのものがあったが、落水時に着用操作が必要になるようなものは却下かな。

落水した時はパニクるだろうから、余計な操作を必要とせず、何もしなくてもしっかりと上半身を浮かせてくれるものが良いだろう。

特に子どもが着用するものであればなおさら。

ウエストバッグ装着のじゃまにならないこと

膨張式ライフジャケットを装着する際に、ルアー収納にはウエストバッグの使用を想定。

そこで、ウェストバッグ使用のじゃまにならないよう、同じウエストタイプのものではなく、首からかけるサスペンダータイプのものがベストかな。

そして、ブルーストームのサスペンダータイプ【BSJ-8320RS】を選定

今回は、以前使っていたウェーダーと同じブルーストーム製の、サスペンダータイプ【BSJ-8320RS】を購入。

いろんなメーカーから膨張式ライフジャケットが販売されているが、そのほとんどはブルーストーム製。

このBSJ-8320RSはネット販売で1万円ちょっとで安売りされていたもので、上記の条件をすべて満たしている。

このタイプのライフジャケット、しかも信頼できるブルーストーム社製のものがここまでの価格になっていることはそうそうない。この価格を見た途端、即座に購入を決断。

思ったよりもちいさいようだが、さっそく広げてみると・・・

サスペンダータイプなので、夏場は首回りの暑苦しさは仕方ないにしても、サスペンダーの下の部分はメッシュになっているので、多少暑苦しさは回避できるかな?


この赤いのの周囲がマジックテープでとめられている。センサーが作動したらマジックテープが剥がれて中のフロートが膨張するという仕組みのようだね。


右側のマジックテープをはがしてみると、フロートを膨らますボンベや水感知センサーが備わっている。


この透明なところの下部分が緑になっているが、赤になっていたら交換のタイミングのようだ。

もう少し高価なものならば、この部分が外側からも確認できるようになっているみたいね。


ちょっと見にくいかもしれないが、国土交通省認定の桜マーク付き。そして”TYPE A“。

国土交通省認定のライフジャケットにはいくつかのタイプがあって、その中でTYPE Aは、すべての小型船舶での使用が可能。船での釣りまで考えるのであれば、TYPE Aをのものを選んでおけば、まず外すことはない

まずはオカッパリでの使用をメインに想定しているが、船釣りでも使用できるから、これひとつ持っておいて損はないよね。

大人も子供も着用してみた

さぁ、膨張式ライフジャケットを実際に着用してみた↓


まずは子ども(ゆたゆた)。身長は145センチくらいで、こんなもん。


後姿は、こんな感じ。いいんじゃない?


そして、大人(オッサン)。身長は175センチくらい、中肉中背。

オッサンの後姿は・・・いらない?(;´Д`A “`

さっそく嫁が見た感想・・・

「この子(ゆたゆた)は良いとして、お父さん、ちょっと小さいんじゃない・・・?;´д`」

いやいや、嫁よ・・・この不肖ゆたりなが決してデブだからではなく、こんなもんみたいよ。

確かに、なーんか窮屈に見えるよね。サスペンダーがもっと腰近くまであるもんだと思っていたけど、まぁこれくらいのサイズなら動きの邪魔にはならないのし、窮屈感があるわけではないので、慣れちゃえばまったく問題ないね。

これまではサーフからライトゲームまでのすべての釣りでゲームベストをガッツリ着用してたけど、これだったらさらにウェストバッグをプラスすれば、ライトゲームなんかは身軽で快適に釣りができそうだね。

「自主点検チェックリスト」

取説の中に、自分でも定期的に性能チェックができる「自主点検チェックリスト」も。

ちょっとしたもんだけど、こういったものがあるのも安心だよね。

長く使ってはみたものの、いざとなった時に機能しなかったらまったく意味のないものになるからね。

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まとめ

この膨張式ライフジャケットを入手したことで、ゆたゆたも安全に釣りができる準備が整った。

コロナウイルスがまだ収束しそうにないので、この調子だと直近の年末年始の富山での釣りはおろか、来年のホタルイカパターンの釣りもできなさそう。

ゆたゆたのホタルイカパターン釣行デビューは、このままだと中学生に入った頃になるかな?

中学生になってもこのライフジャケットなら体に合うだろうから、安くなった好タイミングで良い買い物をしたかなと。

ただ、これを使うときは自分が使うにしても、もう少し先になりそうですがね!

コロナウイルス、早く収束してほしいよね。

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