リールの糸巻きに便利な高速リサイクラー。2.0やDSとの違いは?

その他

第一精工の便利グッズである『高速リサイクラー』を買ってみた。

通常の高速リサイクラーと、バージョンアップの2.0,DSなるものがあったが、まずは最も安い通常タイプのものを購入。

あまりにもライン巻き替えが面倒なので、以前からラインを巻き替えるたび、購入しようかどうしようかと悩んでいた。

しかし、巻き終わるたびに、「もうしばらく巻き替えないから、まーいっか!」

今回はボーンラッシュを購入するのをきっかけに、思い切って購入してみた。


さー、とうとう買った高速リサイクラー、どんなもんでしょうか・・・


今回は、新しいラインを巻いた実際の使用感から、バージョンアップした高速リサイクラー2.0とDSとの違いなんかについても述べてみたい。

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高速リサイクラーの利点

・素早く巻き取りができる
・テンションを掛けて巻くことができる
・糸よれが生じない

高速リサイクラーを利用する最大の利点は上記2つに尽きるだろう。


これまではスプールにエンピツを通し、足の指で固定しテンションを掛けながらリールで巻いていた。同じことやっている人、いるでしょ!これを裸足でやると、スプールと指がこすれて擦り傷になったことがある人!いるでしょ!

さらにリールから空スプールへラインを移す際に手で巻くと、糸ヨレが生じるし、時間がかかってかったるい。

これも高速リサイクラーを使用すれば糸ヨレを生じることなく、足なんか使わず(汗)、すばやく空スプールへラインを巻き取ることができる。

高速リサイクラーを実際に使ってみた

高速リサイクラー、早速使ってみた。

古いラインから新しいのへ巻き替え

ちょうどよつあみのボーンラッシュを購入したところだったので、リールに巻いてあったラインと入れ替えしてみた。


まずは机に高速リサイクラーをセットする。


空スプールを装着。

シャフトが長いので、空スプール一つだけだと、ナットを締めるのに結構かったるい。

注:この写真では、樹脂カラーの付け方が間違っているが、そこはご愛敬(;´д`)


ひたーすらラインを巻き取る。

この際、リール側はドラグを利用してある程度テンションを掛けて巻き取った方が良い。

注:この写真でも樹脂カラーの付け方が間違っているが、ここもご愛敬(;´д`)


巻き取り終わったら、今度は新しいラインの方を高速リサイクラー側へ装着。


この赤いつまみ「テンション調整ネジ」で、高速リサイクラー側のテンションを調節する。


あとはリールでラインをグングン巻き取る〜!

おぉ、これは早いし楽!素晴らしい!

しかし、実際に使ってみると、高速リサイクラー側のラインテンションの調整が微妙

テンションを掛けすぎると、巻き取りの際にカクカクしてしまう。

なので、スムーズに巻き取りができるようなテンション調整ができれば尚良いね。

逆巻きする場合

PEラインを逆巻きする場合は、空スプールを2つ用意して、あとは同様の操作をやれば良い。

ここでの注意点は、テンションを緩めて空スプールへ巻いてしまうと、次の手順でテンションを掛けてリールへ巻く際、ラインが食い込んでラインの痛みや糸絡みが発生することがあること。

したがって、いずれも巻き取る際はラインテンションを掛けておこなうこと。

逆巻きの場は、高速リサイクラーを2つ使うのが理想だが、そんなことは言ってられないので、ラインを指で押さえてテンションを貼るなり、片方のスプールを子供に持ってもらうなどしなければならないね。

高速リサイクラーを使うのであれば、これもあると便利

スピニングリールの場合、グリップエンドを持って巻き取るのに力がいる。

そこで、スピニングリール単体で巻き取りをするのではなく、グリップがあると楽に握れ、楽に巻き取りができる。

お手持ちの2ピースロッドのグリップにセットして使用しても良いし・・・


こーんなグリップを購入して、これを巻き取り専用に使用しても良い。

高速リサイクラー2.0,DSとの違いは?

高速リサイクラー2.0は、ベアリング搭載でスムーズな巻き取り

高速リサイクラー2.0の方は、回転部分にベアリングを搭載しているので、ガラガラ音がうるさくなく、巻き取りがスムーズにできる。

あと、スプールを設置するシャフトが長短2本あるので、連結スプールにも単スプールにも対応できるという点かな。

こちらは実売価格が3,000円程度。2.0じゃない方に比べて1,000円程度高い。

まぁ、ぜいたく言わなければ、個人的には2.0じゃない方でも良いかとは思うんだけどね。

高速リサイクラーDSは、さらに逆巻きにも対応

高速リサイクラーDSは、2.0をさらにバージョンアップさせ、逆巻きにも対応できる。

スプールを2つセットできるので、どちらにもテンションを掛けて巻き取ることができる。

さらに驚くべきことに、ラインの塩抜き機能まで搭載しているという優れもの。

お値段もさすがにそれなり。実売価格でも15,000円オーバー。

これはねー、ライン管理を徹底したい人ならば良いとは思うね。不肖ゆたりなもちょっと欲しいと思ってしまう。

懐に余裕のある方にはおススメ。

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高速リサイクラーは「買い」か?

持ってない人にとっては絶対に「買い」だと思う。

正直、「なんでもっと早く買わなかったんだろう」と思ってしまったくらい、高速リサイクラーはとても便利で楽。

実売価格で2,000~3,000円程度といったらちょっとお高いルアー一個分。

そんなんだったら思い切ってこちらを買ってしまった方が絶対にお得だと思う。

しかし、上記の説明でノーマルの高速リサイクラーではまだ不便と感じるようならば、高価ではあるが思い切って高速リサイクラーDSを検討した方が良いと思う。

また、オフショアの大物や深海釣りで使用する場合、カッチカチにラインテンションを掛けて巻かないといけないが、高速リサイクラーではそこまでテンションを掛けられない

その場合はプロショップにあるようなガチガチのテンションアジャスターを使用する方が良いね。

いずれにせよ、たいていのおかっぱりでの釣りならばこの高速リサイクラーで事足りる。

もしまだ持っていない人にこそオススメしたい逸品だと思うよ!

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コメント

  1. booska より:

    私は、高速リサイクラー2.0を購入して使っております。

    裸足で指に挟んでやってました(笑)。

    確かになんでもっと早く買わなかったのだろうとおもいました。

    私は、古いロッドにリールをセットしてラインを巻いていますよ。

    • ゆたりな より:

      ブースカさん、コメントありがとうございます!

      以前にブースカさんの記事で見てからずーっと気になっていたんですよね。やっぱりあると便利ですね。

      ガリガリうるさいのと、テンション巻きの際にカクカクとスムーズにいかないのはありますが、それを差し引いても便利であることには変わりありませんね。

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