RBBのサーフシューズってどうよ？本音でインプレしてみた【辛口コメント】

夏前に購入したRBBのサーフシューズ。

「実際にこのサーフシューズって、どうよ？」

気になる人はいると思う。

「RBBのテスターなんかのインプレッションでは良いことばっかり書いているけど、そんなもん、当てになるかい！」

・・・そんな人も多いだろう。

かく言う不肖ゆたりなも、その一人。

そこで、今回はRBBのサーフシューズを、実際に使用してみた不肖ゆたりなの視点で、本音で述べてみたいと思う。

素足で履いた時のフィット感は良い

素足で履いた時の甲のフィット感は良い。

素材も伸縮性があって柔らかいので、足の甲部分への圧迫感はなく、適度にフィットしている。

靴底もクッション性が高く、砂利浜のような場所で歩く際も足の裏の痛みを感じない。

ベルト無しでの砂の入り具合

足首へのベルト無しとベルト有りの時とで比較して使ってみたが、砂の入り具合はそんなには変わらない。

個人的には足首部分をベルトで締め付けると逆に擦れるので、細かい砂が多いような場所以外ではベルトはいらないと思う。

砂の入り具合は、まったく入らないことはない。小さな細かい砂はどうしても入ってしまう。

しかし、クロックスやサンダルのように、サンダルと素足の間に大きめの砂や砂利は入らないので、快適性はそれらよりも上。

ただ問題は、たとえ細かい砂であっても、その入った砂がシューズの中のどこに溜まるか。

その問題については、後ほど述べるとする。

タウンシューズとしても違和感なし

外観だけなら、このまま素足でタウンユースとして使うのも十分有りだと思う。

通気性も良いので、ソックス無しでの使用も快適。

ソールのクッション性も良く、歩きやすいので、「足のサイズが合うようならば」快適だと思う。

シューズ内のかかと部分が残念

ここまでの説明では、サーフ，タウンユースどちらの使用でも優れたシューズだということはお分りいただけると思う。

しかし・・・

先ほどの説明で「足のサイズが合うようならば」と加筆したが、このサーフシューズ、一つだけとても残念なことがある。

素足で履いた時に、かかと部分にわずかな突起があり、これが常に踵に当たって痛いのだ。

踵の突起部分。踵の中敷近くに2つばかり突起があるのだが、お分かりだろうか？

つま先から甲にかけてのフィット感は申し分なく、特定の部分が足に当たるということは無い。

ただ、サイズを合わせる際にかかと部分へ余分な生地を寄せているためなのだろうか、かかと部分に生地がダブついているような箇所が突起状になって、そこが当たって痛い。

しかもその部分に細かい砂が入ると、さらに痛みが増長する。

短時間釣行であればさほど問題ないかもしれないが、素足でこのシューズを履いて長時間歩くような場合、確実に靴擦れができる。

実際に靴擦れができた部分。この部分が当たるのだ。一日素足で履いていたのだが、踵の当たりが気になって、結構痛い・・・

これは単に個体差によるものなのか、すべての製品が同一の仕様になってしまっているのかは定かではないが、これが唯一の欠点。

これさえなければほぼ完璧と言ってもいいのだが。

これは単純にサイズが合わないことによるトラブルではなく、サーフシューズの構造上の問題によるトラブル。

この踵部分の構造、もうちょっとなんとかならんかね？

これさえなければ文句ないんだけど、これがあるからあまり履きたくないのよねー(；´Д`A

裸足で履くことを想定しているのなら、この踵部分の構造の改善を望みたいね。

結論。RBBのサーフシューズはちょっと残念

甲の当たり具合やソールの柔らかさは良いのだが、このかかと部分だけはどうもいただけない。

かかと部分をカップ構造にせず、他の部分と同じ伸縮性の高い生地で覆ったほうが良かったと思うんだけど。

ただ、カップ構造にしないと、安定感が保てないかな。

靴下を履いたりインソールを追加すれば多少は改善されるのかもしれないが、それだとサーフシューズの良さが半減してしまう。

専属テスターは皆良いことしか言わなかったが、一人としてこの指摘をした人はいなかったのかな？

短時間の着用であれば問題ないレベル。

長時間の着用には厳しいかな。

もしかしたら足の形によっては違うかもしれないので、このサーフシューズを検討している方は、お店で直接履いてから購入を検討することをおすすめします。