ツインパワーXD 4000XGを使用して一年が経過。
1ヶ月経過した時の記事がこちら↓
>> ツインパワーXD 4000XGを1カ月使用してみた 耐久性や使い心地は?
2017年にツインパワーXDを早速購入したが、初期不良等の不具合も無く、1年経過した現在でも順調な使い心地を維持している。
そこで今回も、ツインパワーXD 4000XDを1年間使用した感想と、また新たに感じたことなども述べてみたいと思う。
耐久性は間違いない
購入してから1年間は、ハタゲーム中心で使用。
ハタの強烈なファイトにドラグを締めて強引なゴリ巻きファイトで対抗した。
46センチのオオモンハタを釣った時も、かなり強引なファイトで取り込んだりした。
>> MJリグで念願のビッグオオモン46センチ!【西伊豆ハタゲーム調査】
また、石積み堤防を歩いている際、足を踏み外してガッツリ転び、リールのローター部分を強打したこともあった。
また、ブリだかマダイだか分からないけど、二度程かなりの大物が掛かって、激しくドラグが鳴り響いた時も経験した。
これだけ扱って、巻き心地はさほど変わっていない。
さすがに購入当初の滑らかな巻き心地と比べたら、少しは劣っているような気もするが、そこはあくまでも「気がする」程度。
たまにやるサーフのショアジギングでは、30〜40gのジグの高速巻きまでしてきた。
バイオマスターでこれをやったら、ギアがすぐにゴリゴリになるのだが、ツインパワーXDではそれすらも感じない。
ガッチリしているくせに、巻きは軽い
これだけ耐久性があるし、リール自体の自重も290g(4000XG)で重量感はあるのだが、巻きは意外なほど軽い。
ここが同系統のツインパワーやツインパワーSWには無くて、ツインパワーXDには唯一ある最大の特長だと思う。
出店:シマノHP
この左右非対称形状で、肉抜きされたNEWマグナムライトローターが効いているのだろうね。
XG(エキストラハイギア)のくせして、ゼンゼンXGらしくない巻き感。
それがツインパワーXDの特長と言える。
防水機能は・・・たぶん高い
1度だけブログネタのためにラインローラーへの注油をしたが、それ以外は使用後にシャワー水洗してから、リールを振ったりハンドルを回して水を切った程度のメンテナンス。
3度ほどゴロタ石を踏み外した際、リールが海水に完全水没したことがあるが、その後も特に大きなシャリ感やゴリ感は無い。
リール本体を開けてはいないので海水の侵入度合いは確認できていないが、問題なく使えていることから、防水機能は発揮されているのだろうと自分なりには解釈している。
磯やサーフを主体に使うなら4000XGかC5000XG
磯やサーフを主体に使うのであれば、今使っている4000XGは絶対にオススメ。
しかし、最近はもう一つ上の番手であるC5000XGの存在が非常に気になっている。
4000番並のボディサイズなのに、ギアは5000番クラス。それでいて4000XGとの重量差は10g。
最大巻上長は103cmで、4000XGとの差は4センチ。
耐久性重視なら、このC5000XGもアリかなと。
実際の使用感は、4000XGとC5000XGとではそんなに変わらないだろうから、「C5000XGを選択しても良かったかも」と、今さらながら思っている。
シーバスやエギング, チニングあたりならC3000HG, C3000XG
ツインパワーXDの別番手で3000番クラスのC3000HGとC3000XGがあるが、こちらはどうだろう?
シーバスやエギング, チニングあたりをベースに使用するのであれば、こちらの方が良いのかな?
ただし、これらをメインに使用するのであれば、軽さや感度が重視されるだろうから、軽量なヴァンキッシュやストラディックCI4+を好む人が多いかもしれないね。
まとめ
以上、ツインパワーXD 4000XGを1年間使用してみた感想と、その他ちょっと思うところを述べてみた。
過去にもツインパワーXDの使用感については述べてきたが、その時と比べても大幅に変わるところがないといった感じかな。
別の言い方するのなら、それだけ初期性能が維持できているという解釈もできるかと思う。
注油もほとんどしていないのに、この性能は素晴らしいと思う。
メンテナンスらしいメンテナンスもしていないし、現状ではオーバーホールへ出す必要もないくらい。
メンテナンスフリーの状態で、この性能はどれくらいまで続くのだろうか?
2〜3年後くらいまでのインプレもできればいいなと思っているが・・・その頃にはもっと良いリールが出ているかな?
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