不肖ゆたりな・・・これまでのソルトルアーフィッシング人生、いろんな経験をしてまいりました。
まだまだやりたい釣りは盛りだくさん、これからももっと釣りを楽しみたいと思います。
さて、今回は、「私の元を去っていった女たち」ならぬ、「私の元を去っていったルアーたち」ということで、これまでこの不肖ゆたりなが試してきて、もう完全にお蔵入りになったルアーをご紹介(?)したい。
マール・アミーゴII
マリアのソリッドボディ・バイブレーションであるマール・アミーゴII。
ソリッドボディで比重が高め、ボトムを探るのに効果的ではないかなと思っての購入。
マリアのバイブレーションというと、すでにスライスを使っており、スライスは非常に使い勝手が良くて評価も高いのだが、マール・アミーゴIIに関しては、とにかくキャストの度にクルクルクルクルと・・・まぁ扇風機のようによく回る。頭にくるくらい。
あまりにキャスト時の回転がひどいので、メーカー側に問い合わせたところ、「アクション重視の仕様なので、確かにキャスト時は回転しやすいと思います。固めのロッドで垂らしを長めにとってキャストしてください」とのこと。
あのー・・・アタクシ、普段からその投げ方でやってるんですが・・・ヘタクソってことっすか?(;’∀’)
たとえキャストが上手だったとしても、常に100%完璧に投げられる人なんて、まずいないと思う。
いずれにせよ、ヘッタクソなこの不肖ゆたりな向きのバイブレーションではなかったということだ。
>> 【マール・アミーゴⅡ(マリア)】お蔵入り確定バイブレーション
マール・アミーゴIIha
釣れるのかもしれないが、精神衛生上良くないので、数回使ってから、中古屋さんへ。
パワーブレード
これもコアマンのスピンテールジグである、コアマンのパワーブレード。
入手したのは、PB-30とPB-24のレアメタル。
写真下がパワーブレード。
最初にパワーブレードを使ったのは、沖堤防。
最初の一投目で、リアのブレード付フックが外れて飛んでしまった。
これに関しては、単に製造の問題だと思うが・・・
さらに、塗装が劇弱。特にレアメタルの方は、塗装がペリペリと、見事なまでに剥がれてしまった。
あとはキャスト時に飛行姿勢が安定しにくいのと、テーリングも。
これだったら、メタルマルの方がよっぽど優れていると思うよ、オレ的には。
パワーブレードも中古屋さん行き。
ゆたりな的にスピンテールジグは、今のところ、ほぼメタルマル一辺倒。
スチールミノー
これもねー、数回使ったら、もう積極的に使う気にはならないのよねー。
タックルハウスのスチールミノー。
>> スチールミノーって何ぞや?メタルジグとミノーの良いとこ取り?
>> 【スチールミノー(タックルハウス)】単なるキワモノルアーか?
メタルジグとミノーの良いとこどりのような謳い文句だったけど・・・飛行姿勢は悪いし、プレート部分の塗装はペリペリ剥がれるし。
逆向きリップにより、遠浅でも浮き上がりが早いというのだけれど・・・あまり使う機会がないし、特別何かに優れている感じがどーもしない。
使ってみて、所詮はキワモノルアーの域から出ることができなかったというのが、正直なところ。
これ以上、積極的に使う気になれずに、これもお蔵入り。
チタラMAX
これもキワモノ系になるのかな、ジョイント系バイブレーションのチタラMAX。
>> 【チタラMAX(メガバス)】ジョイント型の鉄板バイブレーション
富山出身の怪魚ハンター・小塚拓矢がメガバスと共同プロデュースのジョイント系の鉄板バイブレーション。
アイディアは面白いんだけど・・・これもとにかく跳ばないのと、フロントフックがリーダーを拾ってしまってエビってしまうのが難点。
ジョイントの鉄板が折りたたまれたとしても、鉛の塊となってぶっ飛ぶかと思ったら、見事にクルクルクルクル・・・完全に、ショアからのキャスティングには向かない。
>> 【チタラMAX(メガバス)の最終インプレッション】お蔵入りした2つの理由
そんなわけで、これも完全お蔵入り。
まとめ
過去に「ゆたりな的オススメルアー」のご紹介はしたことがあったが、お蔵入りしたルアーを記事にしたことがなかったので、敢えて記事にしてみた。
あくまでも、この不肖ゆたりなの好みではあるが、多少なりとも皆様にとって今後ルアーを検討する際の参考になればと思う。
他のアングラーからしてみれば必須アイテムといわれるかもしれないが、あくまでも一個人の好みであるので悪しからず。
近年はソルトルアーも頭打ち感が出てきており、各メーカーでパクリ争いが激化している。
やはりオリジナルのアイディアを世に出し、末端ユーザーから評価されるというのは、非常に難しいことはよく分かる。
さらには定番化するまでには、さらに困難を極めるのだろう。釣り業界も大変なわけだ。
最近になって、有名アングラーが独立し、独自のブランドを立ち上げるケースが増えてきているが、果たして採算は合うのか?
単に「釣り好き」というだけでは、商売は成り立っていかない。
どれだけのブランドが生き残るか?道のりは極めて険しい。
今のところ、見た目がカッコよかったり、有名アングラープロデュースだったりのものが瞬発的に売れるようだが、それらが定番化して生き残るのは幾つくらいになるのか・・・
そんな視点で今後のソルトルアー業界に注目するのも面白いかもしれないよ!
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