【ハタゲーム総括2017】フラットフィッシュゲーム代替としての3つの有効性

釣り雑感

今シーズンから、ハードタックルでのハタゲームに注力した大きな理由の一つ。

それが、ハタゲームは「フラットフィッシュゲームの代替」として釣りが成立し得る点。


ただでさえ釣れない地元の湘南,西湘サーフでは、夏場はフラットフィッシュの釣果がさらに落ちる時期。

釣れたとしても、ヒラメではソゲクラスが大半,マゴチでは「照りゴチ」と言われているほどは釣れない。

クッソ暑い上に釣れないという、地獄のシーズン。(*´Д`)

そこで今シーズン注目したのが、夏場のハタゲーム。

フラットフィッシュゲームと比べても共通する点が多いだけでなく、引きはフラットフィッシュ以上に強烈。

今回は、フラットフィッシュゲームの代替という視点から、ハタゲームの有効性を述べてみたいと思う。

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フラットフィッシュ・オフシーズンの夏場に楽しめる

西湘サーフでのヒラメ,マゴチ,シーバスのハイシーズンは、春と晩秋。

夏場でも釣れないことはないが、カタクチが寄らない限り、釣果はかなり厳しい。

一方のハタは、そんなヒラメ,マゴチの釣果が厳しい夏場が絶好のシーズン。

ハタとフラットフィッシュとでは、シーズン的にトレード・オフの関係にあるため、フラットが釣れない時期にはハタ,ハタが釣れない時期にはフラットといった、釣りの切り替えが可能。

真昼間でも釣れる

そんな他魚種では厳しい夏場がハタゲームの絶好のシーズンであるばかりでなく、デイライトが豊富な真昼間が最も釣りやすいというのも、ハタゲームの大きな特徴。


シーバスはどちらかというとナイト主体となるし、比較的デイでも釣れるヒラメ,マゴチでもやはり主体はマズメ時。

場合によっては生活リズムが崩れて、昼間がとっても眠い・・・なんてことも往々にしてあった。


しかし、ハタゲームに力を入れ始めてからというもの、夜通しの釣りや朝マズメの釣りをほとんどしなくなった。

これからのシーズンはサーフフィッシングのハイシーズンに入るので、マズメ時の釣りを積極的にしたいとは思っているのだが・・・なかなかサーフフィッシングへ移行できないでいる理由は、ハタゲームが昼間の釣りで楽な上に、他魚種では味わえないくらいの強い引きを楽しめるから。

生活リズムを崩すことなく、ショアからでもそれなりの引きが楽しめるのも、ハタゲームの魅力。

夏の暑い時だったら、涼しい朝夕だけでも釣りできる。秋は暖かい日中にのんびりと釣りができる。

いずれにしても、周りの景色を楽しみながら釣りができるというのは、このハタゲームの魅力かもしれない。

サーフタックルをそのまま利用可能

実はハタゲームにサーフタックルをそのまま使って楽しむことができる。

巷では、ベイトタックルや取り回しの良いショートロッド等、ハタゲーム専用のタックルの使用が常となってきている。

しかし、これまでの不肖ゆたりなの過去のハタゲーム釣行を見ていただければお分かりのように、普通にサーフタックルそのままで充分楽しむことができる

「充分楽しむことができる」どころか、ショートロッドが主のハタゲーム専用タックルよりも有利に釣りが展開できる。

その大きな理由の一つが、本ブログでも何度も強調している遠投性

最近のサーフ向けロッドは、重量級のルアーを扱える張りの強いものが多いため、ハタゲームでも充分戦える。

ただし、ハタゲームは磯場やゴロタ場等、根掛かり必至の場所が主体となるため、サーフでの釣り以上に根掛かりには注意する必要がある。

よって、サーフ用のロッドでも、ボトム感知能力の高い、ティップに張りの強いタイプのものが、ハタゲームには向いている。

現在オレが使用しているラフサーフ88,ワイルドコンタクト1000こそが向いているとは思うが、これらと同様のタイプのロッドであれば充分使えると思う。

攻め方はフラットフィッシュとほとんど同じ

攻め方も、フラットフィッシュ同様、ボトム近くを攻めることでは共通しているため、フラットフィッシュのような攻め方がそのまま使える。

それこそ、宙層で食わすことのできるオオモンハタはヒラメと、ボトムメインで食わすアカハタはマゴチと、それぞれ攻め方が共通している。

ただし、ハタゲームでは磯場やゴロタ浜での釣りがメインとなるため、根掛かり対策はサーフフィッシング以上に必要とはなるがね。

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まとめ

このハタゲームが夏場に釣れることが実証されてから、1年を通じて釣りものには困らなくなった。しかも、引きが強烈なので、病みつきになってしまっている。

フラットフィッシュのオフシーズンにハタゲームで鍛え、次のフラットフィッシュシーズンに備えるという考え方もできる。

要は、サーフタックル1つあれば、どちらの釣りも楽しめる。

フラットフィッシュ専用,ハタゲーム専用でそれぞれタックルを揃える必要なんて一切ない。

余計な出費をせず、1年通じて両方の釣りを楽しめるわけだから、これほど費用対効果の高い釣りは無い。

フラットフィッシュ,ハタの垣根を取り払って、共通項であるショアからのボトムフィッシングという大きな括りで捉えれば、もっと面白い釣りを楽しめるんじゃないかな。

普段はサーフでフラットフィッシュゲームを主体としているアングラーは、夏場は磯やゴロタ場へ行ってハタゲーム遠征するのも面白いと思うよ!
 
 
 

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