久々にタックルハウスのHPを見たら・・・なんか奇妙キテレツなルアーが!
なんだこりゃ??? ( ゚Д゚)?
その名も、”スチールミノー”。
もう形状からして、奇妙キテレツ。それこそ、飛び過ぎダニエルをまた逆にしたような・・・(;’∀’)
ラインナップは31gと41g。31gの方はすでに発売されているようだが、41gはこれからのよう。
リップが逆について、それでいてラインアイはリップの端についている。さらにボディはメタルバイブのような。
けっきょく、このルアーの狙いは何なの???
メタルジグでミノーライクな泳ぎを実現
メタル素材でミノーライクな泳ぎを実現。
メタル素材でミノーのようなウォブンロールアクションを実現するための上向きリップとボディシェイプ。しかも、上向きリップの先端にラインアイを付けるという変わりもの。
スイム動画を見ると、ウォブリングよりもローリングが強い印象。
確かに、通常のメタルジグでは、お尻フリフリのアクションになるが、前方に鉛素材でウェイトを乗せることで、お尻の振り幅を小さくし、上向きリップでボディのローリングを強めたのだろう。
前方寄りの重心にもかかわらず、若干上向き姿勢で泳ぐのは、上向きリップが寄与しているのだろう。
そして、メタル素材を使っているわけだから、飛距離は通常の樹脂製ミノーを上回る。
ただ、最近のミノーは、オレが愛用しているサイレントアサシン140Sを筆頭に、飛距離だけなら70m前後は出る。単に飛距離だけならサイレントアサシン140Sでも充分とは思う。
しかし、強風やうねりなどの悪条件下では、樹脂製ミノーでは飛距離性能が発揮されない場合が多い。
その点でいうと、このスチールミノーならメタル素材のため、樹脂素材よりも外的要因の影響を最小限にとどめて飛距離を伸ばすことができる。
そういった意味でも、通常ミノーとは一線を画すスチールミノーの存在は、意味のあるものかもしれない。
フォール時のアクション
そして、当然のことながらこのスチールミノー、メタル素材であるから沈みは早い。
沈みは早いが、フリーフォールではらせん状に、テンションフォールではゆらゆら揺れながらフォールする。ストップ&ゴーで攻めてみても面白そう。
これならば、通常の樹脂製ミノーだけでなく、これまでのヒラメ用に多いヘビーシンキングミノーにも対抗できそうだ。
表層でもボトムでも使える。しかも、スローリトリーブでもしっかり泳ぐというから、用途は広いと思う。
リトリーブスピードの許容範囲も広い
しかもこれ、スローリトリーブだけでなく、ファーストリトリーブにも対応できる。
ファーストリトリーブだと、イレギュラーなふらつきを見せながら泳ぐようだ。
通常のジグのように回転したり、通常の樹脂製ミノーのように泳ぎが破綻したりしないのだろうか?ちょっと気になるところではあるが。
サーフでの釣りに良さそう
このスチールミノー、サーフでの使用に適してそう。
強風下や、並足が長かったり、波やうねりが強い時など、通常の樹脂製ミノーでは攻めにくい時に効果を発揮しそうだ。
さらに表層からボトムまで幅広く探れるため、ターゲットを選ばずに1つのルアーで臨機応変に攻めることができそうだ。
したがって、ボトムでフラットフィッシュを狙っている時に突然ナブラが発生しても、敢えてルアー交換しなくても、このスチールミノー一つで対応できるかもしれない。
まとめ
タックルハウスから、久々に「おっ!」と思わせるルアーが出たね。
実際に使用してみないと何とも言えないところはあると思うが、特性や形状だけ見ても、上記説明のように幅広く使えそうな気がする。
敢えて不安要素を上げるとすれば、飛行姿勢が乱れて意外と飛ばないんじゃないかという点と、フォール時にテールフックとリーダーが絡まるんじゃないかという点、この2点が気にはなるところ。
最近は、他社の開発したルアーをサル真似したものが多い傾向にあるが、そんな中でも独自のルアーにチャレンジした点は素晴らしいと思う。あとはユーザー側が実際に使ってみて、定着するかどうか。
とりあえずは店頭で見かけたら、是非とも1本購入して試してみようかね!
そして、余談ではあるが・・・
このスチールミノー、「スチールミノー」という名前だけど、素材は鉛とステンレスプレートで構成されているので、「スチール(鉄)」は使われてないんですけど・・・「メタルミノー」だと、すでに商標登録されているものがあったのかね?
まぁ、どうでも良い話ですが・・・(;’∀’)
コメント
こんにちは
jyabihoです
私も実は気になってました。
実物見てないんですが
キャストに関しては長〜いクルクル回るバイブレーションとは違うのですかね〜?
なんとなく飛ばなそーですけどねー
泳ぎは良さそうなんですよねー
ヘンテコリップがついてて
もし購入したらインプレお願いします。
私は、
実物みて考えます。
jyabihoさん、コメントありがとうございます!
私はこのスチールミノー、構造上、恐らくバイブレーションのようにそんなにクルクル回らないんじゃないかな~と思っています。それよりもリップやステンレスブレードが風の抵抗を受けて失速するんじゃないかな~と予想しています。
リップがあの位置にあるのは、タックルハウスのルアーで「ライジングミノー」というのがありましたが、それに倣っているのではと思いますね。要は、浮き上りを助長させるための。
私もjyabihoさん同様、実物を見てかな~?
とか言っといて、試したくて恐らく買っちゃうんですがね!キワモノルアーが大好きなので!