【ヒラメルアーのおススメ3種】まずはこれだけ、徹底的に使い倒せ!

タックル

最近はハタゲーム調査に力を入れているため、ご近所サーフへの出動がすっかりご無沙汰になっている。

これからの西湘サーフは、ヒラメは釣れてもソゲサイズ、マゴチは「照りゴチ」と言われているので真夏でも確かに釣れるのだが、だからといってわっさわっさ釣れるわけではない。

暑い中、釣れないときにテンションを保つのって、かなり難しいのだよ。

話は変わって、最近は、釣具店や釣りサイト等のいろんなところで「ヒラメルアーおすすめ」なるものをよく見かける。

まぁ、たいていは人気のあるルアーだとか、新製品のルアーだったりと、明らかに商売ベースでのおすすめであり、あまり独自の視点が感じられないものばかり。

そこで、この不肖ゆたりな。

自分なりのおススメヒラメルアーを考えてみた。

考えてはみたが、最近流行りや売れているルアーなんて紹介したところで、面白くもなんともない。

これまでのご近所サーフでの経験をもとに、不肖ゆたりななりのおすすめヒラメルアー3つを挙げてみよう。

ヒラメルアー選択の判断基準

今回、不肖ゆたりなが考える、ヒラメルアー。

「時間等のタイミングを選べず、空いた時間にしか釣り出来ない、お小遣い制のサラリーマンアングラー」という設定のアングラーを対象に考えてみた。

空いた短い時間を利用してでも釣りをしたいが、子供の養育費やら生活費でお金がかかるため、お小遣いは少ない最低限のルアーで効率よく、時短モードでもなんとかヒラメを釣りたい。

そんな対象に合わせたヒラメルアーを厳選してみた。

その前に、以下の3項目をヒラメルアー選択の判断基準として挙げてみた。

飛行姿勢が良く、飛距離が安定して出る

これは、ヒラメ釣りに限らず、サーフでの釣りでは必須条件。飛行姿勢と飛距離の両方を兼ね備えていることがミソ。

キャスト時にクルクル回るだけでも、アングラー側が使う気にはなれない。

ましてやそんなルアー、飛距離なんて出るわけないのだから、時短釣行な上に攻める範囲が限られてしまうのは、アングラー側にとっては圧倒的不利。

アングラー側の集中力を維持する意味でも、物理的に攻める意味でも、飛行姿勢,飛距離は絶対条件。

ストレスなく誰でも扱える

先ほど述べたキャスト時のクルクルは当然として、せっかく遠くへ投げても、途中でフックがリーダーに引っ掛かってエビになるようではダメ。

「投げ方を工夫すれば・・・」とかいうのも、万人向けではない。

投げ方を工夫したって、何投かは必ずミスキャストはある。そのミスキャストは、時短での釣りでは大きなロスとなる。

また、引き抵抗が重すぎても、ひたすら疲れる。疲労度が増せば、ルアー選択などの判断に迷いが生じる。

誰でもストレスなく扱える、これも大事な要素。

価格が安い

ここがサラリーマンアングラーにとっては、もっとも外せない要素かもしれない。

サーフとは言っても、ご近所サーフのように根掛かり多発地帯を果敢に攻めるのであれば、ロストも免れない。

それが高価なルアーなら、いくら金があっても足りない。

嫁や子供に「釣りに金ばっか使って・・・」と愚痴られないよう、コストパフォーマンスの高いルアーの選択は必須である。

ヒラメルアーのおススメ3選

さぁ、上記3要素をもとに考えた、不肖ゆたりなのヒラメルアーおススメ3つが以下となる。

ジグパラスロー

最近は、ヒラメタルと双璧をなすショアスロージグとして採用している、ジグパラスロー

このジグパラスロー、上記3要素が完璧に備わっているショアスロージグ。他のジグパラシリーズはあまり評価できないが、このジグパラスローだけは高評価。

性能面はほぼ完ぺきであるにもかかわらず、リアとフロントのフックが付属していながらの、この価格の安さ。

使い方は簡単。着底後、リフト&フォールでも良いし、スローなタダ巻きでもOK。

フォール時のヒットは当然として、意外とブレイク付近でのタダ巻きにガッツリヒットすることがあるので、気を抜かないで足元までスローに巻いていただきたい。

サーフで使用するには、30gがあれば充分。余裕があれば40gも揃えておけば、若干波足が長い時などには使い勝手が良いかも。

MJリグ+パワーシャッド4インチ

本ブログではもうおなじみであるワームリグ、MJリグにパワーシャッド4インチの組み合わせ

同重量のジグヘッドリグと投げ比べてみれば、差は歴然。まずは試していただければ、必ず納得いただけると思う。

飛行姿勢,飛距離,底取り感度,コストパフォーマンス、どれをとっても秀逸な上、根掛かり回避能力もある。

いろんなフックセッティングができるが、まずはシンプルに上写真のようにシングルフックのみの仕様で充分。

使い方はこれまた簡単。

着底後、3回巻いたら着底を繰り返すだけ。

巻いてもフォール中でもボディを揺らして泳ぐので、効果はバツグン。

パワースライト85

上記2つは迷いなかったのだが、3つ目は幾つかあるルアーと迷っての選択。

それは、バイブレーションのパワースライト85

迷った理由は、価格が若干高めであるためと、最近は発売から数年経過して売れてないのか、品薄状態であるため。

しかし、良いものは良い。

今回おススメするのは、「ハイビート」ではないタイプ

バイブレーションの中でも、飛行姿勢,飛距離は常に安定しており、誰が投げてもクルクル回ってしまうことはほとんどない。

バイブレーションにしては珍しく、トラブルがほとんどない。

巻きも非常に軽く、リーリングが重いハイギアリールで巻いても疲れにくい。

特に時間の取れないとき、ブレイク中心に手返し良く狙っていくには好都合。

ヒラメ狙いに関しては、底取りする必要なく、適当に沈めたら適当に早巻きするだけで反応してくるため、勝負は早い。

途中ストップを入れても良いが、別に入れなくても釣れる。

今のところ、これ以上のバイブレーションはないと確信しているが、思いのほか、ネットでの評価を見ない。

とにかく、秀逸なバイブレーションであることは間違いない。

まとめ

以上、ゆたりな的ヒラメルアーのおススメ3選をご紹介した。

最近よく釣りサイトやブログ等で見られる「ヒラメおススメルアー」は、有名プロアングラープロデュースとかメジャーなものが多い。

しかも、価格が高いので、根掛かり等を考えた時においそれと手を出せないものが多い。

「売れる」ルアーと「扱いやすい」ルアーとは異なる。ここでの対比には、敢えて「釣れる」ルアーを入れていない。

「売れる」ルアーは、見た目がカッコ良かったり、有名アングラープロデュースのものが多い。

それらがすべて使い勝手が良いとは言えない。

それは単に有名アングラーの嗜好に合ったものであり、一般アングラー向きとは言えないからだ。有名アングラーが使って「釣れる」のと、一般アングラーが使って「釣れる」のは、一概にイコールとは言えない。

一方の「扱いやすい」ルアーは、当然、一般アングラーが扱いやすいものであり、誰が扱ってもストレスなく扱えるもの。

ストレスなく扱えれば、それだけ使用頻度が高くなる。使用頻度が高ければ、魚とコンタクトする確率も高くなる。だから「釣れる」。

少なくとも我々一般アングラーは、「釣れる」ルアーという視点よりも、「売れる」ルアーか「扱いやすい」ルアーかに視点を集中させた方が、効率よいルアー選択ができるはずである。

我々一般アングラーは、「有名アングラー」にはなれないかもしれないが、意識さえあれば「賢いアングラー」にはなれるはずである。

この不肖ゆたりな、「賢いアングラー」とは言えないが、自分なりの経験で得た上記3つの扱いやすいルアー、バカにしないで是非とも使い倒していただきたい。

コレだけに絞っても、サーフでの釣果は上がると思うよ!

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コメント

  1. トモ より:

    ゆたりなさん、こんばんは!

    ヒラメ3種、自分的にはスピンビーム,ぶっ飛び,かっ飛びですね。
    ですが、ゆたりなさんの言われる通り、『扱いやすい』が一番大切だと思います。
    そうなると、かっ飛びは外れますね、とても使いやすいとは言えません。

    こちらでは・・・
    スピンビーム,ハウルの釣果が抜けていると思いますし、使いやすいと思います。
    次点では、ぶっ飛び?アクシオン?ヒラメミノー?タイドバイブスコア?

    3つ目の選択が難しいですね!

    • ゆたりな より:

      トモさん、コメントありがとうございます!

      かっ飛び棒は、確かに慣れが必要ですね。ぶっ飛び君は、それこそ誰がどんな投げ方してもストレスなく飛ばせますが。これらは確かにそちらの遠浅サーフでは威力を発揮すると思います。こちらでも釣果を上げている人はいますが、さすがにこちらのサーフでは沈みが遅すぎるて、私にはイライラしてしまいますね。

      ハウルはもうキャストした時点でアウト・・・私にとってはストレス以外の何物でもない。釣れるとは思いますが、使い続けるテンションが保てませんね。

      ますますそちらへ遠征して、自分のおススメが通用するのか、是非とも試してみたくなりますね!

  2. ゆたりなさんご指南の元、ジグパラスロー、MJリグは手に入れたので(^^)/
    次は、パワースライト85を手にとってみようと思います。

    いつも質問ばかりで恐縮ですが、MJリグは着底後、3回巻いたらテンションフォールで良いのでしょうか?
    ご指南よろしくお願いします(__)

    • ゆたりな より:

      チンパパさん、いつもコメントありがとうございます!

      MJリグの操作方法ですが、おっしゃる通り、ヒラメだろうがマゴチだろうがハタだろうが、大体そのやり方です。

      水深やボトム状態によっては、多少アレンジやアクションを変えてもいいかもしれませんが、基本は底を意識したタダ巻きで充分です。特段、ロッドアクションなんて加える必要はないと思います。

      他に不明点がありましたら、なんなりとコメントください。詳細が必要でしたら、記事にしますので。

      そんなに難しく考えなくても大丈夫!釣れますよ!テキトーな私でも釣れてるんですから!(;’∀’)

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