【’17ツインパワーXD 4000XG】1カ月使用してみた。耐久性や使い心地は？

シマノのツインパワーXD 4000XGを使って1カ月が経過した。

SHIMANO(シマノ)

ツインパワーXDを使い始めて「まだまだ1カ月」ではあるが、使用しているうちに、ツインパワーXDの特徴が理解できるようになってきた。

ツインパワーXDの現時点での使用場所のメインはご近所サーフ。

ターゲットは主にヒラメ，マゴチ、たまに30～40gのジグを使用してのショアジギングも。別のターゲットとしては、たまにハタゲームに使用した程度。

組み合わていたロッドは、現時点では同じくシマノのワイルドコンタクト1000のみ。

ツインパワーXDの使用後は、必ず水道水による流水またはシャワーによる推薦は実行。

特にラインローラー部への水洗は念入りに。水洗後は丹念に水切り。

こんな使用状況で、まずは使用1カ月経過した現時点でのツインパワーXD 4000XGの使用感等について、インプレしてみたい。

耐久性バッチリ！トラブルはまったくなし

ツインパワーXD 4000XGの使用1カ月、初期不良らしきトラブルは今のところまったく見られない。

特にシマノ特有の防水機能であるXプロテクト搭載のラインローラー部については注目してはいたが、この程度の使用では、ツインパワーXDにシャリシャリ音等はまったく出ていない。

ツインパワーXDのハンドルを回してみても、ゴリ感もまったくない。

耐久性に関してはこのツインパワーXD、現時点では不具合は一切発生していないし、するような予兆も見られない。

今回使用しているツインパワーXDは4000番のXG（エキストラハイギア）を使用しているが、とにかく驚くほど巻きが軽い。エキストラハイギアを使用しているという意識がまったく無いくらい。

ツインパワーXD 4000XGを購入した当時、XDと「じゃない」方、両方のツインパワーを巻き比べたが、この巻きの軽さはツインパワーXDの方が断然上。それでいて、空回り感はまったくなく、常にギアが噛み合っている。さすがシマノリール、安心感のある感覚がある。

ツインパワークラスでこの軽い巻き感は、やはり大幅なローターの肉抜き，左右バランスの適正設計によるNEWマグナムライトローターに依るところが大きいのかもしれない。

丈夫なギアを搭載しているにもかかわらず、ツインパワーXDではこれだけ巻きが軽い。

ツインパワーXDと「じゃない」方の棲み分けができている最も顕著な点がココである。

ツインパワーXD標準に備わっているラウンドノブ。オレにとってラウンドノブの使用は、このツインパワーXDが初めて。

スローリトリーブする際は、指の腹でノブを触る程度につまむが、ラウンドノブだからって摘みにくくもなく、スローリトリーブがしにくいこともなかった。

表現が難しいが、適度な巻き感を感じることができ、XG（エキストラハイギア）の割にはスローリトリーブはしやすいと思う。

ツインパワーXDのラウンドノブ使用で頼りがいを感じたのは、50センチ近くのヒラメやオオモンハタを掛けた時。

握りやすいので大きな魚の引きでも力の伝達が容易で、しっかりと巻き取ることができた。大きい魚を掛けた時、この効果は大きい。

初めてのEVA製ラウンドノブではあるが、なかなかの使い心地で非常に良い。

つまり、XG（エキストラハイギア）のくせに巻きが軽く、それでいて耐久性，安定感がバツグン。実際にツインパワーXD 4000XGを使用して、そのような感覚を覚えた。

耐久性の評価については一カ月程度ではできないが、そうは言っても、他機種では、ラインローラー部のシャリ音が1カ月程度で出たという報告も聞く。初期不良であるのか？個体差に依るものなのか？

現時点では定かではないが、ツインパワーXDの耐久性評価をするためには、少なくとも1年以上は様子を見る必要がある。

特にツインパワーXDのラインローラー部に関しては、シャリ音等の違和感が出た時点で、本ブログにて逐一報告しようと考えている。あとは大きな魚を掛けた時のドラグ性能にも注視したい。

ツインパワーXDのラインローラー部専用のグリスが出たようなので、その際にはこれでメンテナンスしてみる予定。ラインローラーの手入れ方法の動画も出ているようなので、まずは実体験で試してみたいと思う。それも本ブログにて報告予定。

とにかくこのツインパワーXD、4000番のエキストラハイギアなのに使用感が軽いので、今後はハタゲームの時にラフサーフ88と組み合わせても使ってみたい。

さらには今後、サーフでのショアジギングでサバやシイラ、更なる大物もガッツンガッツン釣っていく（予定）ので、その後の使用感も楽しみだ。

今年の夏は、ツインパワーXD 4000XGで釣りをガンガン楽しみたい！