不肖ゆたりな、とうとうコロナウイルスに感染しました・・・(;´д`)
あまり人と接触しないようにしていたのに、どこで感染したのやら。
家族を含め、周囲の人への感染がなかったので、まずは一安心といったところだけどね。
たしかに39.5度まで高熱が出たが、それよりも喉の痛みの方がひどくてね。
しかし、熱さえ下がったら、あとはすぐに回復。
若干咳と鼻水が残るものの、徐々に体を慣らし、サーフと自分のコンディションが合致したら、久々に釣りしちゃおうかな!
さて、そんなコロナネタは置いといて・・・
最近、なにげにインターネット上で各メーカーの新製品を粗探ししていると・・・
おぉ、とうとう出たか!
しかも、デュエルから!
以前のイージーQマグキャストからの、タングステンバージョン!!
それが、マグQタングステン。
出典:デュエルHP
なんか、短縮しすぎて、「オバQ」みたいな名称になっちゃってるんですけど。(;´Д`A
デュエルは、どうしてもエギの名前に”Q”を入れたいんだろうね。
さすがにイージーQマグキャスト タングステンだと長すぎるし、まぁ、ちょうど響きの良い感じに落ち着いたといったところかな。
【マグQタングステン】基本スペック
マグQタングステンの基本スペックは、下記の通り。
・サイズ: 3.5号
・重量: 19グラム
・沈下速度: 3.5秒/m
ダイワやシマノの重心移動を採用したエギはどれもシャロータイプなので、沈下速度が遅すぎる。
これだとさすがに西湘サーフで使うには、ちょっとしんどい。
サーフで扱うんだったら、やはり3秒/m前後の沈下スピードは欲しいところ。
このマグQタングステンは沈下スピードが3.5秒/mで、サーフで使うにはちょうどいい。
さらに、ボディ重量は19グラム。
重すぎず軽すぎずで、重さもちょうど良い。
サーフで手返しよくランガンできるのに、さらに飛距離も稼げちゃうんだから、西湘のサーフエギングにはもってこいだね。
マグQタングステンの特長
今回のマグQタングステン、前機種であるイージーQマグキャストとは単にウェイトの質が違うだけでなく、新たな幾つかの特徴があるようだ。
一つづつ、確認していこう。
磁着タングステンボールによる重心移動システム搭載
まずは、このエギの本丸部分から。
マグQタングステンは、磁着タングステンボールによる重心移動システムを採用。
出典:デュエルHP
これだけ聞くと、前機種のイージーQマグキャストのウェイトがタングステンになって比重を高くしただけのように思えるが、それだけではなさそう。
というのも、この重心移動システム、着水後の「玉入れ」操作を必要としないらしい。
出典:デュエルHP
このマグQタングステン、着水の衝撃とラインテンションをかけることで、ウェイトが自動で前方へ移動するという。
シマノのジェットブースト搭載のエギは別として、ダイワの同タイプのエギも同様の仕組みを採用している。
そりゃそうだよな、エギでいちいち玉入れ操作するのも面倒だしね。
最近使用頻度の高いラッキークラフトの飛ぶキラリなんかも、使ってみるとそんなに玉入れ操作は必要ないなと感じてはいる。
ただ、飛ぶキラリの場合、外付けのシンカーが無いので、沈下姿勢や重心移動が若干不安定ではあるがね。
まぁ、たとえ着水後にウェイト移動ができていなかったとしても、たいていは最初のシャクリでウエイトが戻るし、そんなに気にしていないけどね。
それに、70メートルほどの飛距離が出ていれば、多少ウエイト戻りが遅くったって、そこまでシビアに考えなくたっていいんじゃないかとは、最近は感じていますが。
ただ、やはり重心移動をスムーズにするには、これまで通りに外付けシンカーの存在は必要なんだろう。
そういった意味でも、安定した使用感を得るための工夫は、次世代重心移動タイプのエギとしてなされているんだろうね。
話はマグQの重心移動システムに戻すとして・・・
実際のものを透かして見ると・・・
タングステンボールが3つほど入っているのが見える。
球を後方へ移動させる際、飛ぶキラリと違って、結構強めに振らないと移動しない。
前方に設置されている磁石の磁力が強めなんだろうね。
その磁石の位置はというと・・・分かるかな?
外付けシンカーの後方、わずかに凸になっているが、そこに固定磁石が内蔵。
前から1個目と2個目のボールには磁力がないもしくは極めて弱く、3個目のボールに強い磁力が備わっているので、3つ目のボールが固定磁石に届いた時点で重心移動ボールは固定化されるようになっている。
パタパタフィン搭載
マグQタングステンには、さらにデュエルお得意のパタパタフィンを搭載。
出典:デュエルHP
そもそも、以前から思っていたのだが、エギに付いているフワフワの羽根、あれって必要?
こんなもん、使っているとすぐに取れちゃうんだから、そもそもいらねんじゃね?
こんなんでイカを寄せる効果があるなんて、到底思えないし。
その一方で、マグQタングステンはパタパタフィンを搭載。
フォール時、微妙に動くパタパタフィンからの微振動が、イカを寄せるという。
シャクリ時にエギにブレーキをかける効果もあるとかないとか。
実際の効果は定かでは無いが、すくなくともこのパタパタフィン、羽根よりかははるかに丈夫そう。
なにをもって「イカへの効果」とみるのか、はなはだ疑問ではあるが、まぁ「無いよりはマシ」程度に思っておけばよいかなと。
カラー選択が容易?
そして、エギの機能には直接影響しないが、ユーザーフレンドリーな工夫もなされている。
それは、一目でわかるボディカラー表示。
出典:デュエルHP
ただね・・・
工夫されているのはわかるんだけど、これだけあると感覚的に覚えきれないと思うんだが。
ケイムラボディが紫,夜行ボディが黄緑色なのは感覚で分かるんだけど・・・あとはどうなんでしょ?
まぁ、幾つもローテーションして使っていけば、覚えてしまうもんなのかもね。
オレ的には、サーフエギングではカラーは気にしないので、正直どーでもいいところかな。
【マグQタングステン】まとめ
昨年あたりから各メーカーが揃って重心移動システム搭載のエギをリリース。
デュエルは早くから重心移動システム搭載のイージーQマグキャストをリリースしていたが、意外と不発に終わった感はあった。
当時不発に終わった理由は、おそらくキャストからの着水時に玉入れ操作をしなければならないところにあったのかと思われる。
そこは今回のマグQタングステン。上記の説明通り、「満を辞して」の対策は充分かと。
個人的に興味があるのが、飛ぶキラリとの使用感や釣果比較。
飛ぶキラリのネット上でのインプレッションでは、「姿勢が安定しない」といった評価が多いが、それがどう釣果に影響するのか?
単純にマグQタングステンとの比較は難しいとは思うが、そんなところにも焦点を当てて試していきたい。
タングステンウェイトにしてどれだけ飛距離が出せるのか・・・サーフエギングが非常に楽しみです!
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