【フライフィッシング始めます】釣りを始めた頃から現在に至るまでの、おはなし

釣り雑感

いやぁ、右肘の痛みがなかなか取れない・・・なかなか難儀ですな(;´Д`A

どうやら「テニス肘」と言われるもののようだが、肘周りの各筋肉への疲労が蓄積しているようだ。

草を引っこ抜いたときのテンションが抜けたタイミングで痛みが出たり、下世話な話だが、トイレでお尻を拭くときにも痛みが出るなど、これがなかなか厄介。

まずは、押してコリがある部分にピップエレキバンMAXを貼りまくり、毎日マッサージとストレッチを欠かさず実施。

もちろん釣りはしてないし、肘に負担のかかるようなことは極力していないが、まったく腕を使わないわけにはいかない。

スマホやキーボード操作も意外と肘周辺の筋肉にくるので、それらもできるだけ右手は使わないようにしている。

痛み出してから3ヶ月は経過しているが、それでも良くならない。少しづつでも良くなっているのだろうか?

はやくこの痛みから脱して釣りにでも行きたいが・・・まだまだ苦悩は続きそう(;´Д`A

さて、そんな暗い話はさておき・・・

この不肖ゆたりな。

突然ではありますが、フライフィッシングはじめます。

というのも、コレ↓

フライタックルをもらっちゃった!

フライフィッシング・・・まさかこの歳になって機会が訪れるとは。

いや、厳密には、一度は手がけようとしたものの、諦めたというのが正しい。

数十年を経て、この歳になって新たにフライフィッシングを始めるとは、考えてもみなかった。

そこで今回は、現在のフライフィッシングにチャレンジするまでの不肖ゆたりなの釣り遍歴を、改めて振り返ってみたいと思うので、少しばかりお付き合いを。

小学生の頃からのフライフィッシングへの憧れ

釣りを始めたのは、小学4年生ごろ。

この頃は、学校から帰ってくるとすぐに自転車で地元の川へ行き、フナやオイカワなど釣って楽しんでいた。

これだけでも充分楽しかったが、しだいにルアーによるバスフィッシングの流行りを知り、例外なくこの不肖ゆたりなもそれに憧れた。

少ないお年玉やお小遣いをコツコツ貯め、当時はダイクマでやっすいバスタックルをなんとか揃えた。

ルアーも何を揃えて良いか分からないまま、釣り雑誌等で見かけたルアーの安いやつをコツコツ揃えていった。

始めたバスフィッシングで、まったく釣れない・・・

しかし、当時はバスが釣れるフィールドが近所になく、それでも近いところといえば、せいぜい芦ノ湖や丹沢湖,震生湖あたり。

震生湖くらいまでぎりぎり自転車で行ける距離だったが、それでも当時で片道2時間以上はかかっていた。

釣り場へ着いたは良いが、これがまた釣れない釣れない。

あまりの釣れなさすぎてつまらないので、いつも最後にはエサ釣りに切り替えるものの、それでも釣れず。

場所が悪いのかと思い、父にしつこくおねだりして芦ノ湖へ連れて行ってもらったものの、それでもルアーで釣れず。

最後はいつものようにエサ釣りに切り替え、結局は釣れずといったパターンの繰り返し。

仮に釣れたとしても、エサでのみ。

ルアーでの結果は、なかなか出なかった。

ルアーでの釣果を求め、東山湖へ

どうしてもルアーで釣ってみたい。

そんな欲に駆られ、次に求めたのは、管理釣り場。

当時、テレビで「ザ・フィッシング」(だった記憶が)を見ていて、御殿場の東山湖がよく出ていた。

それを一緒に見ていた今は亡き父が、小学生の時の遠足で行った場所が東山湖だった話を聞いた。

場所は御殿場で車で近いこともあり、また父にしつこくおねだりし、東山湖へ。

東山湖へ行くまでに、またしてもなけなしのお小遣いでスプーンやスピナーをいくつか購入し、いざ東山湖へ。

入漁証を買ってもらい、これならルアーで釣れるだろうと期待して早朝から釣りを始めたが・・・これがまたしても釣れない。アタリすらない。

周囲のルアーマンを見ると、やはり釣れてない。

その一方で、フライフィッシングをしている人は面白いほど釣れている。

辛抱たまらず、管理棟にいるスタッフへ相談したところ、「スプーンにハリスとフライを付ければ釣れるよ」と。

つまり、フライをトレーラーとして使うというもの。

現在では多くの管理釣り場ではトレーラー禁止となっているが、当時は東山湖ではOKであった(今は知らないが)。

さっそく、スタッフおすすめの釣れ筋フライを数個購入し、午後からの釣りを開始。

その甲斐あって、午後だけで7匹の釣果。

まざまざとフライの威力を見せつけられたわけだ。

フライフィッシングを始めたかったが、敷居の高さに断念

そこで当時の幼少ゆたりな、東山湖での一件から、フライフィッシングの魅力に惹かれていくこととなる。

フライフィッシングを調べるべく、翌日に学校から帰ってきたらすぐに近所の釣具店へ自転車で向かう。

フライの道具が店舗に並んでおり、それらを手に取って値札を見ると・・・ルアーなんて比じゃないほどの高価!

そしてもう一つ、当時フライフィッシングを始めるにあたっての難関は、「どういった道具を揃えたら良いか」。

情報を得ようと雑誌や本を読み漁ってみたものの、そこに書いてある内容すらよく分からない。

いや、そもそも理解できたとしても、道具が高価すぎて、なけなしの小遣いでは揃えられない。

これは・・・小学生が簡単に始められるレベルじゃない。

そんなわけで、いつしかフライフィッシングは自分が想定していた釣りの枠からは完全に外れていった。

そうこうしているうちに、幼少ゆたりなも中学生,高校生となり、それに伴って部活や遊びで忙しくなり、いつしか釣り自体から遠ざかることとなる。

30代後半からソルトルアーフィッシングへ

そんな学生時代が過ぎ、20〜30代。

大学を経て、卒業後の就職ではすぐに多忙な業務へと巻き込まれ、ますます釣りをする機会がなくなっていった。

ちょっと異質な職場だったこともあり、当時は寝る間がないほど働いた。

その後は何度か転職を経験し、そのつど人間関係に悩み、挫折やうつ病なども経験。

そんな仕事で人間関係のストレスを抱えた中、30代後半で再開したのが、ソルトルアーフィッシング。

エギングから始め、その後は地元の西湘サーフを中心に、ライトゲームからライトショアジギングまで、子供の頃には考えられないくらい、ルアーでいろんな魚が釣れた。

再開した釣りが、ほどよいストレス発散になっただけでなく、自らの人生観までをも変えてくれた。

釣りに対しての考えも、「なにがなんでも」から、「価値ある一匹」へと変わっていった。

とはいえ、お金や時間が限られる中、遠征やオフショアというわけにもいかず。

そんな中でも、コロナウイルスが蔓延し始めた一昨年から、遠征せずとも身近で楽しめそうなレイクショアスローや鮎ルアーにチャレンジ。


ただ、こちらはいまだ結果は残せていない。

このように、ここ近年は空き時間を有効活用すべく、無理のない範囲で釣りを楽しんできた。

ご近所サーフでのマナー違反問題

しかし、昨年あたりから、周囲の釣り環境が一変。

というのも、ご近所サーフ近辺でのマナー問題が勃発。

自分がいつも利用していた駐車スペースが、相次いで駐車禁止に。

深夜からの騒音やポイ捨て,迷惑駐車。良い人たちばかりの近隣住民も、さすがに痺れを切らしたようだ。

そのため、アクセスできる場所がかなり限定され、いつしか近所サーフへの足が遠のいてしまった。

紆余曲折を経て、ふたたびフライフィッシングへの挑戦

そんな中、最近になって知り合いから譲り受けたフライタックル。

これをきっかけに、幼少時代に諦めていたフライフィッシング熱が再燃。


フライロッドのガイドって、こんななんだ・・・


フライリール。シンプルだけど、カッコいい。

フライを楽しめる近隣の早川や酒匂川の入漁証も、年間パスポートで1万円程度。

芦ノ湖なんか18,500円もするわけだから、芦ノ湖より近場でこの料金なら、こっちの方がいいかな。

レイクショアスローのチャレンジで芦ノ湖もそこそこ通ってみたものの、意外に厳しく、まったくアタリすら得られなかった。

さらに鮎ルアーチャレンジをした相模川は、ちょっと遠すぎ。行けた時にかぎって極度の減水だったり、コンディションが悪かったり。

そんな中、近隣の早川や酒匂川では、ルアーやフライの釣り場が拡大し、さらには鮎ルアー解禁になりそうとのことなので、かなり楽しめそう。

夏の川は、海よりも涼しげだしね。

また、フライフィッシングもよくよく調べてみると、意外にランニングコストが掛からないことに気づく。

確かに高い道具は青天井ものだが、フライフィッシングを楽しむだけなら、まずは安いものから揃えれば良いかなと。

それこそ、ソルトルアーフィッシングを始めた頃なんて、ロッドとリール,玉網等含めて1万円以内のものでやっていたしね。

そんなわけで、これを機に、一度あきらめたフライフィッシングへ再チャレンジしちゃおうかなと。

今年は、初めてのフライフィッシングネタを、ステップ・バイ・ステップで盛り込んでいきたい。

まずは基礎のキャスト練習から。

そして、春から実践へ。

自分でフライも巻いてみたい。

いやぁ、とにかく楽しみだね!

あっ、その前に・・・右肘を治さないとね!

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コメント

  1. 小田原のPちゃん より:

    お久しぶりです。最近、同じく肘の痛みに悩まされている小田原のPちゃんです。
    改めてフライを始めるのですね。底無し沼へようこそ(笑)
    自分も東山湖でトレーラーやってました。そのあと順調?に、フライにハマり高校時代バイトに励んでました。
    キャストがある程度出来るようになったら東山湖でデビューするといいですよ。
    桟橋乗ればバックスペース気にならないので。
    タイイングに関しては、輸入品のハックルなんかは、円安や物価高の影響で爆上がりですが、シンセティックマテリアルなら100均や手芸品探せば安く出来ますよ。
    ちなみにオイカワや鱒類も面白いですが鯉が楽しいですよ。
    大きめの河川で流れにのるとバッキングまですぐに出て、楽しいリールファイトになりますから。

    • ゆたりな より:

      小田原のPちゃんさん、どーもです!

      やはり肘の痛みに悩まされているのですか・・・私は四十肩やら肘痛やら腰痛やらで、既に初老ポンコツです(´Д`)ハァ…

      東山湖はねぇ・・・あの無造作に捨てられている魚の死骸を見ると、胸糞悪くなるんですよね。この歳になって、管理釣り場で釣りをする気が失せてしまいました。

      タイイング道具一式はすでに注文したので、近くチャレンジ予定です。
      マテリアルはもちろん購入しますが、山でとっつかまえたイノシシやシカなどの毛や、山に落ちている鳥の羽などもガンガン利用したいと思ってます。

      最近はyoutubeでフライ女子なんかを見かけるのですが、サムネがだいたいオッ○イを強調したものが多いですよね。釣り女子youtuberはだいたい共通していますが。
      どんなにフライの良さをアピールしても、意図的にオッ○イで釣っていると思うと、ちょっと興ざめです・・・(私だけ?)
      熟女系や貧○系の釣り女子youtuberなんかも、ニッチでイケそうな気がしなくもないですが(*´∀`)

      漢(おとこ)ゆたりな、フライフィッシングでオッ○イに釣られず、魚を釣ります!

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