不肖ゆたりな、11月から痛めている右腕の調子が一向に良くならない。
だましだまし釣りを続けていたが、キャストやシャクリのたびに痛みが出るし。
なのに・・・何も釣れない。
年明けに整形外科へ行ってみたが、肘や肩の骨に異常はなく、右腕の使いすぎだろうと。
症状からすると、「テニス肘」といわれるものっぽい。
そこで、もうポンコツな年齢に入っただけに、ここは無理せずに痛みが治るまで安静にして、釣りはお休みしようかなと。
細木数子の六星占術によれば、この不肖ゆたりな、2023年は大殺界の最終年。
大殺界は無理せず、できるだけ平穏に過ごすことが大事。
そんなわけで、実釣記事はしばらくお休みし、今回のお題は「サーフ中心で万能に使えそうなパックロッド」。
近年の釣り場のゴミ問題,マナー問題。
それに伴い、駐車禁止の場所が多くなった。
ここご近所サーフでも例外でなく、これまで普通に駐車できていた場所が次々と駐車禁止、車で気軽にアクセスできなくなりつつある。
そうなると、もはや車での移動手段は厳しく、自転車やバイクにならざるを得ない。
とすれば、考えなければならないのは、ロッド。
2ピースロッドではスペースをとるし、二輪車で狭い場所を通るときに、どっかの生垣や塀にぶつけて破損することだってありうる。
だいたい60センチくらいの仕舞寸法であればかさばらないし、カバンにも収まってしまうので、移動には都合が良い。
ということで、ご近所サーフで使用するパックロッドを選ぼうか・・・と思ったが、実際にはそう簡単にはいかない。
なかなかサーフ向けのドンピシャなパックロッドというのが、なかなか無いのだ。
港湾部向けのパックロッドはそれなりに豊富なのだが、サーフ向けとなると、かなり限られるし、ちょうど良いのがほぼ無い。
そりゃそうだ。
港湾部は足場が良いので、軽装,スニーカー。
装備も自動防諜式のライフジャケットにポーチの軽装なので、自転車でチョイ寄り感覚で釣りできるため、パックロッドの需要は多い。
一方のサーフはというと、ウェーダーやゲームベストと、かなりの重装備。
港湾部の釣りのように、気軽に自転車でアクセスというのも、なかなか厳しい。
だから、サーフへのアクセスのほとんどが車なので、パックロッドの需要は極めて少ない。
しかし、だからといって需要がゼロとは言い切れない。
まだ全面駐車禁止とはなってないし、こちらの懐事情もあってすぐ購入とはいかないが、今のうちから検討するのもアリだろう。
そんなことで、この不肖ゆたりな。
サーフでの使用を中心に、万能に使えそうなパックロッドを選んでみたい。
選定基準としては、自分が想定している使用環境と使用条件を基準として、現存するパックロッドを選んでみた。
【使用環境】
・サーフ
・ライトショアジギング
・ハタゲー
・サーフエギング
・富山のホタルイカパターン
【使用条件】
・30gあたりのメタルジグをストレスなく扱える
・ロッド操作がストレスなくできる重量
・7〜15gの軽量プラグもストレスなく扱える
・飛距離もそれなり
・丈夫で末長く扱える
ワールドシャウラ ドリームツアーエディション2833RS-5
まずは、パックロッドの最高峰。シマノのワールドシャウラ ドリームツアーエディション2833RS-5。
製品サイクルが短いシマノとダイワのロッドは選ぶつもりは無かったのだが、なによりも村田基が監修したロッドなので、丈夫さには抜かりはないと信じたい。
長さ: 8フィート3インチ
仕舞寸法: 547mm
継数: 5
自重 : 175g
キャストウェイト : 10〜50g
小売価格: 86,500円
全長は8フィート3インチ。5本継で、仕舞寸法は547ミリ。
サーフで使用するにはちょい短いかな〜とは思うが、ワールドシャウラは長さの割に飛距離が出るらしいので、ロングロッドに匹敵するくらいの飛距離が稼げるなら、このくらいのショートロッドでも良いかもね。
175gという重さについては、8フィート3インチ、しかもパックロッドであれば充分に軽い。
ただ・・・ルアーウェイトが50gまでとなっており、ブランクが想定しているのよりちょっと強すぎるかな。
さらに、お値段はかなりのもの。
この不肖ゆたりなレベルでは、ワールドシャウラは敷居が高すぎるな〜。
りなりなやゆたゆた達の教育費や日々の生活費で精一杯。
よほどの余剰資金でもない限り、このロッドに手を出すことはないでしょう。
フリーゲームXT S86M
これも同じく、シマノのフリーゲームXT S86M。
ワールドシャウラに続き、これまたシマノのパックロッド。
フリーゲームXTには9フィート台のものもあるが、今回は万能性も重視しているため、8フィート6インチをチョイス。
長さ: 8フィート6インチ
仕舞寸法: 564mm
継数: 5
重量: 125g
キャストウェイト: 8〜35g
小売価格: 27,100円
フリーゲームXTの魅力は、パックロッドなの非常に軽いこと。
この軽さは、かなりの魅力。
価格も3万円未満と、かなりのお手頃。
購入するなら、これが一番現実的ではあるかな。
ただ・・・どうしてもチープ感がね。
ロッドデザインも真っ黒だし、ケースも味気ないし。
パックロッドとしては軽いのは魅力だが、逆に耐久性に若干の不安があることは否めない。
パックロッドで、さらにシマノ製。
以前に所有していた’15ワイルドコンタクト1000のように、設計ミスで折れる・・・なーんてことも頭によぎる。
ロッドの製造技術はピカイチなんだろうが、シマノ製品は製品ライフサイクルが短いだけに、不安はかなりよぎる。
「シマノロッドはもう買わん!」と心に誓ったが、どうしようかな〜?
GT906-6S (Huerco)
次は、あまり聞いたこともないブランドの、Huercoから、GT906-6S。
Huercoは釣具メーカーというより、世界中で釣りを中心としたアウトドアを楽しむためのグッズを揃えたブランドといった感じ。
既存の釣具メーカーとは一線を画す、比較的ゆるーいイメージ。
ロッドに関しては魚種に特化せず、いろんな釣りで使えるようなパックロッドを目指しているようだ。
【仕様】
長さ: 9フィート6インチ
仕舞寸法: 550mm
継数: 6
重量: 約200g
キャストウェイト: 5〜40g
小売価格: 49,500円
9フィート6インチでちょっと長めだが、8〜14センチクラスのプラグから20〜30グラムのメタルジグまでが快適に使える仕様になっているので、サーフでのヒラメマゴチはもちろんのこと、富山のホタルイカパターン、ハタゲー、ライトショアジギングまで、幅広く使えそう。
ロングロッドだけあって、飛距離も期待でいる。
さすがにエギングには厳しいかもしれないが、エギング以外であれば比較的なんでも使えそう。
パックロッドだからといって安っぽさはなく(お値段もそれなり)、末長く大事に使いたいと思わせる仕様,デザイン。
グリップ部分も他に見ないようなデザインだし、ロッドケースも飽きのこないシックなデザインで、非常に好感が持てる。
重量が200グラムと重めではあるが、パックロッドであることを考えれば、まぁ許容範囲内ではあるかなと。
小売価格も約5万円と、おいそれと買えるものではないが、これはぜひとも入手してみたいね。
カレンテスS82/98S+(TransSendence)
もう一つ、聞いたこともないブランド、トランスセンデンスから。
1本で2度おいしいロッド、カレンテスS82/98S+。
このトランスセンデンスも、フエルコと同様にパックロッドに特化しているが、フエルコよりも釣りにガチ寄っているといった感じかな。
「パックロッドは折れやすい」イメージを払拭すべく、特に耐久性にはこだわっているようなイメージ。
【仕様】
長さ: 8フィート2インチ/9フィート8インチ
仕舞寸法: 550mm
継数: 5〜6
重量: 217/252g
キャストウェイト: 8〜35g
小売価格: 64,900円
このロッドの最大の特徴は、長さを変えられることと、可変バランサーウェイト搭載ということ。
長さが変更できて重量がある分、グリップエンドへ装着できるバランサーウェイトでバランスを整え、持ち重り感を軽減できるらしい。
でもさ、バランス云々よりも絶対的重量があるわけだから、そのぶん体への負担は掛かるだろうからね。
最初のうちは物珍しげなバランサーウェイトで快適だと感じていても、使っているうちにやはり重さを実感するだろうしね。
もともと軽いロッドにバランサーウェイトで最適化するなら効果は高いと思うが、もともと重量のあるロッドの重さをごまかすためのバランサーウェイト搭載は、個人的にはどうかと思うけどね。
このカレンテスは、最大重量が250グラム超もあるわけだから、長時間使うにはちょ〜っと厳しいだろうね。
最近特に初老に足を突っ込んでいるせいか、腕の疲れが出やすくなったので、過度に重量のあるものは避けたい。
でも・・・1本のロッドで2種類の長さを使えるのは、とても魅力。
お値段は6万円台だが、ロッド2本分ということを考えると、これはこれでお得感はあるかなと。
いずれにせよ、パックロッドの中でも魅力は充分にあるよね。
ランウェイSLS S90モバイルロングシューター(ゼスタ)
そして最後は、ぜスタから、ランウェイSLS S90モバイルロングシューター。
スーパーライトショアジギングに特化したロッドのモバイル版。
【仕様】
長さ: 9フィート
仕舞寸法: 630mm
継数: 5
重量: 138g
キャストウェイト: 7〜30g(ジグ)
小売価格: 41,800円
このモバイルロングシューターもフリーゲーム同様、軽さが最大の魅力。
スーパーライトショアジギング用だけあって、メタルジグ中心の用途とはなっているが、意外と万能に使えそう。
プラグやジグヘッドリグの操作だって、問題ないだろう。
グリップも短めで、取り回しも良さそう。エギングにも相性良さそうな気もする。
価格も「高すぎず、安すぎず」で、デザインもそれなりにいい感じ。
スペックデータだけでは判断が厳しいので、これは実際に手に取ってみてからでないと、判断できないけどね。
ただ、感覚的には、この不肖ゆたりなが理想とする万能ロッドに近い気はするよね。
まとめ
以上、現時点で注目,検討しているパックロッドを挙げてみた。
パックロッドは数あれど、大抵は6フィート前後で8フィート以上のロングロッドとなると、かなり限定される。
さらに、サーフ中心に使うとなると、「帯に短し、襷に長し」がほとんど。ドンピシャというのが、まずない。
今回挙げたロッドがサーフ中心に万能に使えそうなものだと、個人的には思っている。
その中でも、今のところ検討段階に入っているのが、ゼスタロッドと、フエルコロッド。
ゼスタロッドは軽さ、フエルコロッドは機能とデザインが魅力。
理想はフエルコロッド、現実的にはゼスタロッドといったところかな。
ホントはラフサーフ88のモバイル版なんかあれば理想なんだけど・・・ノリーズはモバイル、作る気ないのかな?
いずれにせよ、もう少し選択肢があれば良いのだが、自分が理想としているパックロッドの需要って無いのかな?どうなんだろ?
旅行先での釣りに限らず、パックロッドの需要は今後ますます拡大するだろう。
現時点では購入する段階にないが、今後新たなモバイルロッドが発売されることを期待して、引き続き調査を続けていきたいと思います!
コメント
ゆたりなさん、遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
テニス肘とのこと、
私も昨年に半年くらい悩まされた感じでしたが、
下記のことを気を付けていました。
・痛い時はテニス肘用サポーターを使う。
・毎日テニス肘用ストレッチをする。
・所作を見直す。
(片手で行っていた事を両手で、のように。)
何が効いたかわかりませんが、
今は完治?しております。
私の時がそうでしたが、なかなか良くならず、
永遠に続いてしまう錯覚に陥りがちですが、
必ず良くなります。
お大事になさってください。
それでは本年もよろしくお願いします。
ともさん、コメントありがとうございます!
テニス肘だとは思うのですが・・・
実は昨日、二の腕肘寄りの筋肉がドンピシャに痛いことを発見しました。
たまたま作業後の休憩で、ウンコ座りしながら缶コーヒー飲んでた時、そのあたりを膝に当てた時に気づきました。
そこで、そのドンピシャに痛いところにピップエレキバンMAXをペタペタ貼ってみました。
あとは、普段の動きを見直しました。
ストレッチはもちろんのこと、腕を使う時はできるだけ脇を締めてやるようにしてます。おそらく、これまでは腕の使い方が悪かったのではとも感じています。
もう私もアラフィフなので、自分の体と相談しながら、無理せず行動しようと思っています。釣りも含めて。
いろいろ考えてますが、まずは磁気の効果を信じてみます!