【ZAMSリリック(フジワラ)20g】低比重ジグやシンキングペンシルとの差別化は?

最近は、youtube動画『オヌマンch』に夢中。

先日紹介したセットアッパー145S-DRやレンジバイブ55TGは、明らかにオヌマンchの影響で購入したもの。

紹介されたルアーがすべてご近所サーフで使えるというわけではないが、あの言い切ってしまう説得力は、いろんな意味でさすがだな〜と思ってしまうよね。

そしてそのオヌマンchからまた影響され、もう一つルアーを購入↓

それがこの、フジワラの『ZAMSリリック20g』。

フジワラってあまり聞いたことがないけど、あの「オモック」をあえて商品化したコスいメーカーという先入観があったが、オヌマンと提携してまともな製品を開発していたんだね。(о´∀`о)

そんなフジワラのZAMSリリック。

メタルジグではあるが、低比重合金を使用しているため、機能的にはシンキングペンシルの部類に入るようだ。

波やうねりの立やすいご近所サーフでは、シンキングペンシルの出番は極めて少ない。

その最大の理由は、引き抵抗の弱さ。

シンキングペンシルを波やうねりのある時に使用すると、引いている感覚があまりにないので、釣りをする際のテンションが保ちづらい。

よほどのベタ凪でないと、なかなかシンキングペンシルを使おうと思えない。

そんな中で見つけたのが、このZAMSリリック。

メタルでありながら浮き上がりが早く、さらには他のシンキングペンシルにはなかなか無いほどの極細形状。

これならご近所サーフでも良いんじゃないかなと。

鉛フリーの低比重合金

ZAMSリリックは、近年流行りの低比重合金を使ったメタルジグのようだが、そんな他のメタルジグとの違いは、岸壁に当たっても壊れない硬質な金属を使っている点。

しかも、環境に優しい鉛フリー素材でもあるので、バンバン根掛かりロストしても心は痛まないのは良いが、お値段はすこぶる高めなので、お財布には決して優しくはない。

こうした点をユーザー側がどう感じるか。ZAMSリリックの優位性を感じられるかどうか。

他シンキングペンシルとの形状比較

ZAMSリリックは、メタルジグというよりはシンキングペンシルの部類に近いとのことだが、まずは他のシンキングペンシルとの比較をしてみよう。

ワンダーとの形状比較

ZAMSリリックと『ワンダー90』、形状比較してみると・・・


見てもわかるように、ボリュームではワンダー90が上。

ただし、引き抵抗は重量がある分、ZAMSリリックの方があるので、サーフでの使いやすさではZAMSリリックの方が上だろうね。

細身形状のトライデントとの形状比較

ZAMSリリック同様、細身でぶっ飛びが売りのシマノのシンキングペンシル『トライデント』との形状比較してみると・・・


ZAMSリリックを挟んで、上がトライデント115S、下がトライデント90S。

ボリューム,長さ共にトライデント90Sとほぼ同等。飛距離ではトライデント115Sとほぼ同等。

ライデントもシンキングペンシルの中では比重が高めだが、やはりZAMSリリックの方が深度は深めになるのかな。

同重量のスローブラットキャストロングとの形状比較

ZAMSリリックと同重量の20gで、低比重合金を使った『スローブラットキャストロング』との形状比較をしてみると・・・


横の長さは、ほぼ同じ。横からの形状も同じような感じ。

横から見ると、ZAMSリリックは前方に面積が偏っているため、重心型のように見えるが・・・


真上から見ると、このように後方の面積が大きい。

前方と後方が相殺されて、全体としてはセンターバランスで設計されているようだ。


ただし、左右非対称であるスローブラットキャストロングは平面部分を下にしてフォールするのに対し、ZAMSリリックは正面写真で示すように左右対称,下部にウエイトが寄せられているので、基本は縦の姿勢でフォールする。

同重量,同サイズではあるが、フォールスピードやフォールアクションで多少の差は出るかもしれないが、しょせんはどちらも金属なので、そんなには変わらないと思うんだけど。どうなのかな?

先ほどの説明のように、ZAMSリリックは低比重の合金を使うことで浮き上がりやすい特徴を持たせているが、それはスローブラットキャストロングも同様。

スローブラットキャストロングは「Zライトメタル」を使用しているとのことだが、要は”Z”はZincだから、メインは亜鉛ってことでしょ?そのスローブラットキャストロングの価格はフック込みで実売900円程度。


一方のZAMSリリックは企業秘密の3種類の金属の合金とのことだが、変形しないよう全体的に硬く仕上げているとのことだから、アルミニウムとか亜鉛をメインに使ってるんじゃないかね?チタンは高価だし、マグネシウムは耐食性に難がある。

価格が実売1400円だから、このへんを合金に使ってるんじゃないかなと。

いずれにせよ、ZAMSリリックもスローブラットキャストロングも同重量でほぼ同じサイズ,形状なわけだから、スローブラットキャストロングなら、ZAMSリリックと同様の用途でできるんじゃないかな〜と予想できてしまうのだが、実際はどうなんだろうね?

ZAMSに合わせるアシストフック

監修したオヌマンに言わせれば、フックはフロントとリアに2本ずつアシストフックを付けることを推奨している。

特にこのがまかつのアシストフック#4をフロントとリアともに接続を推奨している。これを使うことで、理想の泳ぎや不意な揺らぎが出やすいとのこと。


シーバスに使うにはかなりの細軸で小さいように思えるが、がま針のツインフックなので複数刺さればキャッチ率は上がるだろうから、これはこれでまぁ良いかなと。

ただ、このアシストフック1組で実売500円もするわけだから、本体1400円と合わせると、ZAMSリリックは1900円相当のルアーということになるよね。

「20gのメタルジグで1900円もするの?」という考えもあるだろうし、これを「沈み気味に使えるシンキングペンシル」と考えれば、まぁそれ相応の価格とも考えられるだろう。

そこは実際に使ってみての評価になるだろうけどね。

銀粉カラーの効果は?

そして、オヌマン監修ルアーで欠かせないのが、銀粉カラー。


ダイワ定番の樹脂コーティングのメタルジグ『ファントム』では、この銀粉カラーになるだけで価格が一気に跳ね上がってしまうが、そんなに銀粉てシーバスに効果があるのかね?

魚影の濃いところでなら多少の効果は期待できるだろうが、銀粉くらいで釣果に劇的な差が出るかというと、そこについては懐疑的。

まぁ、無いよりはあった方が良いかな〜と感じる程度。

どうなんでしょうかね?

ZAMSリリックをサーフで使ってみた

そんなZAMSリリック、さっそくご近所ナイトサーフで使ってみた。

キャストフィール

飛距離は・・・おぉ、飛ぶねぇ!70メートルは余裕でぶっ飛ぶ。オヌマンchでも言っているように、飛行姿勢が乱れず、矢のように飛んでいく。

着水が静か

飛行姿勢と共に注目なのが、着水時。

キャスト地点から着水時の水しぶきが見えない。シュポっと静かに着水していく。これは群れを散らさない効果はあるかもしれないね。

フォールスピードと浮き上がり

フォールスピードも同重量のメタルジグよりはかなり遅い。

浮き上がりが早く、リトリーブスピードにもよるが、10巻きまでで表層にまで達してしまう。

デッドスローに巻いても、ボトムを小突くことはない。

足元のブレイクでも小突かないのに、程よい引き抵抗もあるので、波のあるサーフでも非常に扱いやすい印象。

リフト&フォールでもテーリングしない

ZAMSリリックは基本ただ巻きが主だが、ショアスローのようにリフト&フォールでテーリングの度合いを確認してみた。

最初はリアにツインアシストを付属しているのでテーリングが頻発するかと予想したが、意外にもテーリングはほとんどしない。

単純にショアスロー用ジグとしても充分に使えると思う。

同重量のスローブラットキャストロングとの使用感比較

先ほど形状比較したスローブラットキャストロングとは飛距離,フォールスピードともにほぼ同じかな〜と。

ただ、スローブラットキャストロングではたまに着水時の水しぶきが大きく出るのに対して、先ほども説明したようにZAMSリリックは常に水しぶきが小さい。

そして、ただ巻き中に感じる引き抵抗は、スローブラットキャストロングが重みを感じるのに対して、ZAMSリリックは非常に軽い。

軽いのだけど、程よい引き抵抗があるので、集中力を保ちやすい。

今後もスローブラットキャストロングとの比較を重視しつつ、ZAMSリリック特有の優位性があるかを見極めながら使っていきたいと思う。

推奨アシストフックが秀逸

先日のご近所ナイトサーフでは、フルキャスト後、一旦ボトムまで沈め、着水してからは一定スピードでのスローリトリーブで攻めたところ・・・小さいサイズながらタチウオをキャッチ。

写真撮影がちょとミスったが・・・

この釣果で特に印象的だったのが、針掛かり。

前後ツインで合計4本のアシストフックすべてが、口元とボディに見事にフッキング。バイトした獲物を絡め取るよなフッキングとなっていたのが、非常に印象的だった。

ZAMSリリック本体の評価には至らないタチウオ1本のみの釣果ではあったが、今後もそれなりの期待はできるだろうね。

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ZAMSリリックのまとめ

以上、ZAMSリリックを他ルアーと比較しつつ、インプレッションしてみた。

新しいタイプのルアーやロッドが出ると、その時だけはヤンヤンヤと話題にはなるが、後で冷静に考えてみると、一周回って「過去に同じタイプのあったんじゃない?」というのはよくある話。

ZAMSリリックを使用する前はそんなタイプかな〜と思っていたが、実際に使用すると意外にもオリジナル性の高いルアーであることが明らかとなった。

ただ、お値段がかなり高め。推奨アシストフックまで含めると、これだけで2000円相当。もう少し安くなってくれれば助かるんだけどね。

まぁ値段のことはさておき、ここまで秀逸なZAMSリリック、今後もご近所サーフで使い続けてみましょうかね!

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